

平安の輝きでございます。こんな、すっかすかの葉っぱでも頑張って大輪、咲かせてます!
いやいや、頑張ってて本当に偉いよ。尊敬する。くるりの頭、深々と下がります。
頭が下がるといえばマイケルにも少しだけ頭が下がる。朝顔には90度のお辞儀、最敬礼を通り越して、もはや拝の勢いだけれど、マイケルには会釈くらいかな。
というのも。マイケルは在宅勤務が週に4日、出勤は1日のペースで仕事をしているのだけれど、在宅日には家事を少々やってくれるようになった。少々だけど。
ちなみにゴミ捨てについては臭いがダメなマイケルは可燃ごみの日にゴミ袋を放り込んでくることしかできない。ゴミ置き場で仕分けが必要な缶や瓶は捨てられない。ビールやお酒で缶と瓶のゴミを大量排出するのはマイケルだけなのに。
今どきの男性は家事なんて結婚当初から率先してやってくれる人が多いと思うのだけれど、マイケルは遅咲きなのだ。
昨日も天気予報を見て。「今週は今日を逃したら洗濯物が乾きにくい」と聞くやいなや、洗濯機の前へゴー。ミルキーのブラジャーやわたしのストッキングを洗濯かごから取り出しては洗濯の網に入れていた。
干し方や畳み方はわたしの好みではないけれど、そこは見ないふりをする。ピシッと干さないし畳まない、ふんわり干してふんわり畳む。そして角が角になっていないのだ。四角いタオルを角なく畳む。逆に難しい。
そこへいくと、ミルキーはわたしを完コピしているので、全てにおいて安心。だけど、めったにやってくれない。悩ましい。
とにかく、マイケルはやってくれるだけマシなのだ。
帰宅すると、椎茸が計量カップの中で薄茶色の水の中でブヨブヨになって浮いていた。ちなみに干し椎茸ではない。
ミルキーがいたので、これは何かと聞くと。
「それやったのお父さんだよ。お昼にラーメン作ろうとしたらスープが椎茸の袋にかかって、中の椎茸にもスープがかかっちゃったんだって。濡れた椎茸ドライヤーで乾かそうとしたけど乾かなくてお水に浸けたみたいだよ」
飛び散ったラーメンスープが置いてあった椎茸にかかった。こんなことはあるだろう。
でも、そこから椎茸にドライヤーをかけるとか、かけても乾かないから水に浸けるとか。ちょっと面白いんだけど。
ブヨブヨの気持ち悪い椎茸を見て。
やっぱり90度、頭を下げるのは無理だな。会釈でさんきゅーです。引き続き、よろしくです。