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皆さん、おはようございます。
プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士の青木公司です。
本日からまた北海道です。
さて、本日は「人にスイッチが入る瞬間!宮崎駿が再び長編アニメを創ろうと本気になった瞬間に感動!」の話をします。
2013年、あのアニメ界の巨匠、宮崎駿監督が長編アニメの引退宣言をしました。
風立ちぬの試写会で泣いている宮崎監督とその時すでに72歳という年齢を考えると、本当にもう作らないかもと思いました。同時に祈りにも似た気持ちでまた作ってほしいと思いました。
ルパン三世カリオストロの城、天空の城ラピュタ、風の谷のナウシカ、となりのトトロ・・・・。
ああいう名作をまた作ってほしいと・・・・。
しかし、かなわず、そして、そのまま時は流れました。
スタジオジブリも制作部門を解散させて久しい。
もう、さすがにないのかなとも思いました。
今、12分間の短編アニメを創っている。
それが限界なのかなと思いました。
そして、2016年11月13日(日)、NHKスペシャルで「終わらない人、宮崎駿」をみました。
12分間の短編アニメを人生初のCGで作ることを決意した宮崎監督。
その中でCGのすごさと同様、いろんな思いを抱えていきます。
そして、その日が訪れました。
28年3月期で売上2倍増で一部上場企業である急成長のIT企業ドワンゴが人工知能を使ったCGを描く技術をプレゼンに来た時のことです。
人工知能にCGを書く技術を覚えさせ、ゾンビゲームに使える人の動きを説明するドワンゴの会長。
筋肉がこわばったゾンビが不気味な動きで地面を蠢く映像。
身体は死後硬直のようにねじ曲がり、その中、頭と体をのたうち回らせ早く動く。
会長「頭を使って移動しているんです。(人工知能には)痛覚とかないし、頭が大事という概念がないんで、頭を普通の足のように使って移動しています。
この動きが気持ち悪いんで、ゾンビゲームの動きに使えるんじゃないかって・・・・。人工知能を使うと、人間が想像できない気持ち悪い動きができるんじゃないか」
淡々と言い放つドワンゴの会長の言葉。
明らかに宮崎駿監督の態度、表情が一変します。
そしてゆっくり語り始めます。
宮崎監督「あのう。。。。うーんとね。
毎朝会う・・・・・。このごろ、毎朝は会わない身体障碍者の友人がいるんです。
ハイタッチをするだけで大変なんです。
彼の手がこわばっている手とぼくの手でハイタッチをするの。
その彼のことを思い出してね。僕はこれを面白いと思ってみることができないですよ。
これを作っている人たちは痛みとか何も考えないでやっているんでしょう。
きわめて不愉快ですよね。
そんなに気持ち悪いものをやりたいんなら勝手にやってればいいのであって、僕はこれを自分たちの仕事につなげたいとは全然思いません。
きわめて何か生命に対する侮辱を感じます。」
凍り付く雰囲気。。。
会長が「あのう。これほとんど実験なので・・・。世の中に見せてどうこうというものじゃないんです」
その時、ジブリのプロデューサーの鈴木さんがドワンゴ側に尋ねます。
鈴木「どこへたどり着きたいんですか」
その時、ドワンゴ側が答えます。
「人間が書くのと同じように、絵をかく機械・・・・・」
その時です。
宮崎監督の表情がかわりました。。。。。スイッチが入った時の表情です。
「カチッ」と音が聞こえた気がしました。
本物の男が、覚悟を決め、本気になった時に見せる目に火が付いた表情です。
その後、NHKの取材にこう答えます。
「地球最後の日が近いって感じがするね。
それは人間のほうが自信がなくなっているからだよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
そして2016年8月。
鈴木プロデューサーを呼び出し、宮崎監督が語り掛けます。
「ちょっと書いたんだけど。」
その取り出したものは新たな長編映画の企画書でした。
「(映画公開の)3年までこれだけしかないんです。
鈴木さんが錬金術を使ってもいいから、この映画ができるだけの金をかき集めてください。」
鈴木さんはいいます。
「ただし。こういうことが起こるかもしれないですよ。宮さんが絵コンテだけ書いて死んじゃうと。
そうすりゃこの映画大ヒットですよ。」
心臓が多少悪く、映画を作るには体力が持つか、また、年齢も上のため、途中で死んだら、多くの人に迷惑をかける。
そういって長編映画を離れた宮崎監督の気持ちを軽くする人ことであり、その声にも喜びが隠れていました。
僕も、本当に本当にふるえました!
僕が震えたのは、大好きな宮崎監督の長編が見れるかもということではありません。
75歳の男のスイッチが入る本気になる瞬間をみれたからです。
さて、ぼくもこの人生であと何度、そういうスイッチを入れることができるか。
そして僕自身も何歳までそれができるか。
それを確かめてみたいのです。
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プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士の青木公司です。
本日からまた北海道です。
さて、本日は「人にスイッチが入る瞬間!宮崎駿が再び長編アニメを創ろうと本気になった瞬間に感動!」の話をします。
2013年、あのアニメ界の巨匠、宮崎駿監督が長編アニメの引退宣言をしました。
風立ちぬの試写会で泣いている宮崎監督とその時すでに72歳という年齢を考えると、本当にもう作らないかもと思いました。同時に祈りにも似た気持ちでまた作ってほしいと思いました。
ルパン三世カリオストロの城、天空の城ラピュタ、風の谷のナウシカ、となりのトトロ・・・・。
ああいう名作をまた作ってほしいと・・・・。
しかし、かなわず、そして、そのまま時は流れました。
スタジオジブリも制作部門を解散させて久しい。
もう、さすがにないのかなとも思いました。
今、12分間の短編アニメを創っている。
それが限界なのかなと思いました。
そして、2016年11月13日(日)、NHKスペシャルで「終わらない人、宮崎駿」をみました。
12分間の短編アニメを人生初のCGで作ることを決意した宮崎監督。
その中でCGのすごさと同様、いろんな思いを抱えていきます。
そして、その日が訪れました。
28年3月期で売上2倍増で一部上場企業である急成長のIT企業ドワンゴが人工知能を使ったCGを描く技術をプレゼンに来た時のことです。
人工知能にCGを書く技術を覚えさせ、ゾンビゲームに使える人の動きを説明するドワンゴの会長。
筋肉がこわばったゾンビが不気味な動きで地面を蠢く映像。
身体は死後硬直のようにねじ曲がり、その中、頭と体をのたうち回らせ早く動く。
会長「頭を使って移動しているんです。(人工知能には)痛覚とかないし、頭が大事という概念がないんで、頭を普通の足のように使って移動しています。
この動きが気持ち悪いんで、ゾンビゲームの動きに使えるんじゃないかって・・・・。人工知能を使うと、人間が想像できない気持ち悪い動きができるんじゃないか」
淡々と言い放つドワンゴの会長の言葉。
明らかに宮崎駿監督の態度、表情が一変します。
そしてゆっくり語り始めます。
宮崎監督「あのう。。。。うーんとね。
毎朝会う・・・・・。このごろ、毎朝は会わない身体障碍者の友人がいるんです。
ハイタッチをするだけで大変なんです。
彼の手がこわばっている手とぼくの手でハイタッチをするの。
その彼のことを思い出してね。僕はこれを面白いと思ってみることができないですよ。
これを作っている人たちは痛みとか何も考えないでやっているんでしょう。
きわめて不愉快ですよね。
そんなに気持ち悪いものをやりたいんなら勝手にやってればいいのであって、僕はこれを自分たちの仕事につなげたいとは全然思いません。
きわめて何か生命に対する侮辱を感じます。」
凍り付く雰囲気。。。
会長が「あのう。これほとんど実験なので・・・。世の中に見せてどうこうというものじゃないんです」
その時、ジブリのプロデューサーの鈴木さんがドワンゴ側に尋ねます。
鈴木「どこへたどり着きたいんですか」
その時、ドワンゴ側が答えます。
「人間が書くのと同じように、絵をかく機械・・・・・」
その時です。
宮崎監督の表情がかわりました。。。。。スイッチが入った時の表情です。
「カチッ」と音が聞こえた気がしました。
本物の男が、覚悟を決め、本気になった時に見せる目に火が付いた表情です。
その後、NHKの取材にこう答えます。
「地球最後の日が近いって感じがするね。
それは人間のほうが自信がなくなっているからだよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
そして2016年8月。
鈴木プロデューサーを呼び出し、宮崎監督が語り掛けます。
「ちょっと書いたんだけど。」
その取り出したものは新たな長編映画の企画書でした。
「(映画公開の)3年までこれだけしかないんです。
鈴木さんが錬金術を使ってもいいから、この映画ができるだけの金をかき集めてください。」
鈴木さんはいいます。
「ただし。こういうことが起こるかもしれないですよ。宮さんが絵コンテだけ書いて死んじゃうと。
そうすりゃこの映画大ヒットですよ。」
心臓が多少悪く、映画を作るには体力が持つか、また、年齢も上のため、途中で死んだら、多くの人に迷惑をかける。
そういって長編映画を離れた宮崎監督の気持ちを軽くする人ことであり、その声にも喜びが隠れていました。
僕も、本当に本当にふるえました!
僕が震えたのは、大好きな宮崎監督の長編が見れるかもということではありません。
75歳の男のスイッチが入る本気になる瞬間をみれたからです。
さて、ぼくもこの人生であと何度、そういうスイッチを入れることができるか。
そして僕自身も何歳までそれができるか。
それを確かめてみたいのです。