昨日のことです。いよいよ芸術の秋と言うことで、北九州市立美術館(戸畑区鞘ヶ谷)に行ってまいりました。実は熊本の同級生で、あちらでは著名な画家として活躍しているU君から、入場券(800円)を2枚、送ってくれていました。U君がお世話になったお方らしいのです。
「中山忠彦 永遠の女神展」ですが、私は無知のため、この画家を知りませんでしたが、大変偉大な画家だったんですね。お陰様で大きな感動を頂いて来ました。
この美術館のHPに、中山忠彦画伯の紹介がありましたので、紹介します。
中山忠彦(1935〈昭和10〉─)は福岡県北九州市出身で、日本芸術院会員、日展常務理事・同事務局長や白日会会長を務めるなど日本洋画壇の重鎮として活躍しています。その作品は徹底した写実表現と華麗な女性美を追求した作風で知られています。郷里北九州市での個展の開催は今回が初めてとなります。展覧会では、初期の作品から最新作までの七十点を一堂に集め、良江夫人をモデルにした気高い精神性を感じさせる画風と、それに至る五十余年の画業をたどります。
また制作にあたって中山夫妻が収集した西洋アンティークドレス等のコレクションも併せて紹介します。
驚いたことに、中山画伯の作品で登場されている女性は、ほとんど奥様で、一日6時間近くモデルになられていたようで、素晴らしい人だなあと思いました。衣装から帽子、家具、アクセサリーなどは、ほとんど所蔵品らしいのです。特にヨーロッパの衣装は、今では貴重なものと成っているとか。
この作品の中の女性が、素晴らしいです、惚れ惚れするような容姿、姿態、雰囲気に参ってしまいました。
絵の中で、顔もきれいでしたが、手が凄くきれいに書かれていましたね。
もちろん、作品図録も購入して帰りました。これを買おうとしたときです、財布が無いんです。近くに家内が居りまして、セーフでしたよ。
帰って分かったのですが、うちに置き忘れていました。
やはり素晴らしい作品を眺めますと、気持ちも良くなりますね。みなさんも是非、美術館に脚を運んで見ませんか。
U君、素晴らしい展覧会を見させて頂きました、ありがとうございました。