![]() |
|
↑ここをクリックすると、アマゾンに飛びます。
そもそもアマゾンで本を売ろうと思ったとき、
自費出版した本を自分でアマゾンに出している人のブログを見ました。
そのときに、670冊売ったと自慢げに書いておられるのを読んで、
「それだけ?」と驚いたものです。
(でも「それだけ」という思いはあまりに傲慢でした。)
商業出版の世界の仕事で、初版1万部あたりがあたりまえと思っていて、
670冊??? と逆にたまげたのです。逆玉です。
ところが自分で実際にやってみると、1カ月に1冊ぐらいずつしか売れない。
670冊って驚異のベストセラーじゃない、とそのブログを書いた人の人脈とか、
社会的地位とかを再評価しているわけで。
でも嬉しいことに、ここにきて一週間つづけて本の注文がきました。
それに、アマゾンで『赤毛のアン』と検索すると、
2ページ目に“『赤毛のアン』のキーワードBOOK”が出てきます。
ほんとにささやかな、まるで蟻んこがあくびするような動きでしかないけれど、嬉しい!
一冊をどこかのどなたかが買ってくれて、そのかたの家に届いて、
手にとってページをめくってくれていると思うと、嬉しい!
単行本のライターというのは、著者の人にインタビューをして、
その人が過去に書いた原稿やブログなどをベースに1冊の本にまとめる仕事です。
だから、携わった本はいっぱいあるし、
たまに10万部、20万部売れたりする。
でも、この一冊が売れるささやかな喜びときたら、格別なのです。
もちろん儲けなんて度外視。 考えてみれば持ち出しばかり。でも楽しい。
よかったらアマゾンをクリックしてお手元に取り寄せてみてください。
今なら、グリーンゲイブルスの写真をプリントアウトした絵葉書を一枚おまけに挟みます。