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皆さん、こんにちは!
プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士の青木公司です。
本日はこれから上場を目指す企業の経営コンサルティング、夜は東京都中小企業診断士協会中央支部会員部主催の新人歓迎スタートダッシュセミナーに参加します。
新人の中小企業診断士の人たちに会うのがとても楽しみです。
さて、本日は「世紀の一戦。ワールドカップ日本対ベルギーに学ぶ!環境対応のリアクションの重要性」についてです。
今日の早朝三時から2018年サッカーワールドカップ日本対ベルギー戦がありました。
日本世界ランク61位に対して、相手のベルギーは世界3位。
予選、イギリス、セルビアなど強国に3連勝。しかも、最終戦9名をメンバー変更し、余力十分、世界的スーパースターが目白押しの優勝候補ベルギー。
それに対して、日本は素晴らしいサッカーに応戦しました。
前半は対格差をもろともせず、粘り強い守備でベルギーを完封。
後半7分までに素晴らしい組織的攻撃から原口選手、乾選手が決め、2-0.
そのあと2-3と逆転されましたが称賛に値する素晴らしい戦いでした。
選手たちは頑張ったと思います。
その健闘には拍手を贈りたいと思います。
胸を張って帰ってきてほしい。
さて、ただ多くを学ぶこともありました。
それを端的に言えば、「環境対応のリアクションの重要性」です。
日本は後半7分2-0でリードしました。
これは得点がバスケットのように100点以上など入ることがないサッカーにおいては圧倒的な差です。通常、2-0で後半リードしていて、逆転などされない差なのです。
それを逆転されたのです。
その原因は環境対応でリアクションを変えなかったことだと思います。
それらのポイントは以下です。
1. ポイント1 2点リードの段階で戦略を変更しなかった。
まず、2-0になった瞬間、ベルギーは当然、前がかりに攻めてきました。
ここで、日本はスイッチを切り替えるべきでした。
例えば、
「ボールをもったら、セーフティーに後ろでボールを回し、時間を消費する」
「不用意に横パスをせず、安全第一で相手選手のいないところにパスを回す」
「相手がじれて前にボールを取りに来たら、ミドルパスで前のフリーの空いている選手にパスを出す」
などです。
2-0までと同じサッカーを続けた。ここに相手の付け入るスキがあったと思います。
2. 後半20分台、ベルギーが190cm以上の長身選手を入れてきたところに対応しきれなかった。
上記で二人の長身選手が入った段階で、低い身長の日本選手を高さを生かした攻撃で、つぶそうというのは目に見えていました。
また、流れを変えようという意図もあったと思います。
日本選手も、原口選手が体を痛め、動けなくなってました。また柴崎選手も、疲れからか後半、動きも重く、不用意なパスミスも多くなってました。
通常、こういう風に相手が2選手同時に変えて、流れを変えようとし、かつ戦術も変えてきたら日本も対応して戦術を変え、選手も変えるべきだったと思います。
それをしない段階で、僕は「あっ」と大声を上げ、「これはだめかもしれない。環境対応しない企業が失敗するのと同様、サッカーも厳しい」と叫びました。
高い選手が入ったのに、ずるずる下がる日本。不用意に与えるコーナーキック。
その直後、ベルギーの選手交代して数分でベルギーの狙い通り、高さを生かして2点取られて同点。
ベルギーが戦略で、環境対応で日本を凌駕した瞬間でした。
3. 後半ロスタイムでの対応
その後、完全に遅きを失しましたが、本田選手、山口選手を前述の2名に変えて投入。
一応、安定しました。
そしてそのままロスタイムに。
このまま延長に。そして延長前にリフレッシュし、気分を変え、あとの交代枠2選手を使って、雰囲気を変え、しっかり守ってカウンターで一点を取りに行く。
また同点のまま、PKになればPKは時の運。
あせるベルギーからまたチャンスが出るし、PKになれば日本にもかなりチャンスあり。
その状況で残り、30秒もない日本のコーナーキック。
無理せず、ボールキープして、最後数秒でシュートで終わるという選択がベストでした。
しかし、不用意にけったコーナーキックはミスキックで、キーパーに軽々取られ、それをすかさず、ベルギーキーパーは投げました。
反応が遅れた日本に比較して、ベルギーは意思を合わせ、5名もの選手が日本ゴールに急襲。
スローインから数秒でとどめのゴールになりました。
環境に対応し、すかさずリアクションしたベルギーが日本を完膚なきまでに打ちのめした瞬間でした。
日本選手は対格差、実力を素晴らしい組織的粘りと、日本人の俊敏性とハードワークでカバーし、素晴らしい戦いでしたが、最後はベンチワークも含めた、環境対応の差で敗れたのです。
このことからは、多くの経営者、ビジネスマンが学ぶべきことがあると思います。
そしてプロの研修講師・プロのコンサルタント、中小企業診断士の僕にとっても、強力な学びとなったのです。
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本日はこれから上場を目指す企業の経営コンサルティング、夜は東京都中小企業診断士協会中央支部会員部主催の新人歓迎スタートダッシュセミナーに参加します。
新人の中小企業診断士の人たちに会うのがとても楽しみです。
さて、本日は「世紀の一戦。ワールドカップ日本対ベルギーに学ぶ!環境対応のリアクションの重要性」についてです。
今日の早朝三時から2018年サッカーワールドカップ日本対ベルギー戦がありました。
日本世界ランク61位に対して、相手のベルギーは世界3位。
予選、イギリス、セルビアなど強国に3連勝。しかも、最終戦9名をメンバー変更し、余力十分、世界的スーパースターが目白押しの優勝候補ベルギー。
それに対して、日本は素晴らしいサッカーに応戦しました。
前半は対格差をもろともせず、粘り強い守備でベルギーを完封。
後半7分までに素晴らしい組織的攻撃から原口選手、乾選手が決め、2-0.
そのあと2-3と逆転されましたが称賛に値する素晴らしい戦いでした。
選手たちは頑張ったと思います。
その健闘には拍手を贈りたいと思います。
胸を張って帰ってきてほしい。
さて、ただ多くを学ぶこともありました。
それを端的に言えば、「環境対応のリアクションの重要性」です。
日本は後半7分2-0でリードしました。
これは得点がバスケットのように100点以上など入ることがないサッカーにおいては圧倒的な差です。通常、2-0で後半リードしていて、逆転などされない差なのです。
それを逆転されたのです。
その原因は環境対応でリアクションを変えなかったことだと思います。
それらのポイントは以下です。
1. ポイント1 2点リードの段階で戦略を変更しなかった。
まず、2-0になった瞬間、ベルギーは当然、前がかりに攻めてきました。
ここで、日本はスイッチを切り替えるべきでした。
例えば、
「ボールをもったら、セーフティーに後ろでボールを回し、時間を消費する」
「不用意に横パスをせず、安全第一で相手選手のいないところにパスを回す」
「相手がじれて前にボールを取りに来たら、ミドルパスで前のフリーの空いている選手にパスを出す」
などです。
2-0までと同じサッカーを続けた。ここに相手の付け入るスキがあったと思います。
2. 後半20分台、ベルギーが190cm以上の長身選手を入れてきたところに対応しきれなかった。
上記で二人の長身選手が入った段階で、低い身長の日本選手を高さを生かした攻撃で、つぶそうというのは目に見えていました。
また、流れを変えようという意図もあったと思います。
日本選手も、原口選手が体を痛め、動けなくなってました。また柴崎選手も、疲れからか後半、動きも重く、不用意なパスミスも多くなってました。
通常、こういう風に相手が2選手同時に変えて、流れを変えようとし、かつ戦術も変えてきたら日本も対応して戦術を変え、選手も変えるべきだったと思います。
それをしない段階で、僕は「あっ」と大声を上げ、「これはだめかもしれない。環境対応しない企業が失敗するのと同様、サッカーも厳しい」と叫びました。
高い選手が入ったのに、ずるずる下がる日本。不用意に与えるコーナーキック。
その直後、ベルギーの選手交代して数分でベルギーの狙い通り、高さを生かして2点取られて同点。
ベルギーが戦略で、環境対応で日本を凌駕した瞬間でした。
3. 後半ロスタイムでの対応
その後、完全に遅きを失しましたが、本田選手、山口選手を前述の2名に変えて投入。
一応、安定しました。
そしてそのままロスタイムに。
このまま延長に。そして延長前にリフレッシュし、気分を変え、あとの交代枠2選手を使って、雰囲気を変え、しっかり守ってカウンターで一点を取りに行く。
また同点のまま、PKになればPKは時の運。
あせるベルギーからまたチャンスが出るし、PKになれば日本にもかなりチャンスあり。
その状況で残り、30秒もない日本のコーナーキック。
無理せず、ボールキープして、最後数秒でシュートで終わるという選択がベストでした。
しかし、不用意にけったコーナーキックはミスキックで、キーパーに軽々取られ、それをすかさず、ベルギーキーパーは投げました。
反応が遅れた日本に比較して、ベルギーは意思を合わせ、5名もの選手が日本ゴールに急襲。
スローインから数秒でとどめのゴールになりました。
環境に対応し、すかさずリアクションしたベルギーが日本を完膚なきまでに打ちのめした瞬間でした。
日本選手は対格差、実力を素晴らしい組織的粘りと、日本人の俊敏性とハードワークでカバーし、素晴らしい戦いでしたが、最後はベンチワークも含めた、環境対応の差で敗れたのです。
このことからは、多くの経営者、ビジネスマンが学ぶべきことがあると思います。
そしてプロの研修講師・プロのコンサルタント、中小企業診断士の僕にとっても、強力な学びとなったのです。
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