野球の試合に飢えてきたこともあり、保存してある高校野球(昨年のセンバツ)のDVDを見ました。
対戦カードは智弁学園vs三重。
察しの良い方はすぐに気付いたと思いますが、智弁学園には巨人のドラフト1位・岡本和真選手がいます。このカードを選んだのは彼をチェックするためです。岡本は3番サードで出場。4打数3安打2ホームランと文句のつけようのない成績を残します。
まず第1打席。インコースを徹底的に攻められカウント3-2からの6球目。ストレートが真ん中高めに入ってきたのを逃さず何とバックスクリーンまで運びます。見送ればボールだったかもしれません。それをあそこまで飛ばすのですからさすがです。
第2打席は初球から打つと打球はあっという間にセンター前へ。
第3打席はまず初球はアウトコースへボール。続く2球目のインハイのストレートを強振すると、打った瞬間行ったわかるホームラン。打球の速さ、スイングの速さが他の球児とは明らかに違い、打撃力では大阪桐蔭時代の中田翔と双璧でしょう。
だが守備でやらかします。第1打席でホームランを打った直後、正面のゴロを物の見事にトンネルします。守備機会はこの1度だけでした。結局6回からファーストへポジションチェンジしたとこを見ると、監督からサードの守備は信頼されていないと感じました。ちなみにファーストの守備は落ち着いて見れます。
ですが巨人のファーストにはチームの主軸・阿部慎之助がいます。阿部の後は村田が守るでしょう。もしくは外国人。
ファーストは外国人が守るケースが多いため、原監督も「サードで育てる」と言っています。
ファーストしか守れず、大成した日本人選手は王さんと清原くらいでしょう。彼ら2人は別格です。
原さんもサードを長年守っていて、ファーストになったのは晩年です。あの落合ですらロッテ時代はセカンド、サードを守っていました。
ですが岡本のサードの守備はアマチュアレベルを脱していません。とても本番では使えないでしょう。
また巨人のサードには村田がいます。彼は一昨年、去年と2年連続でゴールデングラブ賞を獲得しているだけにそう簡単には試合に出場できないでしょう。
ただ守備は練習すれば平均より上のレベルまで達します。
良い例が長嶋一茂です。彼はヤクルト時代はサードの守備が下手くそで、先発で出場しても試合終盤にはベンチに下げられてましたが、徐々に上手くなり、巨人移籍後は守備固めでサードを守るまでになりました。父親である長嶋茂雄監督から「サードの守備はうちで一番安定していますから」とまで評されるほど。94年に槙原が完全試合を達成した時に真っ先に抱きついたのは一茂でした。
ですから岡本が試合に出るには守備力の向上あるのみです。村田が今年で35歳。年齢を考えるとサードを守れるのはあと3・4年でしょう。その間に力づくでレギュラーを奪ってほしいし、そうでなければ巨人に明るい未来は来ないでしょう。
対戦カードは智弁学園vs三重。
察しの良い方はすぐに気付いたと思いますが、智弁学園には巨人のドラフト1位・岡本和真選手がいます。このカードを選んだのは彼をチェックするためです。岡本は3番サードで出場。4打数3安打2ホームランと文句のつけようのない成績を残します。
まず第1打席。インコースを徹底的に攻められカウント3-2からの6球目。ストレートが真ん中高めに入ってきたのを逃さず何とバックスクリーンまで運びます。見送ればボールだったかもしれません。それをあそこまで飛ばすのですからさすがです。
第2打席は初球から打つと打球はあっという間にセンター前へ。
第3打席はまず初球はアウトコースへボール。続く2球目のインハイのストレートを強振すると、打った瞬間行ったわかるホームラン。打球の速さ、スイングの速さが他の球児とは明らかに違い、打撃力では大阪桐蔭時代の中田翔と双璧でしょう。
だが守備でやらかします。第1打席でホームランを打った直後、正面のゴロを物の見事にトンネルします。守備機会はこの1度だけでした。結局6回からファーストへポジションチェンジしたとこを見ると、監督からサードの守備は信頼されていないと感じました。ちなみにファーストの守備は落ち着いて見れます。
ですが巨人のファーストにはチームの主軸・阿部慎之助がいます。阿部の後は村田が守るでしょう。もしくは外国人。
ファーストは外国人が守るケースが多いため、原監督も「サードで育てる」と言っています。
ファーストしか守れず、大成した日本人選手は王さんと清原くらいでしょう。彼ら2人は別格です。
原さんもサードを長年守っていて、ファーストになったのは晩年です。あの落合ですらロッテ時代はセカンド、サードを守っていました。
ですが岡本のサードの守備はアマチュアレベルを脱していません。とても本番では使えないでしょう。
また巨人のサードには村田がいます。彼は一昨年、去年と2年連続でゴールデングラブ賞を獲得しているだけにそう簡単には試合に出場できないでしょう。
ただ守備は練習すれば平均より上のレベルまで達します。
良い例が長嶋一茂です。彼はヤクルト時代はサードの守備が下手くそで、先発で出場しても試合終盤にはベンチに下げられてましたが、徐々に上手くなり、巨人移籍後は守備固めでサードを守るまでになりました。父親である長嶋茂雄監督から「サードの守備はうちで一番安定していますから」とまで評されるほど。94年に槙原が完全試合を達成した時に真っ先に抱きついたのは一茂でした。
ですから岡本が試合に出るには守備力の向上あるのみです。村田が今年で35歳。年齢を考えるとサードを守れるのはあと3・4年でしょう。その間に力づくでレギュラーを奪ってほしいし、そうでなければ巨人に明るい未来は来ないでしょう。
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