サラ☆の物語な毎日とハル文庫

劇団☆新感線『狐清明九尾狩』(きつねせいめいきゅうびがり)を観た

 

@サラ☆

 

コロナで自粛していたため、

久しぶりに劇団☆新感線の芝居を観た。

演目は『狐清明九尾狩』

ときは平安時代中期。

俳優の中村倫也が陰陽師の安部清明を演じ、

向井理が九尾の妖狐を演じる。

 

内容については、以下、ホームページから。

 

ときは平安時代の中頃。
貴族たちが雅な宮廷生活を送る京の都。

そこで宮廷陰陽師として仕える安倍晴明(あべのせいめい/中村倫也)。 人並み外れた陰陽道の才能ゆえに「人と狐の間に生まれた」と噂され、“狐晴明”と呼ばれている。

ある夜、九つの尾を持つ凶星が流れるのを見た彼は急いで参内する。 それは唐の滅亡以降、大陸を戦乱に陥れた九尾の妖狐が日の本に渡ってきた印であった。

しかし、宮廷からうとましく思われている彼は退けられ、九尾の妖狐退治は大陸で学問を修めて戻った陰陽師宗家の跡取り、賀茂利風(かものとしかぜ/向井 理)に命じられる。

だが、すでに九尾の妖狐は利風を倒し、その身体を乗っ取り内裏に侵入していた。

それを見抜いた晴明は、九尾の妖狐を倒さんと動き出す。 しかし妖狐も利風の記憶や術を利用して、晴明の息の根を止めようとする。 晴明には大陸から妖狐を追ってきた狐霊のタオ(吉岡里帆)たちが加勢。 だが、タオとの因縁を逆手に取った妖狐の策略に翻弄されてしまう。 混沌とする戦いは逆転、また逆転の連続に……!

狩られるのは妖狐か、それとも晴明か。

術と頭脳、そして陰陽師の誇りを懸けた死闘が今、幕を開ける――!

 
 

 

新感線のお芝居は、いのうえ歌舞伎と銘打つように

日本の時代物。

歴史の中に埋もれている(と思わせる)物語や登場人物をクローズアップさせ

切ったはったの殺陣と活劇に人情をからめて

とてもドラマチック。

 

はじめて観たのは2002年の『アテルイ』だったけど、

こんな胸を鷲づかみにされるような面白い芝居があったんだ

と驚いた。

ちょうど歌舞伎俳優の市川染五郎が出演していて、花道で見えを切るところなど

カッコイイーと興奮したものだ。

新橋演舞場の一番高い場所で見て、

むちゃくちゃ感動したのが新感線詣でのはじまり。

 

今回は赤坂ACTシアターなので、歌舞伎とは相性があまりよくない気がする。

プロジェクターが多様されていて、雰囲気いまいちかも、と思ったりもした。

 

けっして飽きさせないのは、さすが新感線。

ストーリーは逆転につぐ逆転でもつれ込み、最後に「そうなの?」と思わせる

なかなか複雑な展開だった。

 

 

 

地味な毎日を送っているので、派手な芝居はいい気分転換に。

こうして芝居などを観て、ときどき息抜きできるのは、すごくありがたいのだ。

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