リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

5月GW琵琶湖1

2015年05月05日 | 琵琶湖
GWに入り,と言っても私の場合は5月2日からですが,2日、3日の前半はこの4月に通い始め、鯉の動きや水の様子も観察してきた琵琶湖です。特に産卵期の産卵場を狙っての釣行です。4月以降の鯉の産卵とそれに伴う鯉の動きを観察できて,このポイントでの鯉の動きもだんだんと掴めて来つつあります。しかし、そうは言っても、その日の気象条件等で微妙に違って来ます。ただし、産卵期でもあるので,鯉の動きや行動は活発であるので,その変化も顕著に感じられます.

早朝5時に家を出て、朝のうちに釣り場につく。前日の夜から地元のアングラーのKさんも入っているが、今回は当たりも無かったとか.10時には切り上げて家族サービスに出かけられるとか.雑談をしている目の前で鯉のもじりが盛んに見られ、鯉の動きが前回とは違うことに気がつく。時々刻々と鯉の動きも変わって来ているので,その日の動きをある程度予測して入る必要もある.

じっくりと周辺を見ながら、ゆっくり準備を始める.今回は久しぶりに吸込み1本ハリ仕掛けを使うために、石鯛竿を2本セットする。


妙に釣り場にマッチしているように感じられる.和竿仕様の竿と鯉釣りは絵になります。ユーロスタイルのカープロッドに竹仕様のロッドを誰か作ってくれないでしょうか.日本での鯉釣りには絵になると思うのですが。多分、売れると思いますが.

もう一本はカープロッドにボイリーの仕掛けです。


吸込みは喰わせ餌を付けずに、空ハリ仕様です。亀対策はこれしか無いという仕掛けです。従来は喰わせ餌を付けたりしていましたが,2本ばりで1本は喰わせ餌を付けて,もう1本は空ハリにした場合,鯉がヒットした数では、空ハリの方が多かったという統計データがあります。ハリに喰わせ餌を付けても鯉はそれを餌とは認識していなく、空ハリもハリとは認識していなく、散らばった粉餌を吸込む際にハリも一緒に吸込み,結果として空ハリの方が吸込みやすく、空ハリにかかる確率が高くなる。人間の勝手な思い込みで喰わせ餌を喰うというのが幻想であったと言えるでしょう.さらに、ハリを意識していない状況であれば、ボイリー仕掛けでも吸込み仕掛けでも,餌とともにハリも一緒に吸込み、吐き出す過程でハリ掛かりするという事になります。

陽が高くなり,昼頃に最初の当たりがあるものの,途中ですっぽ抜けで幸先悪い結果です.しかし、その後,15時45分にまた当たりがあり,今度は引きも強く,手応えを感じさせてくれます.力も強くなかなか浮いてくれません。手前のカカリに向かって、走って来て、ここからがこのポイントでの難しい所ですが,こちらも大分慣れて来たこともあり,ネットインさせる場所を想定してネットもセットしてある状況で、10分程のやり取りの後ネットイン。97cmの良型の鯉です。


この鯉は、ボイリーの仕掛けに喰って来たもので,タックルはcenturyの竿とUKshimanoのbaitrunnerの組み合わせです。centuryの竿にはリールシートの関係で,このbaitrunnerがベストマッチです。
さて、この午後の時間帯が一つの時合ですが、この時間帯を逃すと厳しいことになります.今回も数釣りは期待できなく,夜を待ちます.
夜の10時頃に待望の吸込み仕掛けに当たりがあり,闇夜の中をヘッドライトを頼りに,ウエーダーを履き、水草の中を竿の所迄たどり着いた時は,既にすっぽ抜けていて、がっくり。
その後、夜の当たりは無く5月3日の朝を迎えます.夜は亀の影響は少なく,ボイリーも餌が残っている状態ですが、昼間は餌交換の時間間隔を意識しないといけません。


朝の時間帯も静かに過ぎて,昼の12時半に待望の当たり。今度もボイリー仕掛けです。喰わせボイリーは20mmのロビンレッドです。ハリはワイドゲープの6号、ハリスは吸込みやすいTRICKSTARの20lb。今度は型も小さく、簡単にネットイン、82cmでした。


その後、時合もすぎたので、片付けて家路につきます.4日は少し仕事もあるし、教え子が久しぶりにやってくるので、土産話を聞く予定です。

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