1月にバイトの先生に、膝の痛みと腫れを訴えたが何らかの炎症があるで一蹴された。あれから4ヶ月。
わたしの膝は全く良くはならず、酷くなる一方。痛いし、腫れの原因も知りたいしで、専門分野だけではなく患者の現状を診てお薬の処方を考えられるという常勤のS先生に乗り換えてみた。
先生によっては整形外科的に断薬の処方をし、結果心不全が酷くなることを指摘すると「だって、僕、お薬のことわからないもん」と返す先生もいるのだとか。その先生は骨を切ったり削ったりするのは得意らしい。(ミルキー伝)
MRI画像で膝の中に水がたまっていることがわかった。わたしだって押せばぶよぶよしてたから、それくらいわかってたけどさ。
両膝の半月板にヒビが入っているはずなのだけれど、それよりも靭帯が緩んでるけれど何か大きな怪我をしたことはあるか?と聞かれたが、記憶なし。
「変形性膝関節症と考えられます、ちょっとそこに横になってください」
膝の裏やお皿の周りを触ったり、膝を曲げたり、左右差を確認したり。
触診の後、唐突に「ハリ、さしていいですか?」
「ハリですか?」
「はい、注射針。痛いですけど」
「痛いんですか?」
「痛いと思います」
「針さすとどうなるんですか?」
「針をさして溜まっている関節液を抜くんですが、それを調べると情報が増えます。で、代わりに痛み止めを入れます」
「我慢できないくらい痛いんですか?」
「痛いですよ、でもみんなやってますから」
(みんなやってるっていうのが曲者だけれど、確かに膝の水を抜くってよく聞く)
「・・・お願いします」
「痛いですよ」
(何度も痛いって言うなー)
「お願いします」
「誰かー!○△✕持ってきてー!」
ドキドキして待った。痛いのは嫌い。
若い誰かが○△✕を持ってきて、先生の掛け声「3、2、1」
なんか、1と同時にさされた感じ。そこそこ痛い。ブスっとさしたまま、抜かない。若い誰かにまたお薬を持ってきてもらって抜いた代わりを入れてくれたようだ。
「ちょっと、立ってみてどうですか?これだけで楽になる人もいるんだけど。階段降りてみないとわからないかな?」
全然、わからん。わたしは階段の下りが辛いのだ。
「はい、これ膝が痛い人にお渡ししている冊子。大腿四頭筋鍛えてください。で、自分で頑張ってトレーニングしてもいいし、ヒアルロン酸注射を2週間ごとに打つっていうのもあります」
冊子をパラパラっと見たけれど、これくらいのトレーニングなら十分以上にやっているので、ヒアルロン酸を入れてもらうことにした。
見せてくれた関節液はオレンジ色で、ネットで調べたらオレンジ色は変形性膝関節症に多いとあった。確定なのかな。なんか、一気におばあちゃんになった気分だ。よくなるのかな、わたしの膝。

予約しても数十分待たされる。予約しなければ数時間待たされる。

ぶっとくて失礼(^^;)先生、上手に打つものだ。ちゃんと刺したいところに刺す。