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皆さん、こんにちは!
プロ研修講師・プロコンサルタント、東京都中小企業診断士協会理事・事業開発部長のあお先生こと、青木公司です。
本日は上場を目指す中小企業の経営コンサルティング、夜は東京都中小企業診断士協会中央支部認定のプロコン塾、売れプロの実務実習の発表です。
さて、本日は上司のとらえ方で、部下のやる気も評判も変わることについてです。
さきほど、電車に乗っていたら隣にいたある会社の課長と部長の会話が聞こえてきました。
部長「君のところの〇〇君はどうだい?最近すごく頑張っているようだけど。」
課長「〇〇ですか。あいつ、仕事の進め方が最悪ですよ。
まずこちらの意図を察することなく、勝手に設計進めますし。
それでこちらが思っていることと全然違う事になっていくわけですよ。
それでいて、あいつハート強いところあるでしょ。
だから、最近、調子乗ったのか己の我を通してくるわけですよ。
少し慣れたからあいつのことほめる人などもいるわけで、さらに図に乗るんですよ。
最悪ですよね。」
部長「そうか。最悪か。じゃあ、昇格はなしだなー。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まじですか!これを受けて聴いて、〇〇君、本当に不幸だと思いました。
この課長は部下の長所がたくさんあるのに、そこを正当に評価し、伸ばすことができていません。
それどころか「最悪」という「悪」の中で最もという世の中で最低の評価を下し、侮蔑し、部長に伝えています。
そして悪口のオンパレード。
その中には己のマネジメント能力の低さにも気づけていません。
普段からこういう人の下で仕事をして、ネガティブな揚げ足取りをされては部下も仕事をしないでしょう。
また部長も課長のこの評価のみで、他の人の評価も考えず、そもそも部長自身ががんばっていると思っていた評価を覆してしまっています。一貫性がありません。
また。課長でいえば
課長「〇〇ですか。あいつ、仕事の進め方が最悪ですよ。
⇒自分の部下が最悪なのは、己の指導不足という評価になるのがわかっていない。
また最悪という、もっとも低い悪ということばで人をなじっており、人として間違っているし、また〇〇くんにいい評判が在る以上、不適切。正当な評価をする実力がなく課長として不適格。
唯一「仕事の進め方」にこの時点では限定しているのが救い。
まずこちらの意図を察することなく、勝手に設計進めますし。
⇒こちらの意図を「察する」ということから、明確に指示、指導しておらず、指示側の問題で課長に非がある。また、それならこちらから気が付いた時点で」、修正すべき。実行管理が下手。
それでこちらが思っていることと全然違う事になっていくわけですよ。
⇒思っているのではなく、口に出して指示指導すべき。課長のマネジメント、実行管理、教育が悪い。
それでいて、あいつハート強いところあるでしょ。
⇒ハートが強いのは長所。うまく伸ばすべき。それをネガティブにとらえるとは論外。
だから、最近、調子乗ったのか己の我を通してくるわけですよ。
⇒調子に乗るという表現は憶測だし、いい評判が〇〇くんにあるなら自信をつけるのはいいこと。課長もほめてあげるべき。
少し慣れたからあいつのことほめる人などもいるわけで、さらに図に乗るんですよ。
⇒ 〇〇くんがほめられるのは実力をつけたからで、「少し慣れたから」という陳腐な言葉で貶めている。課長が悪い。
また図に乗っているといいうのも課長の憶測。
最悪ですよね。」
⇒課長のあなたか最悪です。
部長「そうか。最悪か。じゃあ、昇格はなしだなー。」
⇒ 部長。それだけで昇格なし???
おそらく、この課長のもとで、社員はやる気を持てず、またマネジメントも悪いので成果は上がらないでしょう。
また〇〇くんも育たないか、あきれてこの会社を辞めるでしょう。
社員の長所を正当に評価し、ほめて、やる気を喚起する。
改善点は早めに優しくコーチングする。
部下のやることを暖かく見守りつつ、進捗もそっと管理し、的確に指導する。
それが重要なのですよね。
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プロ研修講師・プロコンサルタント、東京都中小企業診断士協会理事・事業開発部長のあお先生こと、青木公司です。
本日は上場を目指す中小企業の経営コンサルティング、夜は東京都中小企業診断士協会中央支部認定のプロコン塾、売れプロの実務実習の発表です。
さて、本日は上司のとらえ方で、部下のやる気も評判も変わることについてです。
さきほど、電車に乗っていたら隣にいたある会社の課長と部長の会話が聞こえてきました。
部長「君のところの〇〇君はどうだい?最近すごく頑張っているようだけど。」
課長「〇〇ですか。あいつ、仕事の進め方が最悪ですよ。
まずこちらの意図を察することなく、勝手に設計進めますし。
それでこちらが思っていることと全然違う事になっていくわけですよ。
それでいて、あいつハート強いところあるでしょ。
だから、最近、調子乗ったのか己の我を通してくるわけですよ。
少し慣れたからあいつのことほめる人などもいるわけで、さらに図に乗るんですよ。
最悪ですよね。」
部長「そうか。最悪か。じゃあ、昇格はなしだなー。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まじですか!これを受けて聴いて、〇〇君、本当に不幸だと思いました。
この課長は部下の長所がたくさんあるのに、そこを正当に評価し、伸ばすことができていません。
それどころか「最悪」という「悪」の中で最もという世の中で最低の評価を下し、侮蔑し、部長に伝えています。
そして悪口のオンパレード。
その中には己のマネジメント能力の低さにも気づけていません。
普段からこういう人の下で仕事をして、ネガティブな揚げ足取りをされては部下も仕事をしないでしょう。
また部長も課長のこの評価のみで、他の人の評価も考えず、そもそも部長自身ががんばっていると思っていた評価を覆してしまっています。一貫性がありません。
また。課長でいえば
課長「〇〇ですか。あいつ、仕事の進め方が最悪ですよ。
⇒自分の部下が最悪なのは、己の指導不足という評価になるのがわかっていない。
また最悪という、もっとも低い悪ということばで人をなじっており、人として間違っているし、また〇〇くんにいい評判が在る以上、不適切。正当な評価をする実力がなく課長として不適格。
唯一「仕事の進め方」にこの時点では限定しているのが救い。
まずこちらの意図を察することなく、勝手に設計進めますし。
⇒こちらの意図を「察する」ということから、明確に指示、指導しておらず、指示側の問題で課長に非がある。また、それならこちらから気が付いた時点で」、修正すべき。実行管理が下手。
それでこちらが思っていることと全然違う事になっていくわけですよ。
⇒思っているのではなく、口に出して指示指導すべき。課長のマネジメント、実行管理、教育が悪い。
それでいて、あいつハート強いところあるでしょ。
⇒ハートが強いのは長所。うまく伸ばすべき。それをネガティブにとらえるとは論外。
だから、最近、調子乗ったのか己の我を通してくるわけですよ。
⇒調子に乗るという表現は憶測だし、いい評判が〇〇くんにあるなら自信をつけるのはいいこと。課長もほめてあげるべき。
少し慣れたからあいつのことほめる人などもいるわけで、さらに図に乗るんですよ。
⇒ 〇〇くんがほめられるのは実力をつけたからで、「少し慣れたから」という陳腐な言葉で貶めている。課長が悪い。
また図に乗っているといいうのも課長の憶測。
最悪ですよね。」
⇒課長のあなたか最悪です。
部長「そうか。最悪か。じゃあ、昇格はなしだなー。」
⇒ 部長。それだけで昇格なし???
おそらく、この課長のもとで、社員はやる気を持てず、またマネジメントも悪いので成果は上がらないでしょう。
また〇〇くんも育たないか、あきれてこの会社を辞めるでしょう。
社員の長所を正当に評価し、ほめて、やる気を喚起する。
改善点は早めに優しくコーチングする。
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