![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/47/109cf1410569afcf0530a9b2ed8a5bdd.jpg)
PSPのゲームアーカイブスで、なつかしいパズルゲーム『マジカルドロップ3』をダウンロードした。
マジカルドロップシリーズは、『テトリス』や『ぷよぷよ』のような、いわゆるパズルゲームである。
ただ、テトリスやぷよぷよが、パズルのピースが落ちてくる、いわゆる"落ちモノ"パズルである
のに対して、マジカルドロップはパズルのピースは"落ちて来ない"。
ピースは天井に貼りついているかたちとなっており、どんどんせり出してくる。
それを、プレイヤーとなるピエロが地上から操作してピースを消していくこととなる。
こんな感じ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/c2/d9607a4914bb23a2d72060285cba9ea2.jpg)
ピース(以下、ドロップ)は同じ色のものを3つ縦に並べると消すことができる。
地上のピエロは、天井のドロップをチェーンで吸い取って、放り投げることによって
ドロップを消していくことになる。
そして、ぷよぷよでおなじみの"連鎖"も可能。
面白いのは、ぷよぷよの連鎖はよく考えながら組まないと思うように連鎖しないのに、
このマジカルドロップはピエロの操作をスピーディに行うことにより、
一回目のドロップを天井に放り投げて、それが天井にあるドロップに当たって消える前に
二回目のドロップを天井に投げていれば、強引に連鎖ができる。
これを"後付け連鎖"と呼ぶ。
これは、戦略をじっくり考えるのが七面倒くさい僕にはすごく魅力的なシステムだった。
何も考えずに、目の前のドロップを効率よく消していくだけでガンガン連鎖ができる
夢のようなシステム!
全国の面倒くさがり衆は要注目だ。
さて、マジカルドロップのだいたいを説明したところで、本題に入る。
一応、このマジカルドロップにはストーリーが存在する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/c6/ba758f4fa58cf09dcb1e7914a2cdad5e.jpg)
"マジカルドロップ"というのはどんな願いも叶えてくれるアイテムという設定。
これを手に入れるために、さまざまなキャラクターがマジカルドロップ大会に参加することになる。
つまりは、上で説明したルールのパズルゲームはこの物語的に言えば、
マジカルドロップを手に入れるための手段ということだ。
キャラクターたちはマジカルドロップで対戦して、一番を目指す↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/bc/d347f0c911684a6a49a8bcb83ac60470.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/8c/59a17af7b0705b3327db3e7adcef15ac.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/b3/9bc34cdeff1b8d329b67f68c32ccbb02.jpg)
このときゲームをプレイしている自分は、そのキャラクターに入り込んでパズルを解くことになる。
このとき、パズルはただのゲームではなく、物語的重みを持ったゲームとなる。
パズルゲームに物語なんていらないという人もいるかもしれないが、
このゲームが発売されたパズルゲーム全盛期(1990年代後半)には、
ほとんどのパズルゲームにこういった物語的要素が存在した。
そして、確かにその物語は、多くのプレイヤーにとってのモチベーションと
なっていたのである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます