今日の徹子の部屋にピースが出てました。先日のアメトーク・ゴールデン「徹子の部屋芸人」で、過去に出演し玉砕した芸人たちから、様々な傾向と対策をレクチャーされていたピース。又吉の一発ギャグの後のお寒い雰囲気は想定内。その他は漫才も結構ウケて、かなりいい感じでした。さすがご先祖さまが「お殿様の前でお手玉などをして喜ばせる人」だったという綾部。熟女を喜ばせる技に長けていました。
さて、きのう大阪から戻り、留守中にやっと届いたDVD「ダイナマイト関西second」を見ました。いや、何かお笑いのDVD見て、最後感動してしまったんですが・・・。
私は全然知らなかったんですが、バッファロー吾朗が主宰でやってるこのイベント、もう10年くらいやってるみたいです。格闘技のような大喜利の真剣勝負、トーナメント形式で、最後の優勝決定戦は時間無制限。お笑い芸人だけでなく、プロレスラーやミュージシャンなど、色んな人が参加して誰が一番面白いかを決めるという。参加者の紹介VTRなどはものすごくカッコイイ作りで、ライブでの大喜利との落差が笑える、よくできたDVDです。2人の参加者が争っている最中の、バッファロー吾朗とゲストとの実況中継がまた可笑しい。
初回、つんく♂と対戦した大吉先生、かなりの本気モードで、全くお笑いのトーンじゃありませんでした。ちょっぴりブラックな野球ネタなど盛り込んでの勝利(ただつんく♂もかなり面白かった)。準決勝では対戦相手のしずる池田に対して「若手ですぐ売れたので、中堅としては負けられない、ショウショウとはりけ~んずに念をもらってます」というコメントが深いな~、と。そういえば先日のルミネのトリがはりけ~んずで、漫才すごく面白かったです。この2組、たぶんすごく芸歴が長いんだと思います・・・。
ストレートで勢いのある池田に対し、ひねりと知識の豊富さで快勝。そして決勝戦の相手は吉本新喜劇座長、小藪千豊。スベらない話ではいつも大爆笑の小藪でしたが、大喜利はあまり得意ではないとみえて、最後も大吉先生の圧勝に思えました。
「夢はかなう!!」という答えで優勝が決まり、口元をおさえて泣きそうなのを必死でこらえる大吉先生。それは「国民的美少女コンテスト」で優勝が決まった時の女の子のそれと全く同じでした
普通の芸人さんなら、優勝したらガッツポーズで満面の笑み、というイメージなのが、それはそれは大人しいチャンピオン。優勝コメントもとっても真面目で・・・。もしかしたら20年芸人をやって来て、賞レースとは無縁だったのかもしれない。デビューしていきなり福岡で売れちゃったので、特に賞を取る必要もなかったってことなのかも。大喜利を得意としていたみたいなので、喜びもひとしおだったんでしょうね
ほんとよかった。
きのうも大阪を離れる前に、お正月に30数年ぶりにお会いしたピアノの先生の所にごあいさつに行って、玄関先で少しお話した中に出て来たのが「長く続けることの大切さ」。途中嫌になったり、自分の演奏に限界を感じたりするけれど、たとえ惰性であっても続けていれば、見えてくるものがある、というお話でした。それはそれは深くうなづいてしまいました。そうかー、やっぱりそうなんだー。続けることの大切さ。色んな人から学ばせてもらっています。
この夏、例年通りであればキーボード・マガジンのアレンジ・コンテストのある年なんです。最初に応募したのはもう4年前で、それ以外にも歌伴、作曲と4回応募していて、いずれも最終予選まで行けたことはありません。そのコンテストにこだわる必要がどこにあるのか、と言う人もいます。それに対しての正解はありません。でもやはり挑戦せずにはいられない。きっとそれは自分に対しての2年に1回の夏休みの課題なんです。
この夏には関西でのイベントも決まっています。息子の受験で学校巡りも夏にしなければなりません。当然子供は夏休み。打ち込みに文字通り打ち込む時間は限られて来ます。4年前はFantomを買ったばかり、2年前はSONARを買ったばかりでした。どちらも使い方自体を探りながらのアレンジ、猛烈に時間がかかりました。ただ今回はDAWを扱えるようになって来ているので、自分のイメージを前よりは忠実に音にできると思います(それでも最後のマスタリングは??な部分が多いですが)
あとは審査員がジャズ系の人であることを願うばかり!!個人的には松本圭司さんか宮崎裕介さんあたりが希望です(そんな希望通るわけないやろ!というツッコミが色んな方向から聞こえて来ますが、もし本当にそうなったら、かなりの強運の持ち主と思って下さい)
長くお笑いを続けて来た大吉先生を見習って、わたしもがんばろ
夢はかなう