『カントリー・ロックの貴公子・ポコ誕生!』…とは、
華美な肩書が気恥ずかしいポコのデビューアルバム Pickin' Up The Pieces / Poco(1969)
ポコはバッファロー・スプリングフィールドの残党メンバー;リッチー・フューレイと
ジム・メッシーナが中心となって結成。このデビューアルバムのリリース直前に脱退し、
イーグルスのメンバーとなるランディ・マイズナーもいた。よって彼だけジャケットの
イラストでは犬に変身して(笑)出てます。サポート・メンバー扱いが不憫だ。😿
<初期メンバー>
リッチー・フューレイ(ギター/ボーカル)
ジム・メッシーナ(ギター/ボーカル)
ラスティー・ヤング(ドブロ/ペダル・スティール/オルガン/ボーカル)
ジョージ・グランサム(ドラム/ボーカル)
🐶ランディ・マイズナー(ベース/ボーカル)…Suporting!
曲はBuffalo Springfieldの最後のアルバム『Last Time Around』(1968)を継承した感じ
(ex.”Kind Woman”)でサポートメンバー扱いだったラスティー・ヤングがポコでは正式
メンバーで参加。素晴らしい1969年製カントリー・ロックの見本市で、美しいハーモニー、
ドブロ/ペダル・スチールなど均整の取れたギター演奏があちこち散りばめられている傑作。
先ずは、日曜の午後ピクニックに出かけカントリー・ミュージックを歌えば、ちょっぴり
魔法がかかったようでとても愉快と歌うタイトル曲:ピッキン・アップ・ザ・ピーセズ
スチールギターがバックで効果的に華を添えている抒情的な歌: 初めての恋
後のイーグルス等’70s米国西海岸ロックサウンドにつながるラブソング:微笑みが欲しい
ポコはこの1st以降メンバーチェンジを繰り返しながらAlbumを20枚以上作ってます。
初期カントリーロック・サウンドがお望みなら、このアルバムをお勧めしたい。