今年のグラミー賞2025受賞作を貴方は覚えておいででしょうか?ここ数年のポピュラー
音楽シーンの主流が、ダンスミュージックとラップ、ヒップポップなのは、わかってます。
だからメインの最優秀レコード賞や最優秀アルバム賞の受賞作は、僕には大層つまらない。
日本人アーティストでチェロ奏者のエル・マツモトさんが初受賞。でも、あんた誰?日本
でもロックの扱いが年々低くなってるのが哀しくなる中、僕らオールドロックファンには
ローリング・ストーンズが最優秀ロック・アルバム賞を受賞したニュースは、喜ばしい。
ハックニー・ダイアモンズ
ローリング・ストーンズ(2023)
Hackney Diamonds / Rolling Stones これ発表後2年近くなってのグラミー受賞だけど
まぁいいか。久しぶりの大傑作、1曲目のシングル曲 Angryからわくわく感がたまらない。
2005年以来のオリジナル・スタジオアルバムで優れた曲を多数収録、傑作の誉れが高い。
Driving Me Too Hard 古いストーンズ・ファンがニヤッとする掴みでスタートしたり
Bite My Head Off ポール・マッカートニーの客演でベースをブイブイ鳴らせていたり
Sweet Sounds Of Heaven レディー・ガガとデュエットで粋なR&Bをたっぷり聴かせたり
5つ星☆☆☆☆☆(絶対不可欠)の評価をして良いアルバムだ。
しかしなんだね、バンド名の由来となったマディ・ウォーターズのRolling Stone Bluesで
幕を閉じるのはカッコつけすぎ。現役中にあともう一枚新作を僕らに届けてほしいな。
The Rolling stones gathers no moss!"(笑)