6月以降ブログを更新していなかった原因の一つは,6月中旬以降忙しくて釣りに行けない状況もありました.その後,岐阜の高橋さんから心配いただき(笑),一緒に琵琶湖の湖西に釣行.写真は,その後釣行した琵琶湖沖島での竿の様子です.ロッドポッドのランチャーポッドが有効な釣り座です(笑).猫が獲物を待っていましたが・・・・.
さて,岐阜の高橋さんとの釣行は,初めてのポイントで,遠投が必要なポイントで,場所は湖西の北小松の少し北側.愛知県のTさんも同行して,久しぶりの3人の釣行で,24時間ほどの滞在でしたが,明け方に4時に当たりがあり,釣り座まで,100mほど小走りに行く.
近くにいたバスマンがバイトアラームが鳴っていましたよと,教えてくれました.釣り座に到着した時には,すでに糸が止まっていましたが,かなりの距離,糸が出された状態で,リールのスプールには下巻糸が現れています.
竿を握ってリールを巻き始めると根かかり状態です.左右に移動しながら掛かりだしを試みます.どうも藻に絡んでいるようで,しばらくやり取りしながら,ようやく藻から外れたと思った瞬間,すーっと軽くい手ごたえに代わり,するするとリールを巻きあげると,藻に絡んで糸がパーマになり,切れていました.これほどまでにパーマになったフロロカーボンの糸は見たこともないので,これで切れたのなら仕方がないと諦めもつきました.
さて,私の道糸は,フロロカーボンの4号ですが,ナイロン糸に比べて,フロロカーボンということもあり,吸水率も低く,水中での劣化も少なく,さらに根ずれに強いことや,比重がナイロン糸に比較して大きく,約1.7ほどあり,早く沈み,落とし錘も必要としないので,もう5年ほど使っています.竿を曲げた状態でこの道糸を切ることはほとんど無理なので,強度的にこの太さの糸で十分と考えています.
しかし,フロロカーボンは値段も高いので,実際には下巻に6号のナイロン糸を巻いて,その先にフロロカーボンの道糸を100m~150m巻いています.遠投しても100m以内なので,これで実釣には問題あありません.また,ナイロン糸に比べて圧倒的に耐久性があり,安心感があります.
鯉とのやり取りは,竿の弾力とリールのQD(クイックドラッグ)で行いますので,道糸の弾力を使うことは少ないと思います.このQDに慣れると,急な鯉の横走りにも対応できて,離せない機能の一つです.
道糸に関しては,長年,ナイロン糸のメーカーに勤められていた釣友の滋賀のKさんに,折に触れて教えてもらっているので,信頼しています.実際に話を聞くと,各メーカーの謳い文句ほどには大きな差があるとは思えません.専門家に聞くのが一番ですね.