巨人3-1広島
オールスター明け、3勝5敗1分けと今ひとつ波に乗れない巨人が理想的な勝ち方をした。
広島に5回に先制されたが6回裏、先頭打者の‘ニュージェネレーション’こと坂本勇人が広島先発でルーキーの大瀬良から同点ホームラン。
1死後好調の亀井が2ベース。1アウト2塁でこの日4番の阿部に打席が回ってきた。
大瀬良の外角低めのストレートを強振すると左中間スタンドへ逆転2ラン。これが決勝打となった。4番のホームランで試合を決めたのはナント今年初。90試合もかかった。
阿部のような長距離打者の場合、反対方向に打球が飛ぶのは好調の証でもあるが、打った阿部曰く「どこに飛んで行ったかわからなかった。ファウルかと思った」と語っていたくらいだから、これで復調というわけにはいかないだろうが、ここまでの不振を取り戻すきっかけとなってくれればいい。
この一打で二桁10号ホームラン。入団時からの14年連続二桁ホームラン到達は原監督に並んで球団3位タイ。2位の記録を持つ長嶋さんまで記録を伸ばしてほしいものだ。
投げてはランナーを再三出しながら、内海が6回1失点と粘り65日ぶりの勝利で2勝目。
4番がV弾を打ち、投手の柱に勝ち星がつく。この上ない勝ち方だ。こういう試合を続けていけば、自然と勝利が転がりこむだろう。内海は足がつり、7回を投げることなく降板したが、8回に投げた田原誠次が打者2人をピシャリ。川口投手コーチが「ランクが上がった健太朗と同じくらい。超えたかもね。頼もしい」と語るほど。2012年のルーキーシーズンに大活躍した若者が夏場のこの時期に出てきたのは大きい。
3日の試合の先発は大竹。古巣を黙らす投球をしてほしい。ここで勝って5.5ゲーム差にしておけば8月中に逆転されることはまずないだろう。頼むぞ、大竹
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます