ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

長野県南佐久郡小海町の山麓でも、黄銅色に紅葉したカラマツ林が広がっています

2020-11-09 00:00:05 | 旅行
 長野県南佐久郡佐久穂町の八千穂高原から、北八ヶ岳連山の山麓を南に向かうと、隣町の小海町に入ります。

 佐久穂町とその隣町の小海町の境にある峠の眼下には黄銅色に紅葉したカラマツ林が広がっています。この峠は標高が約1700メートルで、カラマツ林は標高1600メートル程度に広がっています。



 カラマツ林の奥の北側には、浅間山(標高2568メートル)がそびえています。



 薄曇りの天気のためか、浅間山の山頂部はやや暗い感じです。



 浅間山の手前には佐久平・佐久市の平野部が広がっています(カラマツ林の山麓の山影です)。

 小海町に入ってから、さらに山麓沿いを南下し、くねくね道を進むと、スキースロープの「小海リエックス スキーバレー」の入り口に出ます。

 この入り口部分は、シラカバ林になっています。







 野鳥が出て来ないかと期待しましたが、出てきませんでした。

 このシラカバ林の中には、黄色く紅葉した木や赤茶色に紅葉した落葉樹もあります。





 少し南下し、西側を眺めると八ヶ岳連山の稲子岳や硫黄岳の山頂部が見えます(山の名前は推定)。少し冠雪した様子です。



 八ヶ岳連山の稲子岳や硫黄岳は、夏には多くの方が上る人気の高い名峰です。







 北八ヶ岳連山も八ヶ岳連山も、何回かの冠雪を経て、根雪となり、白く冠雪します。

 標高が高い北八ヶ岳連山も八ヶ岳連山も晩秋に入っています。

 スキースロープ場の「小海リエックス スキーバレー」辺りも根雪は人工降雪機による人工雪ですが、秋が深まると、自然の降雪によって、一面が白くなります。

 なお、佐久穂町とその隣町の小海町の境にある峠から北に向かうと麦草峠に出ます。この麦草峠の手前には有名な観光地の白駒池があります。午前9時過ぎに、佐久穂町と小海町の境にある峠を通過した際には、この峠には「白駒池 渋滞」という警告の看板が出ていました。白駒池の駐車場が満杯になると、駐車を求める車が並び、ここの通過が困難になります。晩秋の風景を求めて、多くの観光客が白駒池に向かった様子です。