昨年は初めて余呉湖に行き、そこで沢山のアングラーと知り合え、楽しく鯉釣りをすることができました.また鯉釣りを通していろいろお話しすることで、沢山のことを教えていただきありがとうございました.今年もよろしくお願いします。また、30年前から鯉釣りをしていますので、懐かしいい昔の鯉釣りの話しもできるアングラーの方とも出会えて、本当に楽しい年でした.
まずは2010年に余呉湖で釣った思い出の鯉をアップして行きたいと思います。仕事の関係で休みが日曜日しかなく土曜の夜から入って日曜の夕方には帰るというパターンで7月から5回程通いました.片道150kmの道のりをデリカD5で。あまり釣り人が入ってないポイントで夏に可能性のあるのはと考えて流れ込みのある、そして漁師のうなぎ漁のかごの入ってる場所を狙うものの当たりを取ることはできませんでしたが、連泊できる夏休みに釣れることを目標にいろいろ調べて行きました.そのため釣れなくても気にすることもなく、それより余呉湖の綺麗な自然に心癒されることでストレス解消になりました.
満を持しての夏休み、8月7日の午後に家を出て夕方に余呉湖に到着。ポイントは南東側の造成地ポイント。あまり釣り人も入らないポイントではあるが、今回のために狙っていたポイントであったので、躊躇することはない。今回はユーロスタイルのボイリーと従来の日本式とも言うべきラセン一本バリ仕掛けで喰わせは干イモの「キンコ芋」で、実験する。ユーロスタイルの方にはボイリーをフィーディングして、日本式には糠を主に寄せ餌を1kg以上打つ。しかし、当たりはなく7日の夜から8日丸一日が過ぎ9日の朝を迎えることになる。9日の朝5時、余呉湖で聞く最初のバイトアラームの音で目が覚める。一瞬耳を疑うが夏の早朝の澄んだ空気の中に鯉が走る勢いを感じさせるバイトアラームの音。ゆっくり竿を持ち沖に向かって一直線に走る鯉の手応えに心地よさを感じながら、ゆっくりと寄せる。これが90cmの余呉湖の2010年初鯉である。
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写真を撮り鯉をリリースして餌を打ち変えて朝食の準備に入る。2時間後の午前7時にまた当たりを知らせるバイトアラームの音。今度は先ほどの鯉よりもスピードもあり引きの強さから良型の鯉だと直感。ゆっくり寄せてくると意外にも1本目より小さいものの、体型、色とも野鯉に近くその引きの強さを証明させる。この2本の鯉の走る方向から鯉の寄って来た方向を類推しながら、だんだんと打つポイントを絞って行く。
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昼間は当たりはなく少し日が傾きつつある午後4時にまたあ当たり。すべてボイリーに当たりである.3本目は重量感をある引きで、93cm。唇が「たらこ」のようでこの鯉はこれまでにも何人ものアングラーにあげられていて、その唇から「たらこ君」と命名されている鯉であるそうな。
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たらこ君を釣り上げて、地元の若手アングラーのN君と愛知県から遠征されていたKさんに現認して写真等を撮っていただき、たらこ君をリリースして両氏頑張るとそれぞれの釣り座に移動された直後に20m程離れた石鯛竿の日本式の仕掛けのそばに行くと目の前で当たり。ゆっくり竿を持ちやり取りを始めるが、気がついたらランディングネットがない。20m程離れたところにある。仕方なくポケットから携帯を取り出し、先ほど移動されたKさんに電話を入れ、アシストをお願いする。ゆっくりやり取りをしていると先ほどのKさんとN君が来てくれたも入れをしてもらいました.感謝。干し芋の喰わせ餌にもヒットしたことで、ボイリーだけでなく釣れることが実証されました.90cm。
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この時点で桟橋近くに入ったKさんも90cm前後の鯉を数本あげていて、大物に期待ができる状況であった.余呉湖の鯉のサイズが他のポイントに比べて10cm大きい印象ができてしまいました.早朝と夕方に当たりが来るのも一つの特徴でした。竿数を減らす意味でこの時点で石鯛竿の仕掛けをあげて、ボイリーだけで狙うことになりました。明日の早朝にまた当たりが来るのを期待して。
8月10日になり、予想通りに午前6時にバイトアラームの音.一気に沖に向かって走る鯉をゆっくり寄せながら上げる。
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夕方にまた当たりを期待しながら待つと、予想通りにまだ明るさがのこる夕方6時に当たり.釣り座に行くと2本の竿のリールから糸が出ている.おそらく片方にヒットしてもう一方の仕掛けに絡んで糸が出ているのだろう。そう思いながら、右の竿を手に取る。今までの鯉よりは重みを感じる手応え。この竿にヒットしていることがわかったが、隣の竿の仕掛けも引きずっているので重さも感じるのだろうと考える。魚の走りが止まり、ゆっくり寄せにかかる。しかし、左の竿のリールの糸の出て行く様子は変わらない。??何と同時に2本お竿に鯉がヒットしたのである。もう左の竿のリールのスプールの糸が少なくなって来た.やむを得ず、とりあえず右手の竿のリールのドラッグを緩める。そのまま左の竿を手にとる。こちらも重さを感じる。同じくらいの型だと直感する。右手の竿のリールの糸ので具合を見ながら左手の竿の鯉を寄せる。ある程度リールを巻きながら近くまで寄せて、ネットに入れ、急いでランディングしてマットの上に。すぐに右手の竿を持つ。かかりに入ることなくいてくれたおかげでゆっくり寄せてランディング。マットの上には同じくらいの大きさの鯉が並んでいる。まさか同時に当たりがあるとは。長年鯉釣りをしているがこの経験は初めてである。気がつくと日は暮れてマットの上には大型の鯉が2本。とりあえず記念写真を撮り、翌日の朝にまた写真を撮ることにしてカープサックに入れる。翌日の写真も一緒に。94cm、96cm。
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8月11日に上記の写真を撮り、2本の鯉をリリースして、3泊の余呉湖の鯉釣りに満足して帰途につきました.3泊の釣りで90cmオーバー6本と80cmの良型をあげることができ満足の行く釣りができました。この間、地元のN君、愛知県のKさんお世話になりました.その後も余呉湖では沢山の方と知り合いになり、鯉釣り談義に花を咲かせていただいております。
愛知県のFさん、Kさん、Iさん、京都のKさん、Nさん、地元滋賀のN君、Sさん、Nさん、Tさん、岐阜のOさん、M君、Kさん。そして漁協の方等、今年も宜しくお願いします。