#サラ☆
昨日は「晴れていると崇高な景色が見られる」という言葉につられ、
関東屈指の古社といわれる、奥秩父の三峯神社に行ってきた。
コロナ前、三峯神社では毎月1日に「白い氣守」というお守りを頒布していて
これが強運をもたらすとえらい人気だった。
駐車場の入庫待ちで山道を26キロ渋滞したときもあり、
三峯神社行きのバスがたどり着くのに7時間半もかかったという話もある。
近隣に迷惑がかかるということで、このお守りは休止され
いまはコロナ下なので、人数もほどよい感じ。
三峯神社一帯は標高1100メートルのご神域。
シロウトながら、気の流れが違う気がしてくる。
写真は珍しい「三ツ鳥居」。3つの峰だからかな?
Wikipediaには、「景行天皇の東国巡行の際、
『三峯宮』の社号を授けたと伝える」という説明が。
鳥居の両サイドを守っているのは、三峯神社の眷属(神様のお使いの動物)
山犬(→オオカミ)。
不思議な力をもつといわれ、信仰の対象にもなっている。
下っていくと山門がある。
参道の両サイドの杉並木に、背筋が伸びる気分。
なかなか手の込んだ、あでやかな彫刻のある拝殿。
拝殿の両サイドには樹齢800年の杉のご神木がそびえる。
ここもお参りした。
注目していただきたいのは、右側のご神木のしめ縄の上の部分。
日光が当たって、オオカミが座り、首を右のほうに向けている図に
見えませんか?
自分では、「神のお使いのオオカミが現れた!」
とちょっと興奮しました!!
ここ、パワースポットのような気の漂いが。
三峯神社の奥宮は妙法ケ岳の山頂にある。
向かいの峰の奥宮を遥拝するための奥宮遥拝殿が、境内に設けられている。
ここからの眺めがすばらしい。
色をかえて織りなす山々。
山にかかる雲。
山肌沿いに下から吹き上げてくる涼しい風にあおられ、
荘厳な景色を見ていると、思わず涙ぐみそうになる。
感動するのだ。
そして、下の駐車場に降りていく道すがら、
野生のシカと出会いました。
可愛い!!
たぶん、この春に生まれた若鹿でしょうか?
この辺りは雪も積もって寒そうだから、無事冬を越してくれますように。
車で下界におりてくる途中、
白い半月と白い雲、淡い青空を車越しに見ていると
ふと、「やわらかいものにしなさい」というメッセージが
浮かんだ。(妄想かも……)
仕事の原稿のことかな、とか思いながら、
ありがたい気持ちがこみ上げてきた。
神社って、そういう不思議を感じさせてくれるから面白い。