ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

長野県佐久市にある茨城牧場長野支場のカラマツ林は、黄銅色に変わり始めています

2020-11-17 00:00:05 | 旅行
 長野県佐久市新子田の広大な農地にひろがっている独立行政法人家畜改良センター茨城牧場長野支場では、11月半ばを過ぎて、さらに秋めいた感じになっています。

 この長野支場は、以前は佐久市民からは「種畜牧場」と呼ばれていました。ヤギとウサギの品種改良の国内の拠点です。





 この長野支場にあるカラマツ林の木々の葉はいくらか黄銅色に紅葉し始めています。



 黄銅色の細長い葉は少し落とし始めています。カラマツ林の背後に、浅間山がうっすらと見えています。

 午前7時台には、北にそびえている浅間山(標高2568メートル)は雲・霧に包まれています。この雲・霧によってぼっと見えています。



 逆に、長野牧場のイチョウ並木は葉を完全に落としています。



 午前11時ごろに再び、この茨城牧場長野支場を訪れました。

 快晴の青空の下では、茨城牧場長野支場の秋の深まりが感じられます。

 北にそびえている浅間山にかかっていた雲・霧は山頂辺りでは消え失せていました。



 茨城牧場長野支場近くにある小高い丘に上がると、佐久市の西側の遠くに北アルプスの峰嶺が見えます。





 峰嶺は少し冠雪して、白くなっています。快晴時には白く輝きます。



 北アルプスの中で、特徴がある槍ヶ岳の上側が見えています(よく見ないと、槍ヶ岳の上側は見えません)。

 佐久市の真西には、松本市はあるため、その背後にある北アルプスの峰嶺が見えます。

 この秋の青空の下では、バルーンが1基、佐久市の上空にまた浮かんでいました。バルーンからの佐久平の秋の風景は綺麗なことでしょう。

 約1週間前に茨城牧場長野支場を訪れた時は、ソメイヨシノなどの古木がやや赤黒く紅葉していました。サクラの木の紅葉はすぐに葉を落とします。この約1週間前に茨城牧場長野支場を訪れた話は、弊ブログの2020年10月10日編をご覧ください。