バイク・キャンプ・ツーリング

NERIMA爺、遅咲きバイクで人生救われる

1998年7月2日 北海道ツーリング 5日目

2025年01月27日 | 1998年 北海道ツーリング
7月2日(木)  上富良野~東川




 午前9時には、上富良野Oさん宅を出発。
 上富良野から20キロ以上は続く真っ直ぐな道を、とりあえず富良野まで走る。富良野駅前にでてから、裏道にあたる851号をまた上富良野方面に向かい、千望峠で一休み。十勝岳の山並みに囲まれた富良野の町が目の前に広がっている。柵の向こうにはラベンダーの花も結構、咲いている。
 
 それから、昨夜、Oさんの奥さんに教えられた美瑛の「みそら」にいく。ラーメン屋だ。山小屋の雰囲気丸出しの店内で、普通なら大盛りになる量の「普通の」ラーメンを注文。味はまあまあ。腹一杯食べたかったら、ここはお勧めだ。店を出ると雨。レインスーツを着こみながら、どうするか考える。十勝岳の白金温泉は素泊まりができるらしいが、明日朝一番の便で東京からやってくるカミさんを旭川空港に迎えにいかなくてはならないので、空港近くにテントを張るのもいい。だが、明日も雨との予報。朝早くにテント撤収、荷物を旭川のK代宅に預けて、そのまま稚内にいくのもちょっと考えものだ。

 とりあえず、旭川空港近くの柏園キャンプ場を目指すが、降りしきる雨の中、キャンプ場の標識すら見あたらなく、国道を10キロ単位で何往復かするはめになる。結局、キャンプ場は見つからずじまい。そのうちに、十勝岳方面の山々が中腹より上の雲が引いていくのが遠目にもわかり、雨も小降りになってきたので白金温泉に向かう。気持のいい966号を突っ走り、とりあえず国民保養センターでひとっ風呂あびる(250円)。近くにキャンプ場があったので、そこにテントを張ることに決める。

 ――だが、また雲行きが怪しくなってくる。
 結局、小雨の中、東川町のK代宅に向かう。5時に電話すると息子のKクンがでる。電話をかけている「中西商店」から、ほんの少しいったところがK代宅と判明。K代と電話で話している途中で、子供たちが道に駆けだしてくる。
 K代宅(――実際は夫のKMさん宅だ)は、30数年前に建てられた校長宅を借り受けているということで、小学校の校庭裏にある。部屋にはデンとストーブが設置してあり、なかなか雰囲気がいい。7月でも火を点けるような寒い日があるとのこと。さっそく、ビールを飲み始める。KMさんも8時くらいには仕事先から帰宅。10年ぶりの再会だ。なかなか忙しいらしい。クロス・カントリーで訪れた北欧の話や写真など見せてもらったりして、12時前後には床につく。夜半、雨。



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