リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

秋の野池(4)

2020年09月30日 | 野池
 前回の釣行の最後に新たなポイントにフィーディングしておいたので、今回は同じフィールドですが、新しいポイントでの釣行です。

 早朝に家を出て、日の出直後にポイントに到着。平日でもあり、全く人気もなく、日曜でも人気はないので当然ですが、かすかに小鳥のさえずりが聞こえるくらいです。自然のままのフィールドなので、現実に竿が出せるポイントは少なく、今回のポイントも木の枝が張り出しているため、キャスティングが難しく、1mくらいの幅の空間で竿を振るしかなく、投げるポイントも制限されます。また竿を上げる際も木の枝が邪魔になるので、その際も注意が必要です。おまけに、足場は泥濘で、急に深くなっているので、少ししか立ち込むことができません。

 6時過ぎに第1投を投げて、ゆっくり朝食を摂りながら、朝刊に目を通します。長袖を着てきたものの、肌寒く、もう秋の準備が必要な季節になっています。特に山間部の池や湖沼では早めに季節が変わります。

 のんびりしていると、8時前に早速デルキムが連打。予想外の早い当たりにびっくりです。勢いよく糸が出て行くのを確認しながらゆっくり竿を持ちます。このポイントは湾度になっていて、時に右手の岸近くには多いな倒木が水中に沈んでいて、そこに向かって鯉が走っていきます。無理にやり取りしたら確実にかかりに入られるので、竿を煽るのではなく、動きを止める程度の竿さばきを意識します。木の枝をごりごり擦るのが伝わってきますが、穏やかに寄せを行います。少しづつ近づいてきて手前に来てやっとまた正面に走り出し、やっとかかりに入られる心配もなく、確実に寄せてネットイン。

大きさは78cmで前回と同じようなサイズですが、今の時期の中小型なのか、それとも、この池の標準サイズなのか考えてしまいます。

前回フィーディングした成果が今回の当たりにつながっていますが、次のあたりに期待して追い餌を少し投げて再度セッティング。

次の当たりは13時頃でした。最初のあたりよりは手応えもあり、少し期待します。今回は横走りすることなく丁寧に竿さばきをした甲斐もあり、まっすぐネットイン。思ったより小さく、がっくりですが贅沢は言えません。


このサイズばかりが食ってくるので、なんとかサイズアップを狙うか少し迷いますが、次の新規の池も考えていて、週末はどうすべきか悩むところです。

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