中華風冷やしイケメン韓タレ添え★BLOG de Diary

♪中華明星も韓国スターも好きな私の徒然日記♪

おバカな妄想 その3

2005年04月08日 | F4
CLUB F4 (Part2)

私はやっとの思いでJerryのファンの山から抜け出すと、隣のやけに静かな島に潜り込んだ。
「僕?僕はKen。」
彼はそう答えると、そこはかとなくエキゾチックな顔だちに、微笑みを浮かべた。
知的な雰囲気に加えて、男の色気が漂う。
そんな色っぽい目で見つめられるとちょっとドキドキする。
しかし、さっきとはうって変わったこの客層はなんだろう?
若いギャル系からマダム系まで、年齢層の幅広さも凄いけど、この水をうったような静けさは何?
クセなのか、Kenは静かにシェイカーを振りながら、時折女性客をちらっと見る。
(これは、ヤバいかも…)
案の定熱い視線を送られた女性の瞳はハート型だ。
彼を囲んだ皆が、今か今かと彼の視線を待っているような妙な緊張感がこの島には漂っている。
彼は一通り座っている客のオーダー通りにカクテルを出し終えると、私の方に向き直って少し上半身をのり出した。
「で、僕からは何を聞きたいの?」
軽いウィンクと共にこぼれる白い歯が、やけに爽やかだ。
「あの…。」
私は思わず口籠った。
その反応を楽しむようににやりと笑うと、Kenは私に一瞥を残し、おもむろに冷えたフルートグラスをカウンターに置いた。カランという小気味良い氷の音と赤いスピリッツを注ぐ音…そして最後に軽くステアする時のカラカラという軽快な音。
ぼんやりとその動作を見つめる私の前にそのフルートグラスが差し出される。
「君の頬と同じ色のスプモーニ…。」
(うっ!まじ?!)
鏡を見ようとバッグの中に手を突っ込みながら私は聞き返した。更に赤い顔をしながら。
「え!?私にですか?」
「そう、早く飲んで。カクテルの賞味期限は10分だから…。ね?女の子より繊細だろ?」
(や、やられた…)
そんな瞳でそんな事言われたら私も目がハートになりそうよ…。

つづく(爆)