小学校で喫煙防止教育を受けた新成人は、受けていない人に比べて喫煙率が半分以下であることが、NPO法人「禁煙ねット石川」の調べで分かった。全体の喫煙率は12・8%だった。1月に金沢市内の成人式会場でアンケート調査した。アンケートは1月9、10日、7カ所で実施し、金沢市内に住む新成人全体の10・2%に当たる503人から回答を得た。このうち、小学校6年生の時に、喫煙の健康被害に関する教育を医師から受けた207人の喫煙率は6・7%で、受けていない296人の16・9%の半分以下だった。 男女別では、男性の喫煙率が20・5%、女性が4・9%だった。吸い始めた年代は、男性の6割以上が高校卒業以降または成人後だったのに対し、女性は7割が中学、高校に在学中と答えた。 金沢市は2011年から市立の全小学校で喫煙防止教育を実施している。禁煙ねット石川は同年から毎年、成人式会場でのアンケートに取り組み、教育の効果を検証している。 以上 北国新聞社提供
小学校で喫煙防止教育を受けた新成人は、受けていない人に比べて喫煙率が半分以下であることが、NPO法人「禁煙ねット石川」の調べで分かった。全体の喫煙率は12・8%だった。1月に金沢市内の成人式会場でアンケート調査した。アンケートは1月9、10日、7カ所で実施し、金沢市内に住む新成人全体の10・2%に当たる503人から回答を得た。このうち、小学校6年生の時に、喫煙の健康被害に関する教育を医師から受けた207人の喫煙率は6・7%で、受けていない296人の16・9%の半分以下だった。 男女別では、男性の喫煙率が20・5%、女性が4・9%だった。吸い始めた年代は、男性の6割以上が高校卒業以降または成人後だったのに対し、女性は7割が中学、高校に在学中と答えた。 金沢市は2011年から市立の全小学校で喫煙防止教育を実施している。禁煙ねット石川は同年から毎年、成人式会場でのアンケートに取り組み、教育の効果を検証している。 以上 北国新聞社提供