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「マーフィーの法則」というのはよく聞く言葉だと思う。
この法則の具体例のとしてよく知られている表現には、
「失敗する可能性のあるものは、失敗する」
「洗車しはじめると雨が降る。雨が降って欲しくて洗車する場合を除いて」
などいっぱいある。
ちなみにこの法則は、ウィキペディアによると、エドワード・アロイシャス・マーフィー Jr. 大尉の名前を採ったといわれているそうだ。
なんでも、1949年5月、カリフォルニア州のミューロック空軍基地に来ていたマーフィー大尉は、トラブルを起こした装置を調べて誰かが間違ったセッティングをしていた事を発見した。
そのときに彼が言った台詞 "If there is any way to do it wrong, he will." 「失敗する方法があれば、誰かはその方法でやる」
これがそもそものマーフィーの法則の発端らしい。
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折りたたみ傘を紛失して手元にないので、普通のお気に入りの傘を持って仕事に出かけた。
すると「案の定」、麹町の有楽町線の駅のトイレに傘を忘れてしまった。
そのことに池袋で気づいた。
そのとき、雨は本降りだった。
そこで傘を一本購入した。
ビニール傘ではなく、ピンク色のきれいな傘。
濡れるのはイヤだもの。
ところが、地元の駅に着くと「案の定」雨はやんでいた。
つまり「案の定」=マーフィーの法則を見事に言いあらわした日本語ってこと。
「長い傘を持って出ると、どこかに置き忘れる」
「雨が降っているからと傘を買うと、雨はやむ」
「案の定」と言うときは、「こりゃ、マーフィーの法則だ」と言ってるのと同じなんだ。