悪党どもを筆で撃つ!
商売敵の悪辣な嫌がらせ、貨幣改鋳をたくらむ公儀の暗躍・・・
独創的な瓦版づくりを目指す硬骨漢・釜田屋岩次郎は
智恵と度胸で立ち向かう!
江戸の職人気質ここにあり!
早刷りの記事を書くのは「・・・」達である。記事には、絵描きが挿絵を添えた。
仕上がった原稿と絵は『枠切り』に回された。
菊判半切四つ切りが、早刷りの大きさである。下部の広目枠を除き、
一段十二文字組が五段。左右一杯を文字で埋めれば、三十行まで使えた。
早刷り一段の原稿文字数は、三百六十文字。五段合わせて千八百字が、
一日分の記事に使える文字数である。(本文より)
痛快長編時代小説
早刷り岩次郎 山本一力 朝日新聞出版
この「・・・」は、何でしょうか!?。これが問題です。
※暗示・示唆=どなたにも顔にあるものです。・・・答は、9月25日の予定です。
※いつも見るだけのみなさま(あなた) 一言でも記述していただければ幸甚です。