10・８は特別な日

巨人３－１阪神


やはり10月８日は巨人にとって特別な日なようだ。

1994年、当時の長嶋監督が「国民的行事」と謳った中日とのナゴヤ決戦を制しリーグ優勝を決め、翌年の95年には「永遠の若大将」こと原辰徳が引退した日である。引退試合には私も東京ドームに行き、涙したものだ。

そして、個人的なことを言わせてもらえば、母方のおばあちゃんが亡くなってちょうど１年が経つ。


この日は残業で帰りがいつもより遅くなり、８回表１死３塁、打者・鳥谷の場面からテレビ観戦。山口が見事三振に打ち取り、矢野の場面で豊田にスイッチ。矢野をショートゴロに打ち取った。

で９回は問題のクルーンが登場。自分の心臓がバクバク鳴っているのがわかるほどドキドキしていた。だが、この日はコントロールが安定。２アウトを取って、赤星の時にカウント１－３になったが、その後２球連続ストレートで三振に打ち取りゲームセット。
たまには３人でピシャリと抑えてくれんと心臓が持たんわ。

阪神も２点リードされているにもかかわらず、８回裏に藤川を投入したり、岡田監督も普段はベンチに座っているのだが、攻撃時には立ちあがるなどしたが今年初めて首位の座を明け渡した。

巨人が勝ったのはもちろんうれしいが、それよりもうれしかったのが、９回の裏のシーンで巨人ファンの声援が完全に阪神ファンを上回っていたこと。


マーク、マーク！


のクルーンへの声援は阪神ファンの声援をかき消した。ここ数年、ドームでも「どっちのホームだ」状態だったからね。

それにしても、久々に地上波で中継したのに試合が終わったのが21時15分くらいだから、最後までやんなかったのね。私はケーブルテレビで最後まで見れるけど、こんな大一番を最後まで放送しないテレビ局ってどうなのよ。野球ファンに失礼だよ。そう思いません？


今日、初めて単独首位になったけど、まだ何も終わったわけではないし、何も成し遂げたわけではない。選手も、我々ファンも浮かれないようにしよう。

大須観音

　　　　　　　　　大須のシンボル大須観音。徳川家康の命でこの地に移された


名古屋駅に着くと「土日１日乗車券」を買い（600円で地下鉄・バス乗り放題）、大須観音へ。何か掘り出し物の古着でもないかと２年ぶりに行ってみた。
大須の町は変わっていた、悪い意味で。

まず、地上へ出て、50メートルほど直進し、左折すると確かお茶屋さんがあった場所が、セブンイレブンに変わっていた。ここ数年で名古屋はセブンイレブンの進出が目立つ。でもなあ、大須の町にコンビニは似合わんよ。これも時代の流れかね。


境内にはお決まりのハト。エサも置いてある。ただし有料。

まずは大須観音でお参り。何を願ったかはナイショ。


名古屋でリサイクルといえば「コメ兵」。時計、楽器、ブランドバックなどがメインだが、最近はカジュアル服も扱うようになった。いろいろ見たが、掘り出し物は見つからなかった。


昭和53年から続く大須恒例の祭り「大須大道町人祭」の幟が多数並ぶ。このあたりは大須らしい。今年は確か今度の３連休の時に行われるらしい。


こちらは歴代のポスター

だが、大須の町には古着店が少なくなったなあ。なんか新着の店ばかり。靴屋の「ＡＢＣマート」なんか見るとがっくりする。結局掘り出し物は見つからなかった。１番欲しいと思ったのは、ドラえもんのぬいぐるみ（結構でかい）。1980円と安く、「部屋にでも飾ろうか」と思ったが荷物になるからやめた。（東京でも買えるし）。結局買ったのは300円にしては安いネクタイのみ。ん～、少しがっかり。


みんな遊びに来てにゃ～　といってるかは、わからん。でも福が来ますように。

再び名古屋へ

　　　　　　　　名古屋駅前のミッドランド・スクエア。展望台は夜に行きましょう



７月の親戚の結婚式に続き９月の27・28日には法事があったため、再び名古屋にいってきた。ここ数年、年に２回も名古屋へ行くのは珍しいことではなくなってきた。まあ今回も１泊２日でまったくといっていいほどのんびりできなかったけど…。いろいろ写真を撮ってきたので何回かに分けてその報告を。



行きに私が乗ったのは新型の700系。揺れが少なく、快適だった。



先頭車両をパシャリ。昔の新幹線みたいに前が丸くなく、鳥のくちばしみたいだ。

ゴンゾウ・伝説の刑事

今年の７月からの夏ドラマでは１番面白いドラマだった。ただし最初の１～３話くらいまでは。最初は見る気なかったんだけど、新聞のテレビ欄で前田亜季ちゃんが出ると知り、見ることにした。そしたら、１話であまり出番がないなあ、と思いきや銃で撃たれいきなり死亡

その後も回想場面で出てきたりしたが、彼女は演技もしっかりしているのでもっとドラマ（２時間じゃなく）に出てほしいなあ。年齢的にも「コードブルー」の新垣結衣は彼女が適任だと思うけど…。人気優先なのね。

１話完結ドラマだと思ったけど、１つの難事件を１クールで追いかけたね。それはいいんだけど、正直「中だるみ」してしまった。っていうか真ん中の方の回をあまり覚えていない。

それと主演の内野聖陽の演技は圧巻だった。さすが大河俳優。朝ドラは大根でも（Ｆ・Ｔのように）務まるが大河はそうはいかない。そうなると…、妻夫木クンは大丈夫か？

矢野謙次

９月25日、戸田の２軍戦へ行ったことはブログでも書いたが、この日１番の歓声を受けていたのが矢野謙次だった。（いちおう、ヤクルトのホームグラウンドなんだけどね）
昨年は右の代打の切り札として、交流戦のソフトバンク戦で逆転満塁ホームランを放つなど、リーグ優勝に貢献したが、今年は開幕前に右ヒジの疲労骨折で離脱。５月下旬に１軍に復帰したが、怪我が再発し２軍へＵターン。以来１軍出場がなく、苦しいシーズンが続いている。

その矢野だが、25日の試合では５番レフトで先発。ネクストバッターサークルから離れ、私のために？ではないが、わざわざフェンスに近づいてくれたので紹介しよう。





滑り止めのスプレーを持ちながら打順を待つ


スイングのチェック。素振りの音も聞こえてくるほどの距離


グラウンドの様子を見つめる矢野。45は４番の小田嶋。


彼は２軍にいるような選手ではない。今年は外野の層が厚いのでこのまま出番がなさそうだが、来年は勝負の年になる。


矢野～謙次～未来の戦士～
矢野～謙次～、さあ～立ち上がれ～～！

とのコールを来年は東京ドームで聞かせてくれよ、矢野。

メンタルの差

浦和２－３千葉


あ～あ負けちった。
開始20秒で点取られちゃまずいでしょ。いくらなんでも早すぎ。集中力の欠如と言われても仕方ないでしょ。
今日のゲームで感じたのは千葉との


メンタルの差


月刊浦和レッズマガジンの10月号にあるんだけど、現在ヴェルディで監督をしている柱谷哲二によると、

フットボールというものは技術が劣っていても気持ちが上回れば勝てるスポーツだと

いうが、それを痛感させられた。ジェフは現在16位で降格争いの渦中にある。選手、そしてフクアリに集まったサポーターも含めて、


絶対に残留するんだ

という強い意志を感じた。巻の表情なんかがそれを表わしている。監督のハーフタイムのコメントもメンタルな部分ばかりだし。

レッズも優勝争いの渦中にあるわけだけど、ＡＣＬとの連戦でヘロヘロ状態。それに相変わらず闘莉王頼みだな、という感じはある。後半３点目を取られてからは前戦に張りっぱなしだった。でもあれだけヘディングが強ければ頼るわな。まず高さでは負けないし。

レッズにとっては痛恨の負け。首位鹿島とは勝ち点差３がついたが、得失点差を考えると「４」あるとみていいだろう。残り６試合、鹿島・名古屋との直接対決はない。２年ぶりにリーグ制覇へ、追い込まれてしまった…。

戦力外通告

昨日１日、巨人は第１次戦力外通告を行った。今年から選手会と日付を取り決めている。通告されたのは４名。


姜建銘・野口茂樹・加登脇卓真・梅田浩


である。姜は一昨年、シーズン後半に１軍デビューし活躍したが、外国人枠の関係で今年は１軍登板はなし。しかし、まだ若いしチームが変われば活躍できるだろう。全外国人を解雇した横浜なんて獲得したらどうだろうか？そうなったら「恩返し」が怖いけど…


野口に関してはＦＡで加入しながら、巨人では０勝。当然といえば当然だ。小田を無償で中日にトレードしたに等しくなってしまった。現行の日本のＦＡ制度（見返りに人的補償）では、よほどの大物（小笠原とか）出ない限り獲得するのはリスクが伴う。全然フリーじゃないし。


第２次はＣＳ終了翌日から日本シリーズ終了まで。日本シリーズに出場すれば（巨人は「する」）、終了後５日以内が通告期限となっている。
４名で終わるわけがないから、さらに増えるだろう。厳しい世界だ。野口同様、ＦＡで加入しながら結果を残せていない門倉もやばいかもしれない。

その他、元Ｇ選手では、かつてのドラフト１位の入来（横浜）、去年まで巨人にいた小関（横浜）、帝京高校で甲子園の優勝投手の吉岡（楽天）、堀内前監督が重用した左の技巧派・佐藤宏志（楽天）が戦力外通告を受けた。

２軍戦ｉｎ戸田その②

　　　　　　　　このほど１軍に昇格した林。山口に負けない働きを期待しているぞ！


９月25日、戸田での２軍戦の観戦日記の続きを。

巨人の先発は木佐貫。だが本来は１軍でローテーションに入っていなければならない投手。戸田（２軍戦）で投げていては困る。投手としての体つき（背は高いし、腕も長い）、素材は申し分ないのに…。やはり精神的な部分かな。整形でもして、コワモテに変えれば？



１番は青い稲妻２世の松本。今年は１軍デビューも果たした。だが、外野は層が厚いからなあ。ラミレス、由伸、谷、尚広、亀井。それに同タイプの隠善もいるし…。横浜あたり行けば常時１軍か？



２番は岩舘。バットを短く持っていたのが印象的。二岡離脱の時は１軍でスタメン出場もしていたが寺内との争いに敗れ２軍に。



高校生ドラフト１巡目指名のルーキー・藤村。まだまだ線が細くプロの体ではない。２軍戦はボールボーイがいないので、試合中は裏方に徹していた。



こちらもルーキー田中。早くも１軍デビューも果たしている。ポスト由伸として期待している。ティーバッティングの練習に遅れ、「やる気あんの？」と説教されていた。



６番のこれまたルーキー中井。時には４番を打つこともある。期待の右の大砲。吉村２軍監督も我慢して使い続けているという。来年は坂本のように飛躍なるか？サードの守備は改善の余地あり。



試合開始は13時から。用事があったので５回終了の14時半過ぎに球場を後にしたが、試合開始前の11時半から約３時間立ちっぱなしだったので、さすがに疲れた。おまけに、この日は９月下旬にしては暑かったので、真っ赤に日焼けした。

１軍の東京ドーム観戦もいいけど、たまには２軍戦も見るのもファンとしては大切だ。最近では、「日テレＧ＋」でもジャイアンツ球場での試合は中継してるけど、テレビと生はやはり違う。