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春の季節感を感じる期間が少なくなり、冬から夏になる感じの昨今で、6月から9月までは夏の感じになってきて、鯉釣りに関しても夏の釣りをどう考えるかが大きな課題になりつつあり、それと対照的に、冬の釣りも長くなりつつあり、四季の釣りという季節感が少なくなりつつある。5月から夏日や真夏日が記録され、急激な気温上昇などの影響もあり、魚の喰いはその間一時的に止まり、釣果に影響が出るというのが今年の傾向でもあり、それを見越しての対応も必要で、具体的には、フィールドの選択も考える必要があります。要は従来の季節感からのデータもあまり役に立たない傾向にある。
昨年は6月にメーターオーバーも上がった水月湖が今年は90台にとどまり、それを最後に今年の水月湖の釣行も断念することになり、釣果的には厳しい結果になり、来年への課題を残した結果になる。
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そこで、6月以降、対象とするフィールドを夏の暑さ対策を意識して、木陰のある野池にその対象を変えていく中で、いろいろ新しい発見もあった。一方、水月湖より春の釣り期の遅れる余呉湖にこの時期初めて行くも、何とか90台を上げるものの、期待したメーターオーバーは上げられず、ベテランアングラーに後れを取る結果になる。
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その後、地元の野池を中心に今年の夏の鯉釣りを展開しました。
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野池と一言に言っても、千差万別で、結局は自分の足で確かめることでしか、本当の釣果には結び付かないと感じていますが、木陰がある野池は夏の釣行対象として私の定番になっています。駐車スペース等も含めて竿が出せるポイントも限られる中で、今年は特にベイトボートを活用して、その可能性を発見でき、いい経験につながりました。
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野池の場合、特に風も少なく波の影響を受けにくいので、ベイトボート活用につながると考えられます。今まで、80mしか届かなかったところで、150m先まで狙えることは明らかにポイントの範囲を広げてくれる点でも有効かと感じます。ただし高価なボートは手が届かないので、中国製の安い機種をいかに長く使えるかを意識して、基本的な機能だけを考えてボートを選択しました。値段も2万円弱で、使われている人からいろいろ聞いて、跳ね上げ式は団子を主にフィーディングするために使い、中央の落下式の部分に喰わせのボイリー仕掛けをセットするというのが私のやり方です。その釣果が
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このベイトボートの活用も含め、メーターオーバーも2本記録できたことで、新たな夏のカープフィッシングの発見に繋がりました。また、各地でも9月に大型が記録されて、夏の釣りの新たな一面が展開されたように感じています。釣果だけでなく、ときには目に写る景色を穏やかに眺める気持ちや、地元の食事などに楽しみを見つける、そんな心の余裕も持ちたいものです。次回はそんな視点も意識しながらの今年の総集編の最後の秋の釣りを。