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皆さん、こんにちは!
プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士の青木公司です。
昨日は大手機関に行って打ち合わせ。
正式に青木が指導するプロコン塾、売れる!人気プロ研修講師・コンサルタント養成講座(略して売れプロ)から複数名の講師を紹介してほしい旨の打診を受けました。
我が売れプロのメンバーに大きなチャンスを作り出せそうで大変よかったです。
さて、本日は「製造業を見るコンサルタントが大変少ないことについて」です。
実は昨日のその機関との打ち合わせで相手方からこんなお話しが出ました。
「青木先生。うちの期間でもメーカーのコンサルティングやその内容の指導ができる人を求めているのですがいないのですよね。
なぜでしょうか。また製造業のコンサルの高齢化も進んでいます。
東京都中小企業診断士協会ではどのように考えているのですか。役員・事業開発部長としての見解を教えて下さい」
と。
実は、この手の話はわが東京都中小企業診断士協会でもよく出る話でもあります。
製造業について、専門で経営コンサルティングを行える人材が少なくなってきている。
と。
そうなのですよね。
僕自身も一部上場メーカー出身で、かつ、海外購買の部門(海外購買や海外子会社の生産管理、国内外注からの購買・外注管理)、ベトナムへの海外子会社の立ち上げPJ担当(現地調査、投資計画の策定、進出プロジェクト担当、現地政府機関や合弁企業との交渉)、二次加工の業務の外注管理チームのチームリーダーなどで7年は経験があり、かつ、多くのコンサル会社と一緒に仕事もしていて、製造系のコンサルティングもできるノウハウもあります。
しかし、大手企業の生産部門、購買部門などに、購買員研修、OJT研修、問題解決研修、交渉術研修など研修講師をしたり、また単発での依頼のコンサルを覗き、がっちり、製造業の製造に関するコンサルはしていません。
大手一部上場メーカー出身で、外注中小企業などにも多くの指導経験がある僕ですらです。
なぜなのでしょうか。
理由はいつくかあります。
1. 鉱工業部門という製造業専門のコンサルを作る制度が中小企業診断士になくなった
そもそも平成12年までの旧制度では、商業部門、鉱工業部門、情報部門の3つに分かれていて、鉱工業部門という製造業専門のコンサルを作る制度がなくなったことも大きく聞いていると思います。
製造業専門コンサルというカテゴリーに対する意識が低くなり、またノウハウのない人が多くなる理由になっています。
2. 製造業専門コンサルを求める中小企業が数的にも力的にも過去より少なく弱くなっている
大手企業の海外進出による国内中小企業の数の減少、力の弱体化。
また一部中小企業の大規模化などによって、中小企業診断士の指導するべき母集団が少なくなってきているというのも大きな理由です。
大田区や東大阪市などの中小製造業の大幅な減少(半数以下に)など大きな影響を受けています。
3. 製造業の専門の経営コンサルティング会社が複数存在している
上記の企業が組織的に報酬を一定取れる案件については参入してきているため、上質な製造業コンサルタントが、国の助成金、専門家派遣などを使わずコンサルに入る領域は狭まっています。
4. 高い専門性に対してフィーが合わない
専門家派遣などだと、どうしても低報酬になるため、製造業の製造に関する高い専門領域になつぃて合わない感じとなる。
5. コンサルが必要な製造業の中小企業に対しての必要コンサルタント数はそこそこバランスが取れている
実はこれも大きい。コンサルを求める企業数が減り、さらに新たなライバルも出現した事を考えれば、需給関係はそこそこバランスしている。
6. 製造業であっても、製造現場などの改善以外の経営コンサルもあり、その領域のほうが数、価格的に参加しやすい
製造業も「経営戦略」「マーケティング」『組織人事」「財務」「事業戦略策定」「情報」「助成金獲得」など普通にどの企業でもある領域もあり、その分野の方が参画しやすい。
これは青木もそうしている感じです。
7. 高い専門領域の知識を身に着ける機会が少ない
メーカー経験があり、さらに製造部門の経験のある中小企業診断士が多くない中、製造コンサルのノウハウを身に着ける研修も少なく、あっても質が良くないケースもあり、さらにコンサル場面に立ち会う経験も少ないこともあり、専門領域の知識を付ける機会が少なくなります。
8.対象者の多い、飲食などのサービス業や小売業、卸売業のコンサル・講師分野の方が大ロットでかつやりやすい。
ということが有ると思います。
しかし、とはいっても経営コンサルの高齢化が進めばいなくなってしまいますよね。
ここは青木も少し、考えていこうと思っています。
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皆さん、こんにちは!
プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士の青木公司です。
昨日は大手機関に行って打ち合わせ。
正式に青木が指導するプロコン塾、売れる!人気プロ研修講師・コンサルタント養成講座(略して売れプロ)から複数名の講師を紹介してほしい旨の打診を受けました。
我が売れプロのメンバーに大きなチャンスを作り出せそうで大変よかったです。
さて、本日は「製造業を見るコンサルタントが大変少ないことについて」です。
実は昨日のその機関との打ち合わせで相手方からこんなお話しが出ました。
「青木先生。うちの期間でもメーカーのコンサルティングやその内容の指導ができる人を求めているのですがいないのですよね。
なぜでしょうか。また製造業のコンサルの高齢化も進んでいます。
東京都中小企業診断士協会ではどのように考えているのですか。役員・事業開発部長としての見解を教えて下さい」
と。
実は、この手の話はわが東京都中小企業診断士協会でもよく出る話でもあります。
製造業について、専門で経営コンサルティングを行える人材が少なくなってきている。
と。
そうなのですよね。
僕自身も一部上場メーカー出身で、かつ、海外購買の部門(海外購買や海外子会社の生産管理、国内外注からの購買・外注管理)、ベトナムへの海外子会社の立ち上げPJ担当(現地調査、投資計画の策定、進出プロジェクト担当、現地政府機関や合弁企業との交渉)、二次加工の業務の外注管理チームのチームリーダーなどで7年は経験があり、かつ、多くのコンサル会社と一緒に仕事もしていて、製造系のコンサルティングもできるノウハウもあります。
しかし、大手企業の生産部門、購買部門などに、購買員研修、OJT研修、問題解決研修、交渉術研修など研修講師をしたり、また単発での依頼のコンサルを覗き、がっちり、製造業の製造に関するコンサルはしていません。
大手一部上場メーカー出身で、外注中小企業などにも多くの指導経験がある僕ですらです。
なぜなのでしょうか。
理由はいつくかあります。
1. 鉱工業部門という製造業専門のコンサルを作る制度が中小企業診断士になくなった
そもそも平成12年までの旧制度では、商業部門、鉱工業部門、情報部門の3つに分かれていて、鉱工業部門という製造業専門のコンサルを作る制度がなくなったことも大きく聞いていると思います。
製造業専門コンサルというカテゴリーに対する意識が低くなり、またノウハウのない人が多くなる理由になっています。
2. 製造業専門コンサルを求める中小企業が数的にも力的にも過去より少なく弱くなっている
大手企業の海外進出による国内中小企業の数の減少、力の弱体化。
また一部中小企業の大規模化などによって、中小企業診断士の指導するべき母集団が少なくなってきているというのも大きな理由です。
大田区や東大阪市などの中小製造業の大幅な減少(半数以下に)など大きな影響を受けています。
3. 製造業の専門の経営コンサルティング会社が複数存在している
上記の企業が組織的に報酬を一定取れる案件については参入してきているため、上質な製造業コンサルタントが、国の助成金、専門家派遣などを使わずコンサルに入る領域は狭まっています。
4. 高い専門性に対してフィーが合わない
専門家派遣などだと、どうしても低報酬になるため、製造業の製造に関する高い専門領域になつぃて合わない感じとなる。
5. コンサルが必要な製造業の中小企業に対しての必要コンサルタント数はそこそこバランスが取れている
実はこれも大きい。コンサルを求める企業数が減り、さらに新たなライバルも出現した事を考えれば、需給関係はそこそこバランスしている。
6. 製造業であっても、製造現場などの改善以外の経営コンサルもあり、その領域のほうが数、価格的に参加しやすい
製造業も「経営戦略」「マーケティング」『組織人事」「財務」「事業戦略策定」「情報」「助成金獲得」など普通にどの企業でもある領域もあり、その分野の方が参画しやすい。
これは青木もそうしている感じです。
7. 高い専門領域の知識を身に着ける機会が少ない
メーカー経験があり、さらに製造部門の経験のある中小企業診断士が多くない中、製造コンサルのノウハウを身に着ける研修も少なく、あっても質が良くないケースもあり、さらにコンサル場面に立ち会う経験も少ないこともあり、専門領域の知識を付ける機会が少なくなります。
8.対象者の多い、飲食などのサービス業や小売業、卸売業のコンサル・講師分野の方が大ロットでかつやりやすい。
ということが有ると思います。
しかし、とはいっても経営コンサルの高齢化が進めばいなくなってしまいますよね。
ここは青木も少し、考えていこうと思っています。