警察官も禁煙 対策に力/青森
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20120503-OYT8T01101.htm
喫煙率38% 治療費補助始める
禁煙化の動きが社会的に広がる中、職員の喫煙率が3割を超す県
警も対策に本腰を入れている。これまで庁舎内の喫煙所を段階的に
減らしてきたほか、今年度からは禁煙治療の費用の一部補助にも乗
り出した。
県警厚生課によると、県警職員の喫煙率は統計が残る2007年
度(44・7%)から徐々に下がっているものの、11年度は38・
4%で、依然として3人に1人以上がたばこを吸う計算だ。
ただ、県警も手をこまねいている訳ではない。00年に最大8か
所あった喫煙所は徐々に減らし、現在は2か所を残すのみ。この2
か所についても、「今後閉鎖することも選択肢の一つ」としている。
また、喫煙者を対象にした禁煙セミナーを毎年開いているほか、
今年度から警察共済組合県支部が、医療機関で禁煙治療を受けた場
合に最大6万円まで費用を負担する取り組みを始めた。
同課は、「受動喫煙の防止や職員の健康管理のため、今後も禁煙
への支援を進めていく」としている。