バイク・キャンプ・ツーリング

NERIMA爺、遅咲きバイクで人生救われる

1997年10月7日 四国ツーリング(3日目) 

2024年12月28日 | 1997年 四国ツーリングから帰郷
10月7日(火) 
 土佐清水(白爪キャンプ場)~宿毛~中村市~四万十川源流~檮原(ライダーズイン雲の上)  

 いつもなら、キャンプ時だと朝日ととも起床だが、さすがに疲れていたのか太陽がテントを直射しているのに午前9時過ぎまで熟睡。かなりの汗。皮ズボンがしっとり湿気を帯びている。起きてからは、テントやズボンを干したり、ついでにパンツやタオルの洗濯もして、午前10時にはキャンプ場を出発する。尻の皮膚が痛いので、パンツを2枚重ねて履く。今日の予定は四万十川を源流まで北上。洗濯などしているあいだに、バイクには直射日光。そのせいか、一発でエンジン始動。

 321号腺を宿毛方面に走る。途中で旧道にはいり海側を走ったりして、非常に気持ちがいい。途中のドライブインみたいなところでトイレ。元首相の吉田茂のかなりでかい顔看板が押っ立ててある。このあたりの出身なのだろうか。宿毛から56号を使って、再び中村市に向かう。それにしても、やけにスクーターに乗った高校生が目につく。自転車代わりだろうか。途中で1台白バイに捕まっていたので、バックミラーで後ろを注意しながら走る。

 12時近くでちょうど腹もへったので、ウドン屋にはいる。セルフサービスでなかなかいい雰囲気。小さなウドンの玉を何玉でも選べるようになっていたが、4玉の普通盛り強にしてもらう。何玉でも値段は一緒だから、もっと食べればと言われたが遠慮する。考えてみれば四国にきてからはじめてのウドン。590円也。期待しつつ食べはじめるが、それほどでもない。東京あたりの駅で食べるウドンとさほど変わらないようなコシのなさ(こんなものか)。汁はまあまあ。 ??という感じで食べる。次の店に期待しよう。店をでるときに気がついたが、どうやらチェーン店だったようだ。

 中村市からいよいよ、四万十川を北上。
 工事中の看板に書かれてある通行時間帯を確かめつつ、川沿いの道を進む。やはり水がきれいなので、それだけで嬉しくなる。すれ違うバイクや車はほとんどなし。途中、沈下橋に下ってから、写真を2、3枚撮る。非常に狭い1車線の道路や山を迂回する道もあったりで結構面白い。

 窪川から大野見村へと北上。そして、いよいよ四万十川の源流めざして、細い細い道を駆け登っていく。あと数百メートルで源流の碑が立っているところにきて、道の真ん中が深く抉れていて、そこにぶつかったマフラーが1本、エンジン下で押しつぶされているのを後で発見。冷や冷やしながら、慎重に進む。

 源流の碑の前で記念写真。こういうところで撮りたくなる気持ちがよくわかる。時計の針は午後4時を指している。ふと、ここでシッコすれば太平洋までどのくらいかかるのだろうかなどと、不埒なことを考えたりする。下りにオフロードのバイク2台とすれ違う。

 その日は《雲の上》ライダーズインに宿泊。宿に到着する10分くらい前に電話して予約。カマボコ型の屋根が並んで、なかなかいい。これでシャワーがついて、布団を別につけてもらって3000円強。できたばかりなのか、床板の真新しい匂いがする。真新しい布団が3組ほどあり、そのうちの2組を背にして本を読んだりする。

 この日の夕食、近くのコンビニまでバイクでいき、缶ビール数本とツマミ。部屋で500ミリ缶ビールを2本ほどあけて、宿泊所のラウンジみたいなところで、テレビを観ながら、さらに缶ビール4本飲む。他にも宿泊客が数組。今日の走行距離、約300キロ。いよいよ総走行距離2万キロを越す。


四万十川。一度は見てみたかった。


沈下橋。


沈下橋で1枚。


支流の小川まできれいに見える。



四万十川源流。

源流の碑。


源流の近くにあった碑。


ライダーズイン。雲の上。


部屋の前でバイクの整備ができる。
工具は貸してくれるということだったが、そこまではやっていない。






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