リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

観測史上一番の暑さ2

2023年07月30日 | 野池
 第1投の1時間後にすぐにアタリがあり,幸先良すぎる感じです.今回に関しては,一緒に来ているアングラーにぜひ釣ってもらいたいという気持ちで,一番釣れそうなポイントに入ってもらって,私自身は,釣れれば儲けもの程度に思っていましたが,その意味では想定外の1本でした.

 打ち返して,夕方の時合いに期待したくもなります.しかし,夕方の5時6時になっても,一向に当りはありません.少しづつ車中泊を考えて,その準備を始めながら,適当に食事しながら,少し涼しさを覚えて来たので,蛍光灯を車のハッチに固定して,夕方から夜の鯉釣り談議になります.

 少し薄暗くなってきた7時にまた私の竿に当りです.今度は左側の竿で,昼間の当りよりは少し弱い感じで,簡単にネットインです.今回も,同行してもらってるアングラーにスマホで撮影してもらって,なんだか悪い感じです.本当は釣ってほしかったのですが.でも,こればっかしは仕方ありません.薄暗い中で撮影してもらったのが,

80cmのミラーカープです.今回で,4回目になります.だんだん大きくなってきているのが分かります.2年前の秋に釣ったのを皮切りに,昨年に1回,今年の春に1回釣っての今回の4回目となります.体形は野鯉体形になっていますが,ミラーカープは養殖系そのものですから,警戒心も薄く,すぐに喰って来るという特徴があります.夜の当りはちょっと勘弁して欲しい気持ちから,餌の打ち返しはせずに,残りの竿1本だけの状態で待つことに.

 何とか日暮れ前に撮影も済んで,一息つきます.外は段々と日が暮れるにしたがって,真っ暗になります.とっぷりと日が暮れると,真っ暗で,空の方が明るく感じます.

 釣友のアングラーがヘッドライトを暗闇の森の中に向けて,何やら見渡していると,何かが歩いていると言われるので,その方向を見ると,犬より少し大きめの,狐のような動物がゆっくり森を歩いております.オオカミのようだと,二人とも思ったのですが,そんな訳はないと,そうだとすると,あれはいったい何だろうと考えだすと,段々と不安にもなってきます.なので,夜に当たったら起こしてくださいとそのアングラーには言っておきましたが,まあ,夜は当りはないだろうと思っていました.

 夜の9時になり,そろそろ車で休もうかと,それぞれの車に入り,就寝の準備に取り掛かります.私は,冷房をかけて,静かな夜を迎えることになります.新しいバッテリーに交換してもらって,朝まで,エンジン掛けずに静かに冷房が効かせられるので,真夏の車中泊には助かります.

 電気も消して,夜の帳も降りて,熟睡していた真夜中に,突然のデルキムの受信音にたたき起こされます.時計を見ると,夜中の11時半です.来たーというより,この暗闇での当りかよ,と気が重いです.先ほどのオオカミのような動物の姿が急に思い起こされてきます.開き直って,堂々と真っ暗闇の中を山の斜面を笹をかき分け,釣り座に到着.落ち着いてネットイン.大きさはそれほどもないのですが,一応キープしておこうと,また車に戻ってライフバッグを準備して,釣り座に戻り,鯉を入れて朝の撮影までキープすることに.この間暗闇の山の斜面を2往復して,なんだか目が冴えて来てしまいました.まあ,夜の当りもここでは初めての経験ですが,あまり気持ちが良いものではありませんが,二人で来ているので,何とか冷静に対応できます.

 鯉釣りの朝は早いです.5時には示し合わせたように,二人とも車から起きだして,朝の準備です.さすがに朝の涼しさは気持ちよく,気持ちをリフレッシュさせてくれます.朝の挨拶をしながら,夜の当りの話をして,朝の時合いを待つことに.結局当りは私だけで,朝の1本を期待しながらの餌交換です.

 その後食事を済ませ,キープしてあった鯉の記念撮影です.


 今度も80cmの野鯉体形のきれいな鯉です.90台を何とか釣りたいのですが,なかなか難しいです.しかし,この時期3本喰ってきたので,満足です.

 その後当りはなく,夕方まで粘るつもりでしたが,木陰でも気温が36度もあり,昼過ぎに納竿となりました.いつもは木陰に風も通り,涼しいのですが,今回は風がなく,さすがに厳しい釣行となり,次回にリベンジを誓い,釣り場を後にしました.


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