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なかなか勝てない馬がいる。今日もその馬が走る。
がんばれ、と声が出る。
まなざしは、ゴールの先を見つめている。

新選組・池田屋事件顚末記

2020年10月29日 09時31分16秒 | 読書・歴史


明治維新を一年おくらせたと言われる、新選組の活躍した池田屋事件。発端から事件の終了まで、一人一人の跡を追ってスリリングに描く詳細な殺人事件追跡のノンフィクション

「長州」苦難の道へ(忠臣蔵と池田屋事件
桂小五郎、江戸へのぼる ほか)
壬生浪が通る(試衛館道場と近藤勇
浪士組生まれる ほか)
ゆれる京洛(横浜鎖港のかけひき
対馬屋敷の桂小五郎 ほか)
明か暗か(池田屋の集会
新選組動く ほか)


水戸藩第三代藩主・水戸光圀が着手した「大日本史」は藩内に独自の皇国史観をつちかった。
9代斉昭は「水戸学」をうち立てた。
その柱は「大義名分」と「尊皇攘夷」である。
大義名分とは、天皇を中心とするわが国の成り立ち(国体)をあきらかにして、君臣の身分と社会の秩序を確立すること。
尊皇攘夷はその国体を守るため、日本の侵略を狙う欧米キリスト教国を打ち払うことだった。

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