巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

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浦和愛を持った男の帰還

2010-12-11 06:20:51 | 浦和レッズ
浦和レッズはフィンケ監督と契約を延長せず、新監督にゼリコ・ペトロヴィッチ氏を招聘した。

97年の途中から2000年の途中まで浦和でプレーしており、熱き闘争心でサポーターの間では伝説的な選手となっている。

98年のフランスW杯でユーゴスラビア代表として出場するほどの実力者ながら、1999年にレッズがJ2に降格した時もチームに残る選択をした。
ヨーロッパのトップクラスの選手が極東の地の2部リーグでも戦うことを選択したことは、サポーターのハートを鷲掴みするには十分だった。

そして10年の時を経て、今度は監督として帰還。クラブの公式HPには「愛するクラブに戻れてうれしい」という旨のコメントを出している。


2001年、長嶋茂雄の後の監督に就任した原辰徳様は「ジャイアンツ愛」を高々と唱えた。
「愛で勝てるか」と当時は散々批判されたが、今やチーム愛はごく普通に語られている。

ファン、サポーターの立場からすれば、監督にはチームを勝利に導くことを、何より要求するが、そこに「オレはこのチームを誰よりも愛している。絶対に強くしたいんだ」という情熱があれば、より一層応援したくなる。

残念ながらフィンケにはそれがまったく感じられなかった。
まるでレッズに監督に就任したのは流れに身を任せた結果であるかのようで、そして淡々と仕事をこなしていただけに思えて仕方なかった。

だがペトロヴィッチは違う。
浦和愛・情熱でチームを勝利に導くだろう。

こんな事を書くと「精神論で勝てるか!」と怒られそうだが、今の戦力差を考えれば、十分勝てる。

また、かつて所属したチームに監督として帰還し、成功の例は多い。
今年、名古屋をリーグ優勝に導いたピクシー。
そしてレッズのブッフバルトがそうだった。

来年すぐに優勝は厳しいかもしれないが2年後には十分。3年後には連覇。
そして監督の座を、満を持してミスター・レッズこと福田正博に禅譲する。

私の勝手な想像の中ではそうなっている。


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