巨人3-2阪神
甲子園で行われた阪神とのオープン戦で、摩訶不思議な光景を見た。
7回2死から鈴木尚広が打席に入ると、空振り三振。しかしワンバンドした変化球をキャッチャーが取れず、ボールがバックネット裏を転々。すると尚広は快足を飛ばしナント2塁まで進塁したのだから驚きだ
公式記録は三振となるが、結果的には2塁打を打ったのと同じ。
三振、はいチェンジ、と思ったらスコアリングポジションにランナーがいるのだからピッチャーはたまったもんじゃないだろう。
私も振り逃げは散々見てきたが、プロのレベルで振り逃げで2塁へ進塁したのを見たのはおそらく初めてじゃないだろうか
今年で36歳になるが、その足に衰えは見られない。出場機会は代走、守備固めと限られるだろうが、今年も巨人の貴重な戦力だ。あと「3」と迫った通算200盗塁は間違いなく今年中に達成されるだろう。
尚広の盗塁を語る上で、言いたいのは相手が100%「走ってくる」という場面でもなんなく盗塁を決める成功率の高さだ。今まで241回盗塁を試みて197回成功させている。成功率にすると.817と驚異の8割越え。これがいかにスゴイかと言うと、あの世界の盗塁王・福本豊(元阪急)の成功率が.780。それを上回るのだ。
今年もシーズンの競った場面での尚広の足に注目だ。
※ちなみに巨人OBで「青い稲妻」と言われた松本匡史の成功率は.768。大洋でスーパーカー・トリオと言われた3人の記録を調べると屋敷が.755、高木豊が.643、加藤博一が.716。いずれも尚広の方が成功率は上だ。
甲子園で行われた阪神とのオープン戦で、摩訶不思議な光景を見た。
7回2死から鈴木尚広が打席に入ると、空振り三振。しかしワンバンドした変化球をキャッチャーが取れず、ボールがバックネット裏を転々。すると尚広は快足を飛ばしナント2塁まで進塁したのだから驚きだ
公式記録は三振となるが、結果的には2塁打を打ったのと同じ。
三振、はいチェンジ、と思ったらスコアリングポジションにランナーがいるのだからピッチャーはたまったもんじゃないだろう。
私も振り逃げは散々見てきたが、プロのレベルで振り逃げで2塁へ進塁したのを見たのはおそらく初めてじゃないだろうか
今年で36歳になるが、その足に衰えは見られない。出場機会は代走、守備固めと限られるだろうが、今年も巨人の貴重な戦力だ。あと「3」と迫った通算200盗塁は間違いなく今年中に達成されるだろう。
尚広の盗塁を語る上で、言いたいのは相手が100%「走ってくる」という場面でもなんなく盗塁を決める成功率の高さだ。今まで241回盗塁を試みて197回成功させている。成功率にすると.817と驚異の8割越え。これがいかにスゴイかと言うと、あの世界の盗塁王・福本豊(元阪急)の成功率が.780。それを上回るのだ。
今年もシーズンの競った場面での尚広の足に注目だ。
※ちなみに巨人OBで「青い稲妻」と言われた松本匡史の成功率は.768。大洋でスーパーカー・トリオと言われた3人の記録を調べると屋敷が.755、高木豊が.643、加藤博一が.716。いずれも尚広の方が成功率は上だ。
西武では昨年在籍して、今季からオリックスに移籍したヘルマンもこういう選手です。むやみに仕掛けてよくアウトになるので、「たまには盗塁するなのサインも出せ」と、よくテレビの前で愚痴っていました。
全体の成功率は.776ですが、3年連続盗塁王になった08年から10年は.796と高い数字を出しています。
確かに盗塁王が実は成功率が高くないという例はあります。顕著なのが昨年のセの盗塁王・丸佳浩(広島)で成功は29ですが失敗も15あります(成功率は.659)。やはり盗塁王になるには1番を打って数多く出塁し、盗塁の機会を増やすことでしょう。
kobbyさんのご指摘の通り、原監督は監督に就任した時に不動の1番だった仁志を2番にし、清水を1番にしたり、高橋由伸を1番にしたりする監督なので、片岡が1番を打つ試合は限りなく少ないでしょうね。ただランナーを動かすのが好きな監督なので、20盗塁はしてほしいものです。