明日の私へ

日頃の生活の中で、徒然感じた事を綴っていきます。

ATOK2017を使い続けて

2023年10月12日 | ソフトウェア

ATOK2017を使っています

分かっています。今は2023年です。
2017年にATOKを購入してから、さほど文句もないので使い続けています。

昔話

私がパソコンを使い始めたのが昭和58年。
まもなく日本でもMS-DOSが登場する時代です。
パソコンの性能も今のように高性能ではありませんでしたので、当時の開発者の皆様は日本語の取扱に苦慮していたのでしょう。
パソコンに漢字ROMを搭載しFEP(Front End Processor)という名称で仮名変換を実現していました。
この仕組みのおかげで別のソフトを使っているときにでも仮名変換が可能でした。
この当時のFEPは特徴があって面白かったです。
パソコンの性能が低いのでおバカ変換当たり前。少しでも日本語になっていると「すごーい!」などと思ったものです。
ATOK、松茸、VJE、WXP、EGBridgeなど有名なFEPが勢揃いしており、少ないリソースの中でこれらのソフトを開発された方々は凄いなと思います。
当時はワープロソフト一太郎で使われているATOKが全盛でした。
私はナンバーワンに対するアンチ派でしたので、VJEやWXP等を愛用していました。
当時使っていたEPSON PC-286NoteFにはROMでEGBridgeが入っており、変換効率はイマイチでしたが脅威の500文字一括変換ができる上、軽くて使いやすかったと思います。
時は流れWindowsの時代に突入すると仮名変換システムはIME(Input Method Editor)という名前に変わりました。
私の記憶ではWindows95に搭載されていたIMEはエーアイソフトのWXシリーズがもとになっていたと思います。
DOSでWXⅡを使っていたので使いにくさはありませんでした。
それでもWindows用にエーアイソフトが開発したWXGを購入して使っていました。
エーアイソフトシンパだったのかもしれません。
その後Windowsも進化を続け、Vistaの頃にIMEが突然おバカになります。
中国に開発が移行したという噂が流れ始めました。
あまりのおバカさにIMEをATOKに換えたのがこの頃です。
最後にATOK2017を購入し現在に至ります。

ATOK2017

ATOK2017はジーニアス英和辞典、ジーニアス和英辞典、岩波国語辞典、明鏡ことわざ成句辞典、大修館四字熟語辞典、乗換案内駅名電子辞典などの外部辞書を使うことができます。


特筆すべきはatok_xls_data.xlsというエクセルデータをドキュメントフォルダーに入れておくと漢字変換することができます。
エクセルで検索に使用するキーワード・確定したい単語やフレーズ・参考情報の3項目を登録・編集できますのでメモ代わりにも使えます。

これが便利なのです


事務所のパソコンには仕事でお会いする方々のお名前を入れておりますので、名前の打ち間違えを排除できるだけではなく、何年頃にどなたがどこにいらっしゃたのかすぐにわかります。


この機能があるため他のIMEに換えられません。
ATOK2023は凄く良いという話を聞いたけれど、多分私は2017をこれからも使い続けると思います。
不思議なのはChatGPTに代表される生成AIです。
何故、これだけ誤字無く日本語で回答できるのでしょうか。
AIに負けないよう、誤字を無くしていきたいと思う今日この頃です。


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