中華風冷やしイケメン韓タレ添え★BLOG de Diary

♪中華明星も韓国スターも好きな私の徒然日記♪

グロいのに清らかな「アジョシ」

2012年03月29日 | 本と映画の話



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先日、やっと!や~っと!ウォンビン主演の映画「アジョシ」を観ました。
期待通りのカッコ良さと期待通りの感動の結末!
やっぱりウォンビンくんのカッコ良さは半端じゃない!
お顔の美しさも半端じゃない!


でも、いつも思うんですが、どうして韓国の黒社会の描写ってこうなんだろう?
いや、私はこういうのはキライじゃないし、そうこなくちゃ♪っていう満足度も大きいのですが、
これは…こえ~~っ怖すぎるっ!てか、ちょいグロ!
日本のヤクザ映画がいかに義理人情にあふれていることか?!(あくまでそういう描写なだけだけど)
前に『新宿インシデント』を見た時も衝撃でしたが、やっぱり大陸マフィアは島国の日本とは考え方が根本的に違います。
でも、だからこそ面白い。

話題の子役キム・セロンもさすがでした。
でもすごくカワイイというわけでもないのにあのオーラはなんでしょうね?
ウォンビンくんのオーラにもひけを取らない存在感でした。
物語は韓国版『レオン』みたいなものかな?と勝手に想像していたのですが、二人の関係性も動機もレオンとはまったく違い、とても斬新で説得力があります。
しかもあれだけグロく衝撃的な映像、および衝撃的な内容にもかかわらず、最後は涙がでるほど"清らか"です。
私はボロボロ泣きました。
コレもひとえにウォンビンの美しさと、キム・セロンの存在感ゆえだと思います。
みぞおちが締め付けられるような辛い映像と内容の果てに訪れる清らかなカタルシス。これは一言でいえばそんな映画です。
もちろん!イケメン好き必見!!おすすめです。

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遠きにありて想うもの

2012年03月27日 | ピーター・ホー
鳳凰網3/26付記事より
3月25日青海衛星テレビは、北京で“幸福微電影”の番組発表会を行なった。
これに何潤東(ピーター・ホー)、映画監督の張揚(チャン・ヤン)、焦恩俊(ジャオ・エンジュン)、黄奕(ホァン・イー)、女性シンガーのラウル・シャン、劉芸(リュウ・イー)ら、微電影(ショートフィルム・短編映画の意)に理解を示すスターが集まった。
(以下省略)
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また、この記事によれば…
中国化粧品網3/24付記事より
2012年3月18日、日本5度化粧品有限公司のグループブランド・瑪思紅が、映画・テレビ・歌手で活躍中の人気スター、何潤東を正式にブランドイメージキャラクターにした。
瑪思紅はMAXREDといい、MAX=最大・RED=赤、の造語で"最出色"(最も優れている)を意味する。
異なる人生のすばらしさを、さまざまな役柄で演じきり、日々発展している何潤東は、このブランドイメージを強力にアピールできる。
何潤東は近日中に広州で契約の予定。
平面広告はすでに撮影が終っており、4月には広域に消費者の目に触れるだろう。
----------------------

…ということですが、ピーターは「楚漢伝奇」の撮影の合間を縫ってあっちこっち飛び回ってるようですね。

さて、気になるのは化粧品イメキャラの記事です。
日本5度ってあるので、私は一瞬、日本でも展開してくれるのかと思っちゃいました。
それは冗談として調べてみたら、日本系列のブランドではなく、あくまで中国のブランドらしいです。
紛らわしい社名だ!(爆)
しかし、ピーターの写真もこうしてあることだし、ブランドのイメキャラになる(予定)というのはガセではなさそうですね。
楽しみです!

先日、新華社通信の日本語サイトを読んでいたら、日本人に人気がある華流スターという記事があり、
見て行くと、出ているのはジャッキーチェン~アンディーラウ…などなど全部大物ばかり。
日本人に人気というより、ざっくりと世界的に知られている中華スターばかりでした。
でもその中にF4があり…期待してめくって行ったら…やっぱりピーターはいませんでした。
もし、あったらえらいことなんですが。だよな~と思いつつ…まぁ胸中は複雑なガセが、いや、風が吹き抜けたわけです。(笑)
このデパートの化粧品売り場の写真を見てふと思ったのは、
現地のファンは、デパートでこんな風にピーターの広告を見ながら、春の新色リップを選ぶんだろうか?と想像しつつ…もし、日本でこの風景が実現したら、さぞや楽しいショッピングになるだろうな~。。。などと、いろいろ妄想は尽きず。
多分、このクラスの華流スターファンって届きそうで届かない"遠きにありて想うもの"的な存在だから続くんだろうな~と、思ったりもします。いまさらですが…。

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泡沫の夏「第24話」(最終回)

2012年03月24日 | 泡沫の夏
以下ネタバレしています。



歐辰(オウ・チェン)が、とうとう夏沫(シャー・モー)との別れを決意しちゃいました。
撮影所にも来なくなって、夏沫が寝たのを確かめて帰ったり、最近は避けてばかりです。
夏沫は、そんなことこととはつゆ知らず、撮影所で歐辰っぽい人の後ろ姿を見つけ…
顔をみてがっかりしたり…と、ちょっと可哀想な状態が続いています。
あの後ろ姿はないと思うけどね~(笑)

しかし変わったものです。
ブラック歐辰が撮影現場に現れた時なんか、恐れおののいていましたよね?
すっかり形勢逆転?

夏沫が電話をしても、無理して出ない歐辰。

ここは歐辰の『無理してるな~』というのが表情によく出ている、芸が細かいいいシーンなんだけど、
私は後ろの社員役の方の表情が気になって気になって…
ピーターの顔に集中できませんでした!(爆)
半ボケなのに、この後ろの方もかなり芸が細い!
二度目の視聴の際は要チェックね!(どーでもいいか?笑)

さて!以下は見所!


そんな中、夏沫は歐辰に見せるために、赤ちゃん日記を撮っていました。
一人それを観る歐辰は…
壁に映し出されたお腹の子供のエコー写真に愛おしそうに手をあて。


歐辰「こんにちわ。…はじめまして。」
はわーーーーッ!
にいはお!にいはお!にいはお!(爆)
もうツボですこれーーーーー!!
可愛すぎる!!!!
そんな1人でひっそり呟くな~!!泣けちゃうんじゃん!


ようやく映画もクランクアップし、楽しそうにお花に水をやる夏沫をみつめる歐辰。
夏沫「…どうしたの?」


歐辰「…君が楽しそうだから、嬉しくて。」
っくーーーーッッ!!美しい!
目にが合わせて4っつもあるじゃないですか!
画面を観ながら「おぉ!」って声が出たのは私だけではあるまい!
嬉しいけどこれから別れなきゃいけない自分の嘆きも含めた憂い顔?(勝手に解釈!)
そんな複雑な想いを込めた、これが見とれる演技ってヤツですか?
私はあなたに見とれたよ~(爆)


その上、歐辰はいつの間にか子供部屋まで用意していました。
赤やピンクの可愛い女の子用の子供部屋を発見した夏沫は喜びます。

夏沫「全然気付かなかった。いつの間にそろえたの?」
歐辰「それがリーダーの時間管理さ。教えないよ。」

おー!かっこいい!さすがだわ。私も参考にします!
夏沫「冗談も言えるのね。でも男の子だったらどうするの?男の子にピンク?リーダーにしては詰めが甘いわ。」
笑う夏沫、しかし、動じない歐辰。
歐辰「おいで。」
向かいの部屋へ夏沫を連れて行くと…
なんと男の子用品であふれた部屋がある。

歐辰「男の子ならこの部屋。女の子はあっちだ。」
や、やられたーーーー!
そうだよ、ここは豪邸、歐辰は御曹司!
詰めが甘いのは私だったわ!
お金持ちはやることが違うぜ!

しかし歐辰!ここまでやってあげて、夏沫が好きでしかたないくせに!まだ別れるつもり?
夏沫だって完全に歐辰に向いてるでしょ?どーしてそれが分らないのか?
ったくーーー!ドラマとはいえ歯痒いったらありません!

しかし、気持ちはすれ違ったまま物語はクライマックスへ…!


「画境」の演技が評価された夏沫は、金鹿賞の主演女優賞にノミネートされる。
夏沫は「一緒に行こう。」と歐辰を誘うが断わられる。
実はこの日に歐辰は家を出るつもりだった。
みごと主演女優賞を獲得した夏沫。
それをテレビで確認した歐辰は、夏沫のスピーチも途中にテレビを切り、一人ひっそりと家を出る。

あーありがち!ちょっとー!夏沫のスピーチを最後まで聞いて~!

そして始まる歐辰の手紙の独白。
ここで始まるBGM「我記得我愛過」
ささやくように歌い出すアカペラの声が気分を盛り上げました!!
ピーターも黄暁明に負けず劣らずセクシーーーー!!

夏沫へ。
君がこの手紙を読む頃、俺はフランス行きの機内だ。どうしても別れを言い出せず、手紙にしたよ。
初めて会った日、君は両手を広げて俺の車を止めた。
恥ずかしい話しだが、14歳の俺はその時から君に恋をしていた。…
…澄が亡くなった時、もし洛熙(ルオ・シー)が側にいれば、好きな男が支えてくれたら、絶望のあまり心を病むこともなかっただろう。…
…君にとって家族は宝物だ。子供のためにも永遠に俺の側で彼のことを忘れようと努力するだろう。
でも愛する人と人生を共にするが本当の幸せなんだ。だから俺は身を引く…。
俺は子供の父親だ。君がどんな決断を下そうと君と子供を一生愛し続ける。


うえ~~ん!!
なんて切ない手紙なんだろう~でもね!それは誤解よっ
っつーか決断って何~???


そのころ夏沫はスピーチの最後に…
夏沫「…最後に、私の主人に感謝します。私が絶望の淵をさまよっていた時に、あなたは私の心が折れないように手を握りしめ、励ましてくれました。
あなたなら、きっとたとえ地獄の底でもついて来てくれるはず。
あなたなしでは乗り超えられなかった。ありがとう歐辰。」


この地獄の底のくだりはよかった!
そう!その通り!歐辰ってそういう人。



ようやく空港のテレビでそれを歐辰が聞きました。
あー!良かった!

…がしかし!

それを振り切るように行ってしまう。
ちょっと待てーーー!
もう汗かくわ~(笑)


一方、夏沫は歐辰が家を出た事を知り、スピーチが終わるや否や会場を飛び出す。
なんで珍恩(チェンエン)からメールが来たのか知らないが、細かい事はどーでもいい!走れ!!
しかし空港に着いてもなかなか会えない。
回るカメラワーク!


ぐるぐるぐるぐる歐辰を探す夏沫…
って、ちょっと回り過ぎ~~!!!
早く見つけろー!!

必死に空港の人ごみの中を探すが見つからず、とうとうあきらめた夏沫は肩を落として出口へ…。
えー!!?
と、二人の間を遮っていた団体が去り…


あー!歐辰が先に見つけた!
そんな顔すんなら早く声かけろよーーー!


しかし、すんでのところでぐっと押さえて
声をかけず行ってしまう歐辰。
待てーーー!歐辰!早く振り向けーーー!夏沫!
まだひっぱるのかーーーーー!?(爆)

…と思ったところで。
夏沫「歐辰!」

おーーーーやっと見つけた!ひっぱりすぎだぜ、もぉ~
しかし、ここまで引っ張ったのは最後の盛り上がりのためよね?


夏沫「歐辰行かないでお願い!」
歐辰「夏沫、これ以上俺の過ちで君を苦しめたくない。俺がいたら君は自由になれないんだ。」
夏沫「私だって何度も過ちをおかしたわ、離れたくない!洛熙とは終わったの!今はあなたの妻よ。…」

言え!言うんだ!ジョーーー!!(落ち着けっ)


夏沫「あなたを愛してるの!」
言ったーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!
この一言を待って24話~~~~!!!
これぞホントの
ゴーーーーーーーーーーーーーール!!!

思わず抱き寄せる歐辰。

歐辰「これがウソならどんなに残酷か分るよな。」
うわーーーん!分る!その気持ち!
夏沫「"信じて"とは言わない。証明してみせるわ、私にチャンスをちょうだい。」
そして抱き合いキスする二人。

いや~…長かった。そしておめでとう歐辰。
もしかしてこのためにあったお話だと言っても過言ではないと思います。
しかもここでする二人のキスは、もしかしてこれがホントの意味での
歐辰と夏沫のファーストキッスといってもいいのでは?
しかし、最後の最後までこれを出し惜しみするなんて!やっぱりあなどれん!泡沫の夏!(笑)

そんなワケでこれでやっと二人は結ばれめでたしめでたし!
なんだけど!
洛熙はどーしたの?!
ちょっと私は最後に突っ込みたいっ!



臨月を迎えた夏沫と歐辰は、澄(チェン)の個展を終えた後、昔の思い出が残る公園へやって来る…。
すると、どこからか聞こえて来る黒猫ミルクを歌う子供達の声。
見ると…子供達に囲まれた洛熙がやってくる。
かるく視線を合わせ微笑む3人。



ふ~っとシャボン玉を吹きながら子供達と共に去って行く洛熙と、
反対方向に手をつないで歩いて行く二人。
そして…
-全劇終-

…えーーーーーーーーー!!これで終りっすか?
洛熙、君はそれでシアワセか?!
まるでハーメルンのナントカ?で、その子たちをどこへ連れて行くの?
子供達も、いーやーいーやーって叫んでるよ?(歌ってるんです!爆)
沈薔(シェン・チアン)は何のために別れたのか?!
いやいや、きっとこれで家に帰ると沈薔が待っていて、
「また子供達を連れて来たのね!」
「えー!だって俺国民的イケメンだからさ、子供からお年寄りまで誰にでも好かれちゃうんだよ♪」
…なんて会話が繰り広げられるんだわ。と、妄想しておこう!
とにかく最後は二人が結ばれハッピーエンドだったのは良かったんだから。洛熙もきっと幸せなのさ!


ということで、
拙いながらも、私的にはドラマを観た人も観てない人も読んで楽しい(笑える)レビューを目指してみました。
突っ込みばかりのレビューでしたが、お楽しみいただけたなら嬉しいです。
(本当はもっと突っ込みたいところ数々…笑)
長い間、読みに来てくださったみなさま、ありがとうございました。

BSジャパン「泡沫の夏」
※月~木・昼12:00~再放送中

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泡沫の夏「第23話」

2012年03月16日 | 泡沫の夏
以下ネタバレしています。



夏沫(シャー・モー)が「画境」のヒロイン役に抜擢されました。
そして相手役はもちろん洛熙(ルオ・シー)。

でも撮影が始まっても台詞を言うとき以外はもとのままのしゃべらない夏沫。
撮影が終わるとまたウォークマンを聴くだけなんですけど、
いったいどーゆー症状なんだ!
というか、澄もよくそんなにたくさんの会話を残しておいたもんです。
でもこの回想がまた泣けるんだよね。
そんな彼女が、歐辰(オウ・チェン)も洛熙もそれぞれ心配でならない様子。
なんとかしたいと思う歐辰ですが、あい変わらず…

夏沫の台詞に線を引いてあげたり…
朝食を作ってサンドイッチを口に運んだり…とよく世話をします。


歐辰「今日から撮影だから、食べないと力がつかないよ。」

ぱくっ…
やっと食べた夏沫に、ホッとして次は…

歐辰「牛乳だよ。」

ゴクゴク…
って!
夏沫おまえは犬か!!
…と突っ込みたくなったけど、
食べさせてる時の歐辰にはちょっとキュンときた!
多分本当のワンちゃんを世話してる時のピーターもこんな顔してるんでしょうね。
そして撮影所に行けば「衣装を変えるよ。」と靴を履かせたりしちゃったりして~
いや参った参った!
犬でもいいから、私が変わりたいです。(爆)

また"歐辰はお坊ちゃん"だと、ことあるごとに言っていた洛熙も、
こんな歐辰を見て、何かを感じたようです。


撮影中だけは夏沫は自分のものだけど、
終わると…
その時、ふっと見せた悲しそうな微笑が印象的でした。 いつ見ても美形!

そんな中、潘楠(パン・ナン)に言った洛熙の台詞です。
洛熙「夏沫を記憶から消そうと努力してきた。出会ったことを後悔し、存在すら否定した。
でも今は…夏沫が生きている、話しもできる。それだけで満足だ。」

潘楠「…変わったね。」

また、撮影の待ち時間には、夏沫にこう言います。
洛熙「昔聞いた話が忘れられない。
"不可能を受け入れる冷静さをお与えください。可能を実行する勇気をお与えください。
両者を見極められる知恵をお与えください"
…君は澄(チェン)のために出来ることはすべてやった…。
それでも無理なら受け入れるんだ。お願いだ。澄のためにも強く生きてくれ。」


ひと皮むけた洛熙。いいですね!
しかし、これ誰の言葉なんでしょう?いい言葉だわ。

ところが、歐辰の方も洛熙のこんな様子を見て思う所があったようで、
いよいよ主人公『澄』が死ぬと分るシーンでは、
どうやって夏沫を悲しませないようにするか?考えていました。
そんな時見つけたのは、澄が残した夏沫宛の手紙。
歐辰はそれを洛熙に託すのです。


歐辰が撮影の合間に洛熙を呼び出す。
歐辰「相談があるんだ。」
何かを考えるように一呼吸おく洛熙。
洛熙「この映画はあんたの企画なんだろ?指示に従うよ。」
おぉ!そうだったのか~!
前回、西蒙(シー・モン)に電話をするシーンがあったのはこの件だったんだ。
介護ばっかりしてたと思ったら(笑)きっちり仕事してたんだ!
さすが歐辰!!

歐辰「いつ気づいた?」
洛熙「あらすじを見た時だ。物語の中に夏沫と澄の影が…
あんたが夏沫のために作ったんだろ?」

洛熙を見る歐辰
歐辰「秘密にしてくれないか。マスコミに騒がれたくない。」
洛熙「…分かった。でも、一つだけ教えてくれ。なぜ俺に澄の役を?」
歐辰「夏沫のことを一番理解してる役者だからだ。それに君なら役の心情が掴めるはずだ。」
洛熙「俺が彼女を奪っても?」
歐辰「君といることで夏沫が立ち直るなら俺は身を引く。」
洛熙「…相談って?」
歐辰「読んでくれ。」

洛熙に澄の手紙を渡す歐辰。

いいわーこの絶妙な信頼関係!
初めて普通に話せたんじゃない?二人とも前のような険がありません。
1人の女性をめぐってとことんぶつかった末の関係という気がします。
まさにこれぞ!
男気!(笑)



その後、ドラマのシーンに合わせて主人公・澄(洛熙)が澄の手紙を、ヒロイン(夏沫)に読んで聞かせる。
洛熙「この手紙が届く頃たぶん僕は天国にいるだろう。…悲しまないで。」
洛熙が言う台詞の声に澄の声が重なる。
いかん!また涙が!!
澄『姉さん…僕がいなくなっても悲しまないで。
…姉さんが笑顔なら僕は百倍嬉しい。でも悲しい顔してたら僕は百倍悲しいよ。
だから、僕のために笑顔でいて。いつも幸せでいてね、ずっと愛してる。』
洛熙「…澄より。」



澄の天国からのメッセージを理解した夏沫の表情です。
…感動~!


これで夏沫がようやく立ち直りました!
これは、歐辰の力だけじゃなく、洛熙もいたからこそだと思います。
歐辰&洛熙、男二人の二人三脚っつーことでしょうか?
えぇ~い!やっぱこのまま3人で暮らせっ!てか、夏沫いらん!男二人で旅に出ろ!(爆)

その後夏沫に歐辰の子供が出来たことが分ります。
おー!そうくると思ったわ!!

子供が出来たと知って喜ぶ歐辰

歐辰「夏沫、俺たちの子供が…家族が出来たよ。」
一筋の涙が玉のようにぽろっ…
美しいッ!(ホント美しいわ!『玉の涙』はまだお肌にハリがある証拠!
良かったね歐辰!

でもそれを聞いた洛熙の顔は複雑でした。
差し伸べた手に、ためらいとあきらめを表現したのよね?
ところが歐辰の方も洛熙にはいつも先を越されてる感が募ります。

せっかく澄のお墓参りを一緒にしようと、お花を用意して夏沫を誘いに来たのに…
すでに洛熙と一緒に来ていた夏沫。
それをこっそり見つめる歐辰(※背後霊じゃありません・笑)


歐辰近っ!つーかこんなに近いんだから二人とも気付けよ!

ということで、歐辰はことごとく、洛熙に先を越されて、なんだかホントに身を引きそうな気配です。
せっかく子供が出来たんだから、お願いだよ、
歐辰「遠くから見守る。」とか消極的なこと言ってないで!
そのままでいようよ~
じゃなきゃ、ヤバいでしょ?だって生まれる子はどーするんじゃい?
元に戻った夏沫も、かなり歐辰に向いてるのに!
なのに、まだ行き違う二人はかなりはがゆいです!

あ、そうそう!余談ですが、
きっと生まれて来る子は男の子で、夏沫は"澄"って名付けるんじゃないかと。
でも、もしかしたら歐辰からも一字とって"澄辰"とか…、と考えて気付いた!
"チェン・チェン"ってそれじゃパンダだろーーーーー!!?(爆)
…と、くだらないこと書いてる間に、次回はいよいよ最終回です!

BSジャパン「泡沫の夏」

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泡沫の夏「第22話」

2012年03月14日 | 泡沫の夏
以下ネタバレしています。



うわ~ん!!澄(チェン)が死んじゃったよ~~!!!!
夏沫(シャー・モー)が死んだばかりの澄と話す幻覚シーンは、
まるで『フランダースの犬』の最終回のようだったわッ!!
「眠いよパトラッシュ…。」…そう、これ!(爆)
あ"~~ダメだ!また涙がっ!


澄のモニターから心音が消えても、夏沫は表情も変えず、枕元で話しかける。
夏沫「聞いて。」
澄の心拍が一拍波打つ
夏沫のイメージだね
夏沫「聞こえる?」
澄『姉さん。』

目を開ける澄
こえ~(爆)…いや、これはちろん夏沫の思い込みです。それとも願望?
夏沫「さっき死亡宣告を受けたのよ。」
澄『そんなバカな。約束したでしょ?"ずっと一緒にいる、絶対に離れないって"。』

ニッコリと微笑む澄
夏沫「覚えてるわ、だから信じなかった。ほら、泣いてないでしょ?ダマされないわ。」
澄『僕は死なないよ。姉さんと離れたくないから。』
夏沫「あなたは死なないわ。神様は公平だから…人に与えた分だけ奪っていくの。澄には何も与えてないのに、命まで奪うはずがない。」


そんなわけで、今死んだはずの澄と話す夏沫。
このシーンは澄の死を受け入れる事が出来ない夏沫をよく表していました。
だって今まで何のために夏沫は生きてきたと~?このショックは半端じゃありませんからね。

また夏英柏(シャー・インボー)も…ひとり墓前に花を手向けて泣きます。
澄はお父さんに手紙を送っていたんだね。
ホントにいい子だったわ~…


しかし、ここからが大変です!
澄の死で夏沫は、おかしくなってしまい、
食べない寝ない話せない抜け殻状態になってしまいます。
医者の薬でようやく眠りについた夏沫の手を取り、歐辰(オウ・チェン)は…。

歐辰「充分に眠ったら家に連れて帰るよ。君と澄の家に…。
誰にも邪魔されない。俺だけが24時間君のそばにいる。
夏沫、知ってるか?俺だって怖いんだ…。
君を失うのが怖い。もし、君が逝ってしまったら…俺も後を追う。
二度と君の手を離さないよ。」


もー泣かせるじゃないですか!!そんな好きかッ?歐辰!そんな好きかっ?そんな好…(もういいって!笑)

そしてあの黄色い家に帰った夏沫は…
澄が残しておいた夏沫との会話の録音を見つけます。

そういや、澄くんは病気のせいで耳が悪くなっていましたよね?
こんな仕掛けがあったなんて、にくいじゃないですか!


澄との会話を聴きながら。
あっちの世界に浸ってる表情の夏沫。
いい表情だ!
ふわっとしてそれでいて哀しいね…でも幸せな思い出し笑いです。

そこへ、歐辰が入って来る。
かすかに微笑んでいる夏沫を見て…


おぉ!!こっちはもっといい表情だ!!

そしてそっと片方のイヤホンをとって聞く…

うッ!
いや~んステキ!
暖かく包む混むような優しさの中に切なさも混じってるような…そんな複雑な表情です。
この一連の動作と表情に私はぐっとキました!
…何だか耳もこそばゆかったし!(爆)

昔の俺様ブラックな歐辰も、とーーーーっても色っぽかった(カッコ良かった)けど、
最近はこういう表情するから油断出来ないわ!(笑)
ホントにあの冷たーーーーい目をしていた人がこうも変われるなんてって偉大だね!
というより、ピーターって凄いね!


さて、こんな風に日がな一日、澄との会話を聴いている夏沫を
甲斐甲斐しく世話する歐辰もよかったです。
しっかし…腎臓あげて身体張った後は、今度は介護まで~!(爆)
どんだけ尽くす?歐辰よ。

とにかくよく世話します。
抱き上げ…歩かせ…食べさせ…話しかけ…

食べさせた後口を拭く歐辰。でも吐き出してしまう夏沫。

いや~!いいわ!私も一度こんな風にやってもらいたいものです。
あ、でもそれじゃ老◯ホー◯になっちゃうかしらん?おほほ!(笑えね~!

でもまったく無反応の夏沫。
どんなに一生懸命尽くしても、ぜんぜん回復しない夏沫に、歐辰はつい…
「澄は亡くなった。もういないんだよ。目を覚まして、現実を受け入れるべきだ。」
と言ってしまいますが。
それを聞いた夏沫は…
息も絶え絶え…しゃくりあげるばかり。。。。
バービィのこの泣き方!!!上手いんだからも~!
もらい泣きせずにはいられませんでした!

それを見て…優しく頭にキスする歐辰

「ゴメン。もう言わないよ。」

……っく~~!!!!!!
鼻血ブーだわ!も~、ブーよ、ぶ~!

(興奮のあまりもはや稚拙な表現しか出来ない状態

極めつけはコレ!
夏沫がいつも聞いてるウォークマンに自分の気持ちを録音した歐辰の言葉です!

「夏沫…俺は今すごく幸せだ。
君の心はここにないけど、24時間そばにいて君を見つめていられるから。
正直言うと俺も皆と同じように君の回復を願ってた。
でもやっと分かったよ。
君は今、澄と一緒にいるんだね…。
なのに呼び戻して澄から引き離すのは残酷だ。
だから安心して一緒にいればいい。
誰にも邪魔されないよう、俺が君を守ってやる。」


号泣っすよ!!
本当に愛して、そしてすべてを受け入れる寛容さがなければ言えない言葉!
歐辰、本当に愛を知ったんだね~



一方、田舎に引きこもって、沈薔(シェン・チアン)と暮らしていた洛熙(ルオ・シー)は、
夏沫の様子を新聞記事で知り、荷物をまとめ始める。

おっとー!考える間もなくですか?
せっかく沈薔がいるってのに、この早い決断はどうよ?
前回、雰囲気たっぷり
「さよなら母さん、さよなら夏沫…。」と言ったあなたはどこに?(爆)

それにひきかえ、沈薔は泣く泣く
「せめて私から先に去らせて。」と潔い!
でも分かる!その気持ち!
本当はこのシーンの前後、沈薔と洛熙との想いがよく表れている、とてもいいシーンがあるのですが、そこはカットなのね~
二人の間にも愛と葛藤があったようです。


キリッと前を向いて去って行く沈薔。
このドラマの中で、一番良い役だと思う。
みんな彼女を見習おうよ!


そんな彼女を見送りながら…
洛熙「君は俺にとって永遠に大きな存在だ。」
足向けて寝られない、というのはこういうことでしょうか?
でも、コレばっかりは仕方ないよね。洛熙も自分の気持ちにウソはつけない。

そして…
黄色い家に着いた洛熙が見たのは…
心ここにあらずの、視線が定まらない夏沫でした。



洛熙「お前には任せられない!これからは頻繁に来るからな。」
と歐辰を殴る洛熙。いてっ!
そう!その目よ洛熙!水を得た魚のようだわ!
火事とケンカは江戸の華!?


そんなわけで、洛熙は澄のためにごはんを作る夏沫と一緒に台所に立ったり、ギターを弾き語ったり…
目的は歐辰も洛熙も夏沫の回復だから、三人で同じ屋根の下、ヘンな三角関係に突入です。
私が夏沫ならこのまま3人で仲良く暮らすぞ!

そこへ、新たな映画「画境」の出演依頼を珍恩(チェンエン)が持って来ます。
主人公の名前は『澄』。その主人公が死んでも想い続けるヒロインの役です。
まるで夏沫のために作られたような話だと言う珍恩。
それに初めて反応を見せた夏沫を見て、
歐辰は、オーデション会場へ連れて行きます。



『澄』と聞いて、突然夏沫が今聴いただけの台詞をしゃべり出す。
夏沫「あなたが死んだなんて信じない。ほら、泣いてないでしょ?ダマされないわ。」
ここで最初のシーンと台詞が連動するんだね!
あわてて続きの台本を読む珍恩
珍恩「澄は死んだのよ。あの日病院に担ぎ込まれた時はもう手遅れだった。」
言いながら、思わず泣いてしまう珍恩


夏沫「…死んだの?」
きた!!覚醒だ!
一筋の涙が頬を伝う。それを見て驚く歐辰。
夏沫「…だからごはんの時も出てこないの?」
上を向いて気付いたように泣き出す夏沫。
夏沫「…なぜ私を置いていくの?…澄…どこへ行こうと必ず探し出すわ。」
泣き崩れる夏沫。

な、泣けた~~!!
ここはホントに感動的でした。
さすが夏沫!
どんなに自分を失っていても
「やっぱりあなたは生まれながらの女優よっ!」
つ、月影せんせ~~い!!(爆)

BSジャパン「泡沫の夏」

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