失望している【治し方がわから]ない】自律神経失調症 専門治療

自律神経失調症の症状は多彩です。人に聞けない。全て解決します。

不眠 ・・・自律神経失調を回復させると・・・眠る 釣りが一番 

2017-12-04 12:55:33 | 自律神経失調最適な釣り
薬を使わない自律神経活性療法(ゆどう術)の 
富永しゅうかんです。

3か月以上続くのは自律神経が原因。
自律神経失調の回復中に
「落とし込み・釣り」をお勧め。

技術系・自営業・事務系には、
「落とし込み・釣り」が適します。

釣りの内容を書いてゆきます。
詳細に関してはメールにて。迅速返信します。

来所治療が最善ですが来れない方のために
自律神経・遠隔治療を受付てます。
PC版では絵が動きます。

こんにちは、
釣果は、めじな、タナゴ。定年シニアは9時~5時まで釣りしてtるが、仕事の合間で1時間では成果少なし。冬は食い悪く

不眠の回復例です。


441「不眠・生きていてもしかたがない」
十八歳の男性。最も苦痛なことは、眠れないこと、それに人が信じられない、気が弱いということだと言われた。

こうした心身症的な症状の生じたきっかけについては………。二年前から受験ということもあって、家族の人達が心配するほど滅茶苦茶に勉強をしていたが、その後だんだんと学校の成績が落ちてきて誰も心配してくれなくなった。

受験に失敗し、現在では浪人生活。憂欝な毎日の連続だということであった。この十八歳の年齢の患者さんの例だけでなく、私がこれまでに数多く手掛けている治療例の中では、受験勉強を滅茶苦茶にやって脳を使いすぎたり、でたらめな酷使の仕方をしたために、

脳の機能を阻害して働かなくなったという例がかなり多い。その結果、何もできなくなって無能力状態に陥入り、 っいには心身症から精神障害にまでいたる場合もある。その入口が眠れなくなる、寝つきが悪い、浅眠。人によっては、イライラから暴れる。別方向

欝(うつ)的傾向となる。
442
これらの悪い方向にすすんだ場合には、分裂病や神経症などさまざまな確定的症状へと進行する。この方の症状も初期には、単なる眠れないという一つの症状として現われたのだが、そこから病状が進行し、人が信じられない、誰も心配してくれない、自分以外の人はすべ

て悪いといった被害妄想的な精神障害を引き起し、分裂病の入り回の徴候となっている。幸いなことに本人や家族の人が早期に気が付いたために、相談に来られた。この病気に関するかぎり本人も家族も全く病気であるということに気付いておられないことが多い。

これは紹介した方が、所用で電話をしたときに息子さんが出たり、訪問した時迎えるために玄関先に息子さんが立つことがあった。
応待の仕方が普通ではない、ちぐはぐな喋り方をするなどに気がつかれた。

しかし、家族の人たちは年頃のぶっきらぼうからきているぐらいに考えておられたという。父親は一流会社に勤務しており、母親も女子大を出たという見栄など世間体ばかりを中心に考えて生活していることが相談時の言葉からうかがい知れた。他人の欠点や、人の目ばか

り気にして生活していると、自分の事、自分の家族の異常さまでは配慮ができなくなる。
443
この重役さん夫婦が最初に息子さんを伴って一緒に来られたときは酷い状態であった。

待合室にいるときでも、「レーガンが僕を逮捕しに来る」、「僕は宇宙人になるためにいろいろな勉強がしたい」などと口走って動き回るので、父親は息子の両肩を両手で押え、他の人の手前もあり、何とか鎮めようと懸命であった。

世間体を重視するあまり息子のわがままを何とか抑えようとくらいにしか思っておられないようだった。そのためにご両親に、まず精神病院へ連れて行き、親も、本人も病気であることを認識し、それが理解できたうえで改めてお出でになるよう申し上げた。

この種類のときには、特に病態の複雑さを認識しておられない場合には、全く手の下だしようがないというほかはない。
その後、紹介した方が定期的に、自分の病気(失調症) の再発を防ぐ意味で来所される。

「あの重役さんの息子さんネ、先生^入院しましたよ。」と。「そうですね、あの様子では、連れて通って来るのも付き添さんも大変ですから、薬で症状が一段落し、少し落着いたら来られたらよいのですよ……」と話したことであった。

更に数力月後退院し予備校へ行き始めたが、二週間程でまた変になり、入院したり、家にいたりを反覆して444いる様子を話されていた。




富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・退院後のリハビリの実際
 (楠葉図書館音声テキスト採用)
他11冊