サラ☆の物語な毎日とハル文庫

ついにアマゾンへ! 『赤毛のアン』のキーワードBOOK

 
 
 

↑ここをクリックすると、アマゾンに飛びます。

えっ、今頃? と思われるかもしれないが、今週からついに、アマゾンで「『赤毛のアン』のキーワードBOOK」を売ることができるようになった。

じつは、以前からアップだけはされていたのだ。

だけど、もろもろの紆余曲折があって、やっとアマゾンの倉庫に納品し、クリックで実際に買えるようになったというわけ。

 

「アマゾンで本を売る」ということ。

パソコンのネット上だけで物事を進めていくのになれた人には、どうってことないかもしれない。

しかし、どっちかというと、人の手を介して物事を処理しなれている身には、とまどうことばかり。

 

まず最初の落とし穴は、アマゾンe托に登録さえすれば、年会費9000円を払わなくても、本をアマゾンのネットに掲載できる仕組み。

そうなのだ、お金を払ってないから、まずはテストと思って会社名やら住所やらの諸情報に加え、でたらめなISBN番号、てきとうな本のサイズ、本の代金は10万円という途方もないてきとうなものにして、クリックして保存しました。

画像はうまくアップできなかったので、NOイメージにして。

 

料金払ってなければ、べつに後で訂正しつつ、正しい情報を次々に加えていけばいいだけのこと、と思ったのがまちがいだった。

その適当な本の情報が、そのままアマゾンのサイトにアップされていた。

もちろん在庫はなしのままで。

 

さらに困ったことに、韓国の人だと思うけれど、その10万円の本をマーケットプレイスに出したのだ。

これもまた、テストなんて書いてあるから、この人だって適当に書き込んだのだと思う。

アマゾンのサイトを検索して、これらの事実をあとで発見したときには、本当にたまげた。

 

つまり、架空の本をアマゾンのサイトにアップすることはいくらでも可能ということだ。

 

いずれ、ネットの不具合をチェックする機能がアマゾンのほうで働いて、何らかの連絡がくるのだと思うけれど、一度ネットに掲載されてしまうと、その画面を消すことはなかなか難しい。

 

インターネットはとても便利だけど、ニセ情報がどれだけ蔓延しているか、その虚実を垣間見た気がする。

 

その他もろもろ、ブレーキとなった事項は?

★本の画像のアップロードがなかなかできなくて困ったこと。画像ファイルの名称をISBNの番号にする必要があったのだ。そのことを発見するまでに、時間がかかった。

★POの情報(つまり納品の催促のお知らせ)を自分でチェックしなければならないのに、連絡がくるのをずっと待っていたこと。ずいぶん長いこと待ったのだ。待てど暮らせど「納品してください」というお知らせがこない。

★例の間違った情報のままの本が先にアップされていたため、納品のリストのところで、その項目をキャンセルした。そうしたら全体がキャンセルになって、納品ができなくなった。

★「送本した」という連絡をしないといけないのだけれど、それがうまくいかない。

ブラウザをFirefoxにすれば、そのトラブルは解消できるかも、だそうだ。

 

もう面倒で面倒で、ついには「もうアマゾンで本を売るなんてやめてやる」と放り出すところだった。

だけどまあ、9000円払ったことだし(払うとマウスパッドが送られてくる。そんなものいらないから、わかりやすいマニュアルをよこせ!)、少々ねばった。

そのかいあって、今回めでたく「本を売る」ことができるようになった。

結局、アマゾンの手続きに半年くらいかかったことになる。

 

また次の面倒を抱えただけかもしれないけれど、面白いから、しばらくつづけてみる。

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