中小企業診断士・人気プロ研修講師・コンサルタント・人気プロコン塾売れプロ塾長あお先生こと青木公司の元気が出るブログ

企業研修・診断士講座の超人気講師、コンサルの中小企業診断士青木公司が使える経営と診断士試験ノウハウについて熱く語ります。

自己啓発だけに頼っても、多くの社員は決して勉強しない!

2018-10-10 08:39:04 | 組織人事戦略に役立つ情報
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皆さん、おはようございます!

プロ研修講師・プロコンサルタント、東京都中小企業診断士協会理事・事業開発部長のあお先生こと、青木公司です。


本日は横浜で大手企業の財務研修の講師をします。

さて、本日は「自己啓発だけに頼っても、多くの社員は決して勉強しない!」ということについてです。

最近、社員教育をしっかり考えている会社も日本にも多くなってきていると思います。

それでも欧米と比較すると会社の提供する研修も、OJTも、そして自己啓発も日本の社員は不足する場合が多いです。

そして、社長によっては「社員教育など、会社がするものではない。社員が自ら勉強し、そして、会社は優秀な実力を持つ社員だけ取ればいい。」という人もいます。

気持ちはわからないでもないですが、実際そううまくはいきません。

元々実力があり、優秀な社員であれば、どんな会社でも引く手あまた。

そして、自分で勉強し、実力を上げ、他の会社に転職していくからです。


自己啓発は私も重要だと思います。

しかし、それを促進するためにはいくつも重要なことがあるのです。

1. どんな実力、能力を持つ社員が必要か会社が明確にする。

2. 自己啓発の重要性と実力を上げた場合のメリットを明確にする。

3. 自己啓発助成のための補助金や手当など人参も明確にする。

4. 実力を上げ、成果を出した社員には社員にはそれにふさわしい、報酬や高いレベルの仕事を用意する。

5. 実際、上司たちが、自己啓発をしている姿を背中で見せる。

6. 自己啓発だけに頼らず、社員研修やOJTで多くの仕事上必要な力を身に着けさせる。

7. 将来のキャリア計画を立てさせ、長期計画で育成する。

8. 自己啓発をする社員をほめ、動機づける。

「自己啓発が重要」という理由が「教育に力や金をかけたくない」。「自社がどんな力が必要かわかってない」ではいけない。

自己啓発を促進させるのは社員個人頼みではすすまない。

勝手に社員が自己啓発するなら、とっくにもうすでにやっているのです。

会社がそれを促進させましょう!最高の努力で。



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