Ombra Mai Fu ~ 優しい樹の下で

POP ♡ OPERA SINGER 
 増田 いずみ ~ OFFICIAL BLOG

刺激

2008年05月25日 | masudaizumi.com
長いこと歌うこと、人前にでることをお休みしていると、ちょっと怖くなります。

この充電期間中、もっともっと、と、思う気持ちと、このままゆる~く過ごしていたい、、、という気持ちがいったりきたりです。

ちょっと、しゃっきりする為に、本を買いました。

「わが愛の讃歌」

エディト ピアフの自伝です。


ピアフって、内向的に情熱的なのだと、勝手に想像していたのですが、先日観た映画で、かなり外に向かって情熱的な人だったのだと、わたしの持つピアフのイメージが少し変わったので、読んでみたくなりました。




ワイルド ベリー

2008年05月24日 | masudaizumi.com
毎週水曜日に訪れるケーキ屋さん。

私には、週一回の、ほのぼのとした幸せな時間。

ケーキ屋さんって、独特の幸せな空気が漂いますよね。


ここで、先日、面白い話を聞きました。

ワイルド ベリーを家で育てると、結婚に結びつく、というジンクスです。
いつそんな噂が日本中を駆け巡ったのか、大阪でだけ、なのか、関西で、なのか、は知りませんが。

この話をきっかけに、このケーキ屋さんの店先には、ワイルド ベリーがやってきたそうで。
先週訪れたときには小さい赤い実をつけていました。

無農薬で、簡単に、甘いイチゴが作れるそうです。

可愛らしい実を観ていると、幸せな気持ちになれます。
パイナップル、や、バナナ、、では、こんな気分は味わえません。

イチゴって癒しパワーすごいな、買ってみようかな、と出かけてみた。

、、、のですが、、大阪は雨降りの一日。

イチゴの苗を買う道すがら、新しく心斎橋にオープンしたイタリアのブランド「Geox 」で、ウェッジソールの黒の靴を買いました。

最近の悩みは、子供をだっこしないといけないから、パンプスを履くことは困難だったこと。
でも、公式な場所にいくとき、どうしてもパンプスでないと、、、ということを解決してくれたのが、このウェッジソール。

ヒールとしては7センチほどあるのに、まったくヒール特有の足の疲れを感じない。


体に優しい靴が手に入って、ほんと、よかった、、、。


とおもっていたら、イチゴの苗を買うことをすっかり忘れて帰ってきてしまいました。





毎日がおしゃべりな町

2008年05月23日 | masudaizumi.com
子供を授かって感謝すること。

大阪では、子供がいると、本当にたくさんのかたから、話しかけられます。
私は、自分から話す、ということが、もともと恥ずかしい性格のため、知らない人がいると、堅くなってしまうのですが、リトルがいると、いつも出かける先で、誰かと話しています。

タクシーや電車のなかで、運転手さんや、廻りの乗客のかたと子供の話をするのは、もうあたりまえ。
混んでいる電車に乗ると、本当にびっくりするくらいすぐに、数名のかたが席を立って、どうぞと言ってくださいます。

知らぬ間に、リトルも、この環境でおしゃべりになっていくのがわかります。
そして、私にとっては、この町になじむ、という意味では、リトルには感謝せずにはいられません。

先週、通園の送り迎えに、ついに買った電動自転車。
私はまだ乗り馴れなくて、どきどきしているのに、リトルがうたた寝した状態で乗っていて、赤信号でとまっていると、必ず、「よ~寝てるな~~。紐しっかり締めてな、大丈夫か?」と声をかけられます。

電車に乗って「ややこしや===ややこしや、あ、ややこしや~~、あ、ややこしや」とテレビで覚えた野村萬斎さんの狂言のまねをしていると「ややこしいのは、あんたや」とおっちゃんに笑われたり。


そうそう明日はね、リトルの幼稚園の遠足です。

「明日はね、お弁当もってね、先生と、お友達とね、動物園なの、明日よ、明日、、、、」とつい話してしまったが最後、リトルは、今日、いまからいく、といって聞かず、気温28度の大阪の恐ろしい紫外線の嵐のなか、手袋して動物園へいってきました。


なんという暑さ。動物たちも、ぐったりと寝ているか、小屋の中に入ってしまっています。

でも今日は平日の金曜日。

週末とはうってかわって、人が閑散として、いつもの混雑では見えない、この動物園の事情に博識のおっちゃんたちが、たくさんいてて、、、ちょっと驚きました。

ペンギンさんとこにいくと、丁度えさをあげる時間。「これからな、あじと、ししゃもと、生きたお魚を、池にほおるんやで、みててみ、おもろいで」と解説してくれはりました。


観ていると、アジはあまり人気がなく、ししゃもに食いつくべんぎんちゃん。そして最後の締めがペンギンとお魚との、水の中での追いかけっこ。

ほんまや、、、

「かばさんはな、二時半になったらな、歯を磨くのにあがってくるからな、もうちょっとここで まっとき。びっくりするで~」、といってくれたおじさん。

本当にすごいカバの巨体が、水面から定刻に陸にあがってきたの。
よ=知っているな===と思うと、もうそのおじさんはいませんでした。


キリンさんとこでは、かなり本格的なカメラを抱えたおっちゃん。「お~~賢い子、いくつや?」と声をかけられ、「わたしんとこも一歳半になる孫がいてますねん、そっか、二歳いうたら、こない なんねんな」、と、ご自慢のお孫さんの写真を見せてくれました。

売店では、私が動物のシールを買うと「ぼく、賢く待ってたから特別に一個動物君あげるわ」と、ちいちゃなカバくんをいただきました。

ソフトクリームを買うと、売店のおっちゃんが、、、、


とまああ、書ききれないくらいの会話。

ゲートを出ても、「なにがオモロかった?」と話しかけられ、大阪という町は、本当に、いつも人間が明るい素敵な町です。




さて、夕方、私は、日焼けした肌にローションを塗りながら、明日も動物園か、、、、と思っていると、「明日は雨のようなので、動物園の遠足は延期します」と連絡網がはいりました。


は~~~~良かった。
二日続けての動物園ではなくなり、ホッとしているところです。






は~~~~~~~~~~~~~、、、、なのでした。

2008年05月22日 | masudaizumi.com
いつものリズムもだいぶ戻ってきました。

朝、リトルを送ってから、いつもの喫茶店の外の席で緑を眺めながらソイラテを飲んで、11時半まで作詞、それからちょっと買い物をして、スタジオへ。

で、今日はそのあと、、、

ショックなことがあって、、、、

もう、一日へこんで、まいってしまった。


訳詞カバーをした曲の、申請をしようとおもって、権利元のユニバーサル ミュージック パブリッシングに、電話したの。

こういう事務手続きって、めっちゃドキドキします。

ビクターとは、もうすぐ、さよならなので、思い切って自分で電話したのでした。

そしたらね、すでにもう、日本語カバーができていて、ある作品の挿入歌になっているのですが、これ以上のカバー作品をつくらない、という原作者の意向でカバーすることを許可したので、これ以上の訳詞で歌うことも遠慮して欲しい、というのです。

あ~~~~~~

You raise me up

さよ====なら~~~~~~

原曲の詩のもつ、「貴方が私を立ち上がらせてくれる、前に向かって歩かせてくれる」というメッセージを、もっと掘り下げて、命の神秘、という母の目線で、日本語で伝えたかったのですけれど、とても残念です。


子供は、自分で生まれたいと願って、自分で選んだお母さんのもとへ、皆に愛されて生まれてきます。

子供が授からず悲しんでいるかたもたくさんいるなかで、生まれてきて、自分の命を、、もっともっと愛して欲しいと思うのです。生きていたら、苦しいこと、寂しいこともたくさんあると思います。でもね、自分で時間を止めてしまうひとがいる、ということは、とても、とても親という側、残された側にとっては悲しいことです。

そんな思いを詩にたくしましたが、この曲は、私の作った日本語カバーでは、許可がおりず、歌えなくなってしまったのでした。


そうですよね、私がうたってる、ポップオペラとは、もともと歌詞のない器楽曲に歌詞をつけてるんですものね。
オリジナルで、しっかり歌詞があるものに、べつの詩をつける、ということはとても繊細なことだったのでした。
でも日本語カバーするときは、なるべく原詩にそってやっているつもりでしたが、、、。



と、ちょっと反省でした。ので、、、自分で、この詩に、メロディを書くことにします。


は~~~~~。いかん、いかん。なのでした。




あれ、、、

2008年05月21日 | masudaizumi.com
今日気がついた、、、、ない。ない、ないのです。


アメリカ村、といえば、よく観光での写真にでている、周防町の三角公園に向かって歩く途中にある、巨大ピエロちゃん。

土曜日に撤去されていたそうで、あるべきところが真っ白の壁になっていて、びっくり。

アメリカ村にもバブルの波がおしよせているのでしょうか、大阪はへんな建設ラッシュで、どんどん町が変わっていっています。

道頓堀のくいだおれ人形さんみたいに、発表すると大事になるので、ひっそりと早朝に撤去したとか。
しかも、おおきなものなので、1000万円くらいかかってしまうとか、、、

ここ20年で今のような古着屋さんだらけの若者の町に変わっていったというアメリカ村。
いまから20年したら、この村も、いったい、どう呼ばれていることでしょう。