失望している【治し方がわから]ない】自律神経失調症 専門治療

自律神経失調症の症状は多彩です。人に聞けない。全て解決します。

めまい・メニエール

2017-12-23 11:03:28 | メニエール・めまい

自律神経活性療法(ゆどう術)の 
薬を使わない富永しゅうかんです。

3か月以上続くのは自律神経が原因。
自律神経に起因する内容を書いてゆきます。
詳細に関してはメールにて。迅速返信します。

自律神経・遠隔治療を受付てます。PC版では絵が動きます。

こんにちは、歯が痛くなり釣り中止。

著書「めまい・吐き気・不眠の治療」から抜粋して連載します。
前回の続き・・・
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Fさんは、十日間程の滞在予定ということなので、連日施療し
てほしいとの希望。最初の一日目は、朝十時から始めたが、

お昼頃まで体調が悪くて、少し刺激しては様子を見てやめ、
また行うという繰り返しで二時間程少しづつ施療した。

奥様は「わたしの施療より、主人を先にお願いします。」
といわれるので、Fさんから施療を行っていった。

二日日、三日目には、右左を振り向いても、めまいがしない、
しかし目の玉があとから追いかけてくる感じがあるといわれた。

「いゃあ、不思議ですね。」「まったく不思議ですね。」と、
さも意外そうにいわれるので、私は少し耳ざわりの感じもし

たが、ご本人にすれば大きい驚きであったに違いないだろう。
何年かかっても治らなかった病気、右を向いたり左を向いた

りするとグラグラとめまいがする苦悩から解放されたので、
「不思議ですね。」と感動の声を抑えられないのも仕方が

ないことであったろう。子供たちの将来も父親の健康状態
にかかっていた。親亀こけると皆こけるで、とくに上の子

供さんは、進学塾へ行って来年大学へ行くということだ。
下の娘さんも高校を卒業したら短大へ行く予定にしてい

るとのことで、両親の難治の病気によってそれらの希望が
断たれ、目的を
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見失ってどうでもよいというような気持になり、家庭での
親子の親睦も崩壊しかけていたということだ。

四日目には、子供さんたちも一緒に来られた。そうして
父親の難治の症状が好転しているのを認めた。

Fさんが「うん、もう大丈夫みたいだよ。早く治りそうだよ。」
という言葉を聞いて、二人の兄妹たちは顔を見合わせて嬉しそ

うに、にっこりとほほ笑んでおられた。十日経過して、奥さんの
施療もほぼ終了した。努力しさえすれば前方へ顔を振り向けるこ

とができるようになった。Fさんは、めまいの症状もほとんど
治まり、一人で百メートルくらい歩けるまでに回復した。

慎重を期してさらに一週間と滞在期間を延長され、半月間施療
することになった。十五日目には、二十分間くらいは一人で支障

なく歩けるようになり、体調も順調なのでリハビリを開始した。
これなら何とか全治するのも近いという自信をとり戻されたようだ。

こうしたFさんの明るい表情と動作が認められたので、 一応、
帰宅、自宅施療してもらうことにした。いわき市からは電車で

三時間半ほどかかるが、週一回一泊の予定でおいで下さいとい
うことに


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