万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

枝垂れ梅

2009年02月13日 | Weblog
 この2、3日日中は温かい日に恵まれて、枝垂れ梅が咲き始めました。
 本堂造営工事のために寺庭の石も植栽も撤去していたのですが、
落慶法要も迫ってくるので急遽、造園工事を行ったのが昨年の今頃でした。
一年経って少しずつ落ち着いて来ました。植栽も一本も枯れずに息づいて花
を咲かせてくれています。
 中でも枝垂れ梅は庭のメインとして植えて頂いたのですが見事根付いて花
を咲かせてくれました。
 この梅の古木は元々は九州のあるところに植わっていたのだそうですが、
20数年前に四国に渡り、そのお家が新築工事の為に不用になったので大三
島の万福寺へ植えられたと云う数奇な変遷をした梅の様です。ですが恐らく
この寺庭で終生根を張り、花を咲かせることでしょう。

   梅が香に日差し届きし瀬戸の寺  明慧
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とんど焼き

2009年02月12日 | Weblog
2/12、午後4時半頃、浦戸地区の「とんど焼き」が行われていました。
聞けば昨日(建国記念日)に行ったのだがとんど焼きは風があまりにも強い
ので今日に延ばしたのだとのこと、昔からの伝統行事を伝え守っているとこ
ろに意味があるように思えます。
 大三島の「とんど」は移動式のものが多く、海岸まで音頭を口説きながら
皆で引いて行って「とんど焼き」を行うのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

襖の骨組み 2

2009年02月11日 | Weblog
 この骨組みに何枚も下張りがされてガッチリと固められ、よく乾燥
された上に金箔の貼られた鳥の子紙が貼られて東京の中島先生のアト
リエへ3月下旬頃搬入されるとのことです。
中島先生は金紙が貼られた襖に直接絵を描くと云う技法を使われる
とのことで襖がシッカリ出来ていることが必要となるのだそうです。
 建築で云いますと基礎工事がヤッと出来た処と云うところでしょう
か。
仕事に当たって下さる技術者の方々一様に神経がピリピリしている感
じです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

襖の骨組み

2009年02月11日 | Weblog
 2/10、京都の古田仏具店に発注しておりました内陣の両余間
の4枚の襖の骨組みが出来上がり現場合わせのために京都から持っ
て来られました。
襖の骨組みは西本願寺御影堂修復の戸障子を担当された職人さんが
当たって下さったとのことです。全く目に触れなくなる骨組なので
すが狂いの来ない木材が選ばれて使用されているとのことです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今治市選挙終わる

2009年02月10日 | Weblog
2/8、大三島町が広域合併して今治市となって2度目の
選挙(市長選、市議選)が行われました。
 「ほっとけない」を訴え続けた大三島町の菅良二氏(元県議
)が55、207票を獲得して見事当選されました。前市長の
越智忍氏の得票は47、474票でした。
 又大三島からの市議立候補者堀田順人氏、松岡一誠氏ともに
当選されました。
 金融危機が続く今、市政もなかなか大変なことと伺えますが
宜しくお願い致したいと思います。
 画像は闇に芳香を放つ梅
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊宇の里、落花寸前

2009年02月09日 | Weblog
 先日、椿「伊宇の里」(おうのさと)の蕾を紹介
いたしましたが、床の花に入れていた「伊宇の里」
が開き切りましたので替えようと思ったのですが、
余りにも奇麗なので一輪挿しに挿し替えて見ました。
 明朝には落花かも知れませんが捨てるには忍びま
せん。
 船場のいとはんと云う感じで上品な明るさが好ま
しく感じられます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春の木々

2009年02月07日 | Weblog
 今朝は冷え込んでいましたが、日中は穏やかな
風もない静かな日を恵まれました。
 万作が咲き初めていました。写真の右手前に黄色
く見えるのが万作、昨年の枯葉をまだ一杯つけています。
中央に少し赤くちらちらしているのが紅万作、その後ろ
に満開の蝋梅が見えます。手前の垣根の山茶花は昨10
月中旬からずーっと咲き続けています。
 草も木々も年中、実はお休みはないのです。一刻々々
生の営みを続けていることに畏怖の念を禁じ得ません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅の季節

2009年02月06日 | Weblog
立春を過ぎて庭の紅梅が花を咲かせています。
昨年植えた枝垂れ梅の開花はもう2、3日先の
ようです。蕾の紅色が目立って来ましたから・
・・。
 朝霜は降っているものの寒さは随分と弛んで
来ています。春の訪れ間近です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沙羅の実殻

2009年02月05日 | Weblog
過日1/31に本堂造営事業などの為に遅くなっていた
当院物故者の年回法要を営ませていただきました。
 第11世住職断流師の100年回、先代住職三智師の
17年回、同坊守彌笑の7年回、叔母澄子の33年回を
合わせてご縁にあわせていただきました。
 庫裏の内仏の左右にそれぞれの遺影を置き、侘助椿を
添えさせてもらいました。
 画像の椿は胡蝶侘助と沙羅の実殻が付いている一枝を
挿してみました。実殻を付けたまま新芽が芽吹いていま
す。
 親戚や姉弟、子ども孫達が集まりなごやかに終えるこ
とができました。    年回忌寒さもまた佳し侘椿
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする