わたくし、中学生の頃よりずっと、ジャズ・フュージョン派です。決してロックを聴かないという訳ではないのですが、やはり耳にあたりの良い音楽を好んで聴いてしまいます。
ただ、実はロックの中でも結構ハードなヤツが好き、という自覚は、大学生の頃に持っておりました。それはギターのひえっちさんが、私たちのフュージョンバンドに加入する前からやっていた、ハードロックのバンドのレパートリーを聴いてから。
その頃はラウドネスとかが流行っていて、そのあたりのコピー曲を「何かハードロックって、フュージョンに通じる?」とか思って聴いていました。
キーボードの必要な曲をやる時などに、急きょ呼ばれて数曲だけ参加、というのは結構ありました。あと、所属していたサークル「FSS」の合宿恒例「抽選バンド」では、色んなタイプの曲(そして自分の担当とは違う楽器)を演奏しました。
こちらさいたまに移り住んでからは、EITAさん、ひっきーさん夫妻が参加する「FSD」のセッション大会に時々出させていただいて、そこでも様々な曲をやりました。ただ、セッション大会はやりたい人がやりたい曲をエントリーして、というシステムだったので、私がハードロックに名乗りを上げることはまずありませんでした。
なので、この私が自分のiーPodにレインボーやマイケル・シェンカー・グループの曲を入れて、それを聴きながら鍵盤の前に向かうという事は、ちょっと夏場に雪でも降りそうなことなんです(笑)(何でもロック好きなひっきーさんにとっては、この辺りのバンドは、どストライクなんだそうで・・・)これらの曲を、今度9月に京都で開催される「FSS同窓会」で、学生時代はからむことのなかったハードロックバンド「AIR FLEET」のキーボードとして、参加することになっています。
CD制作と並行して、しばらく未知の領域を楽しむこととしよう