サラ☆の物語な毎日とハル文庫

★「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」を見てきた

「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの」の原題は、

“FANTASTIC BEASTS & WHERE TO FIND THEM”。

もともとは、ハリー・ポッターが学ぶホグワーツ校指定教科書『幻の動物とその生息地』

 

それを著者のJ・K・ローリングさんが慈善団体に売上金を寄付するために

一冊の本として書き起こし、出版した。

ハリーが使っている教科書という設定で、

ハリーやロンの落書きや書き込みもあるほか、

著者自身による魔法生物のイラストもある。

そして…

 

「あの教科書を執筆しながら、

架空の著者であるニュート・スキャマンダーに夢中になってしまいました。

ニュートのキャラクター設定はすでに頭の中ででき上がっていましたし、

寄寓にも、当時の私が一番興味のあったキャラクターを

選んでもらえたのですから、

その時、本当に映画化されるのであれば、

脚本も自分で書かなければいけないと思いました。

ニュートを知り尽くしているのは私ですから」

と彼女は語っている。 

 

そういう経緯があって、ローリングさんはこの映画で脚本家として

デビューを果たしたということらしいです。

 

こんなふうに、ハリー・ポッターの世界から派生して、

それぞれの物語が生まれるとううのは、すごく面白いと思う。

ローリングさんの頭の中には、びっしりと、

ハリー・ポッターの世界のほんとに細かいことが詰まっているのだろう。

その頭の中を覗いてみたい。

 

というわけで、魔法動物学者のニュート・スキャマンダーを

主人公とする物語が、

映画となって制作された。

本当にめでたいことだと思う。

何回かのシリーズになるらしいので、

しばらく楽しめるぞ。

 

舞台は1926年のニューヨーク。

ハリー・ポッターシリーズより時代は70年ほど遡る。

ニュートはイギリスの魔法省で働いており、

ここ1年間は、旅に出て魔法動物 を見つけたり、

トランクの中に保護したりしてきた。

 

トランクというのは、中が動物園並みの広さの空間を持つ

じつに不思議なトランク。

このトランクおかげで一騒動起きるところから、

物語は始まる。

魔法動物が逃げ出したのです。

 

ニュートを演じるのは、エディ・レッドメイン。

「博士と彼女のセオリー」でアカデミー賞主演男優賞に選ばれた俳優さん。

この映画を観ていないから、なんとも言えないけど、

ホーキング博士を演じたというのだから、

なかなかの演技だったのでしょう。

 

映画の「レ・ミゼラブル」にも出ていたとか。

 

私が知っているのは、映画館で見た「リリーのすべて」の予告編で、

エディ・レッドメインが女装をし、ばっちりメイクした顔が、

大写しになっていたシーン。

そういう印象しかなかったけれど、

この「ファンタビ」でニュートをやっている彼は、

とてもかっこいい。

監督が「子供のように純粋無垢な雰囲気を持っている」

と評しているように、雰囲気と表情が素敵。

 

映画の内容はネタばれになるといけないので、

詳しく書かないけど、クライマックスのシーンは、

魔法動物も絡んで鳥肌ものでした。

 

それに、最後に「あの人」が出ていて、心が騒いだ。

とても重要な人物の役だ。

だから次回作がすごく楽しみ!

 

これもハリー・ポッターのように、

物語として本に書き起こして欲しい。

ディテールが、もっともっと知りたいと思った。

ハリー・ポッターの逆で、

映画が先行して、

あとからノベライズされるということがあれば嬉しいのだけど。

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