この写真、長野市の善光寺です。日本中にある善光寺の総本山ですね
昨日も大変たくさんの方が手を合わせていました。
神社仏閣におまいりする時、「お願い」ではなく、「感謝」しなくては
いけない!私は両親からそう聞いて育ちました。でも、手を合わせる
場所に行くのが大嫌いだった。何故かと言えば「ありがとう」と無理に
言うと気分が悪くなってしまったから。不敬な話ですみません。
私のことを笑い事で済ませられる人は本当に幸せで素晴らしい人だと思います。
そんなふうに生まれたらQメソッドなど考えずに済んだのにね。
それでは、「感謝する」とはなんなのか順に辞書を開いてみます。
感謝する→ありがたい→感謝にたえない→うれしい→ありがたい(下記参照 大辞林)
ほらね、何にもなっていないのが解るでしょうか。個人の体験上「わかるでしょう」
ということであって、言葉では「感謝」がなんなのか、書いてないのです!
それなのに、「感謝しましょう」とか、「感謝が必要です」という教えが
あまりに多いと思いませんか。
私は自分のために、感謝に相応しい状況にどんな作業をすれば確実に「感謝」
にふさわしい心持ちになれるのかを考えました。(救いようのないバカだとは思いますよ 笑)
「感謝」とは「Q点に意識の焦点を当てること」です。
これは、体験していない人には申し訳ないのですが、「ただの作業」ですから練習で
誰でも出来ることです。具体的で簡単な方法は「楽な方を選ぶ」方法。「どっちが楽?」「じゃあこっち」
体験と初級コースの練習ですが、こういう作業で、確実に毎回ホッとする。
練習すると10秒に一回は「ホッ」と出来るようになるからこれを繰り返す。するとどうなってくるのか。
人から親切にしていただいたら「ホッ」とする。天気が良い日も「ホッ」とする。
雨が降っていても「ホッ」とする。そのうち、誰を見ても「ホッ」とする。何を見ても「ホッ」とする。
犬が吠えても「ホッ」とする。神社で「ホッ」とする。怒られても「ホッ」とする。
彼女(彼)にふられても「ホッ」とする。作業的にこういうふうになっていきます。
そうなると「なるほど、感謝というのは「ホッ」とするのということなんだな」
そういうふうに「わかる」のです。「ホッ」としたときしか「ありがとう」とは感じない。
困ったときに親切にしていただいた。その時「ホッ」とすることを「感謝」というのです。
「ホッ」と出来ればそれは「感謝している」という意味なのです。つまりQメソッドの実践は
一日中感謝しているのと同じことなのです。
これで、感謝できなかった子供だった私も、
やっとおじさんになったころ「感謝」できる普通の人になったのでした。
長い、長ーい道のりでしたよ。
感情から自分を開放しよう Qメソッド
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~ 参考 ~
「ありがたいと思うこと。ありがたさを感じて謝意を表すること」(大辞林)
「ありがたい」とはなんでしょう。
1 (人の好意や協力に対して)感謝にたえない。かたじけない。
2 自分にとって好都合な状態で,うれしい。「―・いことに晴れてきた」
3 自然に伏し拝みたくなるようなさまである。尊い。「―・いお経」
「うれしい」とはなにかとしつこく調べてみると
1 (望ましい事態が実現して)心がうきうきとして楽しい。
心が晴れ晴れとして喜ばしい。 ↔ 悲しい
2 満足して,相手に感謝する気持ちになるさま。ありがたい。かたじけない