自律神経活性療法(ゆどう術)の
薬を使わない富永しゅうかんです。
3か月以上続くのは自律神経が原因。
自律神経に起因する内容を書いてゆきます。
細に関してはメールにて。迅速返信します。
自律神経・遠隔治療を受付てます。
PC版では絵が動きます。
こんにちは、
寒いですねー、ハゼ1匹で引上げ。
「よくわかる自律神経失調症」
本文より連載
469
「ガスがでる」
ガスが出る、腹が鳴る、この現象は女性に多い。男性にこういう症状で相談にお出でになる
方はほとんどない。
理由の第一に考えられるのは、女性特有の脳の働きとして、『恥ずかしい』ということがあ
20。
これは十二才くらいまでの幼少の頃は女性ホルモンが大量に出ることなく、ほとんど男女の
区別なく『恥ずかしい』という感情は生じてこない。
だから遊ぶ時、スカートをはいても平気で大股広げて道路に絵を書いたりして男の子と女の
子と一緒に遊んでいる。それが次第に七才八才となってくると、だんだん『恥ずかしい』と
いう感情が出てきて、ほぼ十二才以降になるとそうゆうことをしなくなる。
これは女性ホルモンが大脳皮質に作用して、その働きが変わり、『恥ずかしい』という感情
が非常に強く発現する結果による。その次は胃腸の具合が悪くてガスが大量に発生し、当然それが出るということがある。 ただ普通の場合には、いつも出っばなしではなく、
時としてグッと堪えることができ、トイレに
470
行った時に次いでに出すということができればほぼ正常である。このことは風邪っぽいとき
や、何だか食べた物が悪かったような時にお腹の中で発酵してお腹がグルグルなり当然ガスが溜っていることがありだれでも経験することである。
二十五才のこの女性は「ガスが出るのです」と相談に来られた。また、人が後ろに近寄って
来たり立っていたりすると自分がガスが出るのを非常に気にしてしまう。
また、前に出たガスの臭が衣類に付着して臭っているのでないかといつも気に懸かる。
あるいは後ろの方で小さな話し声が聞こえると、『自分のガスのことを噂しているんでない
か』というような気がしてしまい、電車や人込みの中に行くことができない。
それはガスが出てしまうのではないだろうか。あるいは人がそういうふうに噂しているんで
ないだろうかというように思えてしまうからであるという。このばあいのガスが出ると思えるということ、これは心の病気の一つの種類である。
どういうことかというと、確認恐怖とか、何ごとかが起きそうな事件恐怖とかそういうのと
似ている。前も本に書いたが、四十才くらいの看護婦の方で、道路の所々に置いてあるマン
ホール、それはその上を車や人が平気で乗って歩いているし、その重みに耐えられるように構造上作って471ある。
ところがこの人はマンホールの蓋がボーンと落っこちそうで、その上を跨げないし、足を乗
せることができない。
また、ある女性歯科医の相談は、水洗トイレに行くことができない。水をジャーと流すとグルグルと回って吸い込まれて行く。その水に自分が頭から吸い込まれるような気がして、
どうしても水洗トイレが流せない。だからそれを見ないように目をつむり顔を横向けて、見ないようにして蓋をし水を流し、水の音がし始めたと同時にドアをバタンと締めてトイレの
外に出るそうである。つまり、何かが起きるという予期でその恐怖がある。
これが富士山が爆発するのではないか。自分が居る家が崩れて倒れるのではないか。
地震が起きて地下道を歩いていると埋まってしまうのではないか? と思われる恐怖。そのような可能性もあるが、それを普通、意識していない人達がほとんどで、
そのことについて自分だけが意識をした場合、それは予言者的な錯覚になって悟ったように思ったりする。これは脳の病的な働きであり、自分の力ではどうすることもできない。
つまり心の病気なのである。その事はこの女性のガスが臭っている気がするというのとほぼ似ている。
続く・・・「よくわかる自律神経失調症」
富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・よくわかる心の病
00000他11冊・ホームページで無料で読めます。
薬を使わない富永しゅうかんです。
3か月以上続くのは自律神経が原因。
自律神経に起因する内容を書いてゆきます。
細に関してはメールにて。迅速返信します。
自律神経・遠隔治療を受付てます。
PC版では絵が動きます。
こんにちは、
寒いですねー、ハゼ1匹で引上げ。
「よくわかる自律神経失調症」
本文より連載
469
「ガスがでる」
ガスが出る、腹が鳴る、この現象は女性に多い。男性にこういう症状で相談にお出でになる
方はほとんどない。
理由の第一に考えられるのは、女性特有の脳の働きとして、『恥ずかしい』ということがあ
20。
これは十二才くらいまでの幼少の頃は女性ホルモンが大量に出ることなく、ほとんど男女の
区別なく『恥ずかしい』という感情は生じてこない。
だから遊ぶ時、スカートをはいても平気で大股広げて道路に絵を書いたりして男の子と女の
子と一緒に遊んでいる。それが次第に七才八才となってくると、だんだん『恥ずかしい』と
いう感情が出てきて、ほぼ十二才以降になるとそうゆうことをしなくなる。
これは女性ホルモンが大脳皮質に作用して、その働きが変わり、『恥ずかしい』という感情
が非常に強く発現する結果による。その次は胃腸の具合が悪くてガスが大量に発生し、当然それが出るということがある。 ただ普通の場合には、いつも出っばなしではなく、
時としてグッと堪えることができ、トイレに
470
行った時に次いでに出すということができればほぼ正常である。このことは風邪っぽいとき
や、何だか食べた物が悪かったような時にお腹の中で発酵してお腹がグルグルなり当然ガスが溜っていることがありだれでも経験することである。
二十五才のこの女性は「ガスが出るのです」と相談に来られた。また、人が後ろに近寄って
来たり立っていたりすると自分がガスが出るのを非常に気にしてしまう。
また、前に出たガスの臭が衣類に付着して臭っているのでないかといつも気に懸かる。
あるいは後ろの方で小さな話し声が聞こえると、『自分のガスのことを噂しているんでない
か』というような気がしてしまい、電車や人込みの中に行くことができない。
それはガスが出てしまうのではないだろうか。あるいは人がそういうふうに噂しているんで
ないだろうかというように思えてしまうからであるという。このばあいのガスが出ると思えるということ、これは心の病気の一つの種類である。
どういうことかというと、確認恐怖とか、何ごとかが起きそうな事件恐怖とかそういうのと
似ている。前も本に書いたが、四十才くらいの看護婦の方で、道路の所々に置いてあるマン
ホール、それはその上を車や人が平気で乗って歩いているし、その重みに耐えられるように構造上作って471ある。
ところがこの人はマンホールの蓋がボーンと落っこちそうで、その上を跨げないし、足を乗
せることができない。
また、ある女性歯科医の相談は、水洗トイレに行くことができない。水をジャーと流すとグルグルと回って吸い込まれて行く。その水に自分が頭から吸い込まれるような気がして、
どうしても水洗トイレが流せない。だからそれを見ないように目をつむり顔を横向けて、見ないようにして蓋をし水を流し、水の音がし始めたと同時にドアをバタンと締めてトイレの
外に出るそうである。つまり、何かが起きるという予期でその恐怖がある。
これが富士山が爆発するのではないか。自分が居る家が崩れて倒れるのではないか。
地震が起きて地下道を歩いていると埋まってしまうのではないか? と思われる恐怖。そのような可能性もあるが、それを普通、意識していない人達がほとんどで、
そのことについて自分だけが意識をした場合、それは予言者的な錯覚になって悟ったように思ったりする。これは脳の病的な働きであり、自分の力ではどうすることもできない。
つまり心の病気なのである。その事はこの女性のガスが臭っている気がするというのとほぼ似ている。
続く・・・「よくわかる自律神経失調症」
富永修侃(しゅうかん)著書
・よくわかる自律神経失調症
・よくわかる心の病
00000他11冊・ホームページで無料で読めます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます