イソヒヨドリ
(Monticola solitarius)
(23cm)
スズメ目・ヒタキ科
学名の、Monticola の方は分りませんが
solitarius は「孤立」の意味もあり、単独行動すると言う事でしょうか?
私が観る時も最初の方で1度だけ2羽でいたのを観ただけで、後は全部1羽でした
4月 15日
イソヒヨドリ ♂
①
街中に住む私にはほど遠い存在だと思っていました、イソヒヨドリ に
有る日偶然出遭ってすっかりこの「幸せの青い鳥」に魅了されてしまいました~
あれからかれこれ半年近くにもなろうとしています
②
昨年、今年、とコロナ禍が続く中ではデパートなどへお買い物にも、遠くへも行けず
自然に人にも出会わない川縁を走る事が多くなっています
結果的にそれが幸いしたのだと思いますね
③
それからは追いかけて追いかけて追い求めて走る私のスロージョギングを
冬の間寒さも忘れて更に楽しいものにしてくれました
④
今日は イソヒヨドリ を調べながらもう少し掘り下げてみましょう
イソヒヨドリ
(留鳥)
磯(海岸や岩場)などにいるヒヨドリに似た鳥である事から、名前の由来になり
決してヒヨドリではありませんね
オスは、ご覧の通り頭から胸、背中、腰までが青藍色で、お腹は赤茶色、翼は黒です
一方メスは、地味なウズラ模様の灰褐色で、薄い水色も入っています
イソヒヨドリ ♀
(以前の写真より)
⑤
うろこ模様が、♀の特徴ですね
しかし若鳥のオスはメスと似た羽色なので雌雄の判別がしづらいそうです
⑥
(こちらも以前の写真より)
⑦
1980年頃から内陸部の地方都市でも繁殖が確認される様になり
現在は更に大都市圏でも見掛けるほどで個体数が増えているのでしょうか・・・
田淵俊人さんの「イソヒヨドリの内陸部での繁殖」と言う文献を拝読させて頂きました
JR中央線・相模湖駅構内で繁殖した記録(2010年~2014年)もあります
食べ物は、昆虫類やミミズなどで、行動範囲は100m程度だったそうです
私が初めて出遭った時は
結構大きなムカデの様な物を獲り、川沿いの物置屋根へ上がって食べていました
こんな所にいるのを時々みかけますが、こんな所にエサになる生き物がいるのですね
⑧
動画ではありませんので尾を振っている姿はわかりませんが
同じヒタキ科の・ジョウビタキの様にちょっと尾を上下させる姿は可愛いんですよ~
⑨
この4月11日、長い間遊んで貰った後に見失ってから
とてもきれいな声で囀っているのを,私は初めて聴き感激でした
録音など出来ませんでしたが、興味のある方はこちらからお聴き下さいね
↓
⑩
将来営巣する場所?としては、やはりいつも出遭いが多いこの辺りではないかと思われます
田淵さんの文献にも、囀りの場所は営巣場所から30m~50mだと書いておられます
⑪
なかなかハンサムはイソヒヨ君、メスが何処かで良い声を聴いているのでしょうね
⑫