リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

リールのオーバーホール

2021年12月17日 | リール
 先日、故障していたリール2台(Daiwaのトーナメントiso)を見事直して復活させてもらった、「リール屋ピカレスク」さんに、今度は、3台のリール(Daiwaのトーナメントiso QD)のオーバーホールをお願いしてきました。配送での依頼だと4、5ヶ月待ちの状況なので、前回と同じように電車を乗り継いで、直接お店に行きました。

 到着した時間が、予約時間まで1時間ほど余裕があり、隣で奥さんがやっているお好み焼きをゆっくり食べることができました。デラックスのお好み焼きを注文してゆっくり味わうことができました。食べながら、いろいろ話も聞かせてもらってのひと時でした。

 予約時間になって、早速作業に取り掛かってもらい、手際よくバラしていきます。
1台につき30分ほどの作業で、今回は3台をお願いしました。1回にできるのは3台までらしいのですが、次のお客さんの時間もあり、話しながらも手作業は続いていきます。写真のようにほとんど全部分解して、洗浄して、必要な部品交換です。ボールベアリングを何個か交換してもらいましたが、交換後のスムーズな回転には驚くばかりです。ベアリングを交換してもらって、3個で、1万5千円でお釣りがきました。メーカーではすでに部品がないので、オーバーホールができないリールですが、ピカレスクさんではこうしたリールや年代物のリールもメーカー問わずにやってくれます。貴重な技術屋さんですね。

 今回は鯉釣りの話題でも話が弾み、3台で1時間半の時間もあっという間の時間に感じられました。
    

 オーバーホール後の巻き心地はスムーズで、ベアリングの交換での巻き心地の改善には目をみはるものがあります。また、作業中には、DaiwaやShimanoのリールについての話など、技術者でしかわからない話も聞けるのは、本当に楽しいひと時です。

 前回の修理と、今回のオーバーホールでまさに蘇った感があるリールにも愛着が湧いてきました。決して安くはないタックルのうち、リールや竿はその中でも一番基本的なアイテムであり、各釣り人の個性そのものなので、そこには各人の想いも凝縮されていて、愛着があると思います。長く使えるためには、ある程度のメンテナンスも大切かと思います。特に、リールなどの複雑な機械物は素人では手に負えない中、メーカーも売りっぱなしの傾向が強い昨今では、ピカレスクさんのような技術屋さんは、我々にとって頼りになる存在です。

 実はロッドも修理に出していまして、これに関してはまた次回以降に書いていきたいと思います。いずれにしましても、リールやロッドに関してはメンテナンス等、意外に情報が少なく困ることが多いと思いますが、ユーザーの立場での情報交換ができればいいのですが。アフターフィシングで各自悩むことも多いですが、それも釣りの一環ですね。また楽しからずやでしょうか。


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