1日4000人*。
これは、世界中で、ワクチンが無いために、予防可能な感染症で命を落とす子どもの数です。*WHO/UNICEF[予防接種白書]2006年より
京都の小さなバーで仏教をテーマとした、連続イベントを開催していることは、先日お伝えしました
http://blog.goo.ne.jp/manpukuzi/d/20090312。
その参加費の中から、100円づつを、慈善団体へ寄付しようと考えました。
どのような団体へ寄付しよか考えた末、
「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」
http://www.jcv-jp.org/vaccine/に決めました。
決定の理由は、「子どもたちの命」に直結している問題に取り組まれているからです。わずか100円づつですが、募金することで「貧困のために病気に苦しむ子ども達が沢山いる」という事実に、少なからず向き合えると考えたからです。
私は、この募金を「布施」だと考えています。布施は施しをさせていただく喜びでもあると思います。
その喜びを、子ども達の命をとおして、教えていただけると考えるのです。
ワクチンは、少ない金額で購入でき、有効な医療行為です。例えばわずか20円でポリマー(小児麻痺)のワクチンが買えるそうです。
早速「世界の子どもたちにワクチンを 日本委員会」へ電話で連絡しました。すると担当のSさんが、大変親切に対応してくださり、京都でのイベント「京都×メリシャカナイツ」が、タイアップさせていただくこととなりました。
4/7の2回目のイベントには、この委員会ご関係者もご出席いただけるとのこと!
是非、活動の内容をお聞きしたいと考えています。
因みに、京都では「都タクシー」さんが「1,000キロ走るごとにワクチン1本」という協力をされているそうです。タクシーの後ろにステッカが貼ってあるそうです。
僧侶や寺院も、こうした活動にもっと協力できたらいいなと思います。
まずは、できるところからのスタート。
万福寺の門徒さんにも、この喜びを分かち合っていただければいいなと考えています。
皆さまからいただいている「門徒会費」からワクチン1本分づつの協力ができないかと、住職に相談してみたいと考えます。
こうした行為は、「偽善?」「自己満足?」という考えと絶えず向き合います。
わたし自身も、少なからず感じます。
ブログをご覧いただいている皆さんも、ご意見お聞かせください。
(若院)