ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

埼玉県川越市の郊外にある伊佐沼の浅瀬では、セイタカシギが歩き回っています

2020-11-11 00:00:05 | 季節の移ろい
 埼玉県川越市の郊外にある伊佐沼に、また水鳥観察目的で行って来ました。セイタカシギを探しました。

 川越市郊外にある伊佐沼(いさぬま)は、周囲の田んぼなどの農業用地に農業用水を供給する大きなため池です。

 10月初めには農業用水として水田などに水を供給する役目を終えたために、伊佐沼の水面が大幅に下がり、岸辺近くには巨大な干潟ができています。

 南側の岸辺から伊佐沼の西側を眺めた風景です。南側は広大な浅瀬が広がっています。少し逆光のようです。



 南側の広大な浅瀬の中に細長い干潟(陸地)ができていて、この干潟に水鳥が10数羽、休んでいます。



 このの干潟には、セイタカシギやハマシギなどが休んでいます。ハマシギは10数羽ほどいます。





 この浅瀬にいるセイタカシギは、チドリ目セイタカシギ科の水鳥です。

 セイタカシギの全長は37センチメートル程度です。



 細長い干潟にいたセイタカシギが手前の南側の浅瀬を歩き始め、長いくちばしでエサを探しています。







 南側の浅瀬では、ダイサギもエサを探して歩き回っています。



 コサギも南側の浅瀬を歩き回っています。

 南側の浅瀬の端には、コガモの群れが静かに休んでいます。

 11月に入り、秋がどんどん進むと、この伊佐沼にはマガモやヒドリガモ、コガモなどがどんどんやってきます。

 留鳥のカルガモが時々、飛び上がって北側から南側に、逆に南側から北側へと移動しています。

 カイツブリも点々と広がって、浅瀬にいます。

 秋が深まる、これからは、伊佐沼にやって来る冬鳥観察を楽しみます。

 10日前に、この伊佐沼に行って水鳥観察をした話は、弊ブログの2020年10月31日編をご覧ください。

(追記)南側の浅瀬にいるシギは当初は「イソシギ」と記述していましたが、熱心な野鳥観察愛好家のソングバードさんから「ハマシギ」であると、ご教授いただき、訂正しました。